石川県立図書館/大型絵図・石川県史

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第三章 加賀藩治恢弘期 第二節 前田利常の監國
士人の困窮
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
當時藩の財政は、祖宗の蓄積せし餘を受けて尚頗る豐富なるものありしといへども、士人
に至りては漸く太平の世運に慣れ、生活の程度連りに向上したるに拘らず、收入の之に伴
はざるが故に、負債に...
第三章 加賀藩治恢弘期 第一節 三藩鼎立
米價低落と貸銀
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
士人がその釆地の農民より貢租を收むる能はざるは、彼等の最も病苦とする所なること勿
論なりといへども、米價の...
第五章 加賀藩治終末期 第一節 奧村榮實の献替
天保の徳政
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
保八年六月藩臣の秩祿二百石以上のものゝ收納米半額を借上げ、而して之に因りて當然家
政の逼迫を増加すべき士人及び士人の債務不履行に因りて損害を受くべき一般庶民を救濟
せんが爲に、翌七月令して、町民の負債は凡べて...
第一章 制度法規 第三節 司法
士人の刑
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
士人に對しては、特にその名譽を尊重する必要上、斷罪の手續を異にするものあり。凡そ
士人の罪を犯す者ありたる...
第三章 加賀藩治恢弘期 第一節 三藩鼎立
凶歉
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
六七月の交、東北『黒あひ』の風の吹き荒みたるに因る。是を以て農民の食足らず、貢租
に未進多かりしかば、士人は擅に釆地の農民を召喚して糺問し、家財牛馬を沒收し、子女
を取りて僕婢に使用するに至りしも、固より之を...
第三章 加賀藩治恢弘期 第六節 社會種々相
士人の救濟徹底せず
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
かく士人の救濟と待遇とに關する藩の努力は實に大なるものありしも、之によりて遂に徹
底せる効果を生むに至らざりき...
第四章 加賀藩治停頓期 第五節 社會種々相
士人の蓄妾
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
るもの、實に沈痾の骨髓に蝕せるを見るべし。此の如きは移動制の娼婦あるに等しく、然
らざるも止る時は則ち士人の妾縢となり、去るときは則ち市井の賣婦たるもの多く、爲に
惡疾の流行甚だしく、遂に餘殃をその所生の男兒...
第一章 制度法規 第三節 司法
追放
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
士人も亦追放に處せられしことあり。寛文中の浦野事件にその例多く、延寶八年の令には
士人にして親兄弟の罪に...
第一章 制度法規 第三節 司法
改易 知行被召放 減知 役儀御免
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
士人にしてその體面を維持する能はず、或は職務上重大なる非行ありたる時は、知行被二
召放一の處分を受く。知行...
第三章 學事宗教 第二節 漢學(上)
詩佛の感化
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
賀藩の學校たる明倫堂には、教授に林瑜・渡邊栗・津田鳳卿・長井寛卿・陸原之淳・下村
宗兵衞の徒あり。大夫士人には横山政孝・榊原守典・岡島脩道等相接踵して出で、各吟咏
に日を送りしといへども、是等士人の庶人と唱和...
第三章 學事宗教 第四節 國學(上)
皇學の勃興
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
かく藩外學者の來りて國學研究の必要を鼓吹し、士人の漸く覺醒したる時に當り、外國と
の交渉大に緊密を加へたりしかば、我が國體の由來に關して反省すべく、益...
第六章 經濟交通 第四節 交通
手取川の渡舟
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
により旅人の困難するに乘じ、舟師等の濫に賃錢を貧らんことを虞れ、藩は彼等に對して
適當の給銀を交付し、士人に對しては全く之を徴するを得ずとなし、庶民にもまた過大の
要求を爲すべからざることを定め、粟生の渡頭に...
第三章 加賀藩治恢弘期 第二節 前田利常の監國
改作法の目的
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
しむることゝし、特に不作の程度十分の三以上に達したる時は實査を經て減租又は免租す
ることゝせり。かくて士人は、年の豐凶に拘らず一定の收納を得べきが故に、假令釆地に
屬する農民たりとも直接に之を督促することを得...
第三章 加賀藩治恢弘期 第四節 極盛極治
綱紀の爲人
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
には自ら馬を躍らせて垣墻を踰え、焰煙を衝きて進み、以て群臣を鼓舞せり。一日銃師豐
島是誠に問ひて曰く、士人の子弟汝に從ひて學ぶ者幾人かあると。是誠對へて曰く、その
數を記せざるも決して少しとせずと。綱紀曰く、...
第三章 加賀藩治恢弘期 第六節 社會種々相
豪奢寛濶
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
この期にありては、江戸に於ける豪奢寛濶の風の藩の士人に影響せし所尠からず。寛永十
九年利常の小松に在りし時、盂蘭盆の踊に黒田頼母が、『黒綸子に紅裏の投頭巾...
第三章 加賀藩治恢弘期 第六節 社會種々相
府庫の匱乏と儉約勵行
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
一般士人の窮乏に對しては、藩は貸銀の制を布きて救濟の途を講じたりしこと、別に之を
言へるが如く、而してその方法...
第四章 加賀藩治停頓期 第二節 財政逼迫
士人の金融
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
當時窮乏に陷れる士人が最も普通なる借財の方法は、將來に屬する收納米を抵當として米
穀仲買人より借入銀を爲すに在りしといへど...
第四章 加賀藩治停頓期 第二節 財政逼迫
質商の處罰と徳政
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
とを命じたりき。この月治脩は、財務整理の爲老侯重教に國政の監督を請ふことゝし、同
時に令して、從來藩が士人より徴したる借知は到底之を廢止するの途なきを以て依然之を
繼續すべく、その結果逼迫を來すべき士人に對す...
第四章 加賀藩治停頓期 第四節 教諭政治
士人の訓戒と處罰
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
文政五年齊廣は、從來千萬言を費して訓戒するも些の効力なかりし士人に謝し、亦頂門の
一針を加へんと試みたりき。この年十月五日齊廣教を組頭に下して曰く、余先に卿等に委
する...
第四章 加賀藩治停頓期 第五節 社會種々相
士人の博奕
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
、江戸時代中期の恬凞は奢侈逸樂の風を増長せしめ、世態の醜陋實に蔽ふ能はざりしこと
、之を享保十四年藩が士人の博奕に耽るものを戒飭せる一例に見るも明らかなりとすべし
。御家中の人々行跡不レ宜者茂有レ之、第一侍に...