石川県立図書館/大型絵図・石川県史

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第五章 加賀藩治終末期 第三節 錢屋五兵衞
五兵衞と外國貿易
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
、恐らくはこれありしならんと想像するに止り、固より牢乎として拔くべからざる證跡の
存するにあらず。且つ外國貿易の事が疑獄の原因となりしにもあらずして、裁判の進捗中
未だ一たびもこの問題に觸れしを見ざるなり。然らば...
第五章 加賀藩治終末期 第三節 錢屋五兵衞
外國貿易説 其一
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
藩の留守居役某幕吏と會談せしことあり。時に幕吏問ひて曰く、貴藩宮腰の商人に錢屋五
兵衞といふ者ありて、外國貿易を爲せりとの風聞あり。足下之に關して聞く所あらざるか
と。是に於いて某は執政に上申し、委細に査覈したる...
第五章 加賀藩治終末期 第三節 錢屋五兵衞
致富の源因
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
飜つて思ふに、錢屋が外國貿易を行ひたる形跡は、全くこれ無かりしとは斷言すべからざ
るにもせよ、その巨富を致せる所以は外國貿易に因り...
第五章 加賀藩治終末期 第三節 錢屋五兵衞
其九
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
兵衞が竹島に於いて貿易せりと傳へらるゝ頃の事なるべし。彼は一個の無人島を發見せし
かば、こゝに植民して外國貿易の根據地たらしめんと欲し、之を錢五島と名づけたりしが
、時運未だこの計畫を實行するに至らずして止めりと...
第五章 加賀藩治終末期 第三節 錢屋五兵衞
其十二
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
或は曰く、當時の家老中川八郎右衞門が自筆の日記中に左の文あり。之によれば彼が外國
貿易を試みたる事實稍明瞭なるものあるが如しと。安政元年三月、別廻前田式部より八ツ
時頃來。一、右は魯西亞船...
第五章 加賀藩治終末期 第三節 錢屋五兵衞
五兵衞の外國漂流記
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
叙上の諸説は皆五兵衞が外國貿易を爲せるに非ずやと疑ふ者の引用する所とす。但し從來
その貿易を立證せんが爲に傳へられたる説話中、全然誤...
第五章 加賀藩治終末期 第三節 錢屋五兵衞
誤傳の出自
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
從來坊間に行はるゝ錢屋五兵衞の傳記に據れば、彼が豪富を致せる所以は主として外國貿
に基づく利益に在りとせられ、而して偶流毒事件によりて積惡の暴露するや、その連累
たりし多數の藩士が自裁...
第四章 美術工藝 第四節 髹漆
山中塗
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
き、弘化より以降蓑屋平兵衞は木地挽に天才的手腕を發揮して糸目挽を創め、筋物挽の祖
と稱せられき。次いで外國貿易の行はるゝや、萬延元年山野屋理八は大坂の井波屋嘉助と
共に長崎に販賣を試み、文久中には山中に漆器會所を...
第五章 殖産製造 第七節 製織
大聖寺附近の製絹
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
熊谷の製に模したるものなるを以て、又武州絹ともいへり。而して當時の年産額は約二萬
疋なりしが、安政以降外國貿易の開かるゝに及び、俄に増加して四萬疋となり、之と同時
に粗製濫造の弊に陷りしを以て、慶應中再び減退し、...