石川県立図書館/大型絵図・石川県史

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第二章 加賀藩治創始期 第八節 社稷の危殆
鋭鋒時に露はる
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
常傳へ聞きて、意に直孝の輕忽謹まざるを惡む。異日利常隱棲の後登營せしに、諸侯列座
の中に於いて直孝は、大坂の役に從へるものその功誰か老夫の右に出でんやと言ひて、傍
に人なきが若くなりき。利常徐に直孝に謂つて曰く、...
緒言
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
に拘らず、女子と小人との頻に策を失ふを憫み、積年の病苦に意氣沮喪して、高陵郊外一
坏の土と化し去れり。大坂の役は、利長物故の後六ヶ月にして起る。利常が婦翁秀忠の爲
に最善の努力を致したることは論なく、豐臣氏最後の...
第二章 加賀藩治創始期 第八節 社稷の危殆
隱忍韜晦を藩是とす
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
レ存候。公儀にも油斷のならぬ御人と御老中方も可レ被レ存候。』といへるによりて知る
べし。然りといへども大坂の役後、利常何の見る所ありて陰謀を企圖せんや。幕吏の他を
強ふるも亦甚だしといふべきなり。而して是より後加...
第三章 學事宗教 第三節 漢學(下)
前田利常
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
を左右に侍せしめ、彼等の經歴せる所を語らしめて治國の參考に供し、又小瀬道喜を京師
より招きて之を祿し、大坂の役・天草の亂相踵ぎて未だ文藝を談るの餘暇なきに拘らず、
尚能く太平記・吾妻鏡を讀みて古今の治亂成敗の跡を...
第三章 學事宗教 第十節 佛教
寶圓寺
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
石二斗五升を受け、前田氏最初の香華院たり。元和元年檢地の際寺領減じて二百十三石六
斗となりしも、後藩は大坂の役に於ける戰死者を弔はんが爲別に祠堂銀を寄進し、士民に
貸附利殖せしめたりしを以て、法輪食輪並びに輾轉の...