石川県立図書館/大型絵図・石川県史

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緒言
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
の祀を斷つことなく、星霜多年領邑の域を變ずることなかりしもの、指を屈して果して幾
何をか得べき。吾人は前田氏がその一にして、且つその巨擘たりし點に於いて、加賀藩史
を繙くに際し特種の興味を感ぜざるを得ず。前田氏...
第三章 學事宗教 第十節 佛教
前田氏と曹洞宗
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
前田氏に在りては、第十三世齊泰・第十四世慶寧の薨去に至り、初めて神葬式に依れり
といへども、利家以降齊廣に及...
第二章 加賀藩治創始期 第二節 越中平定
菊池武勝の投降事情通説
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
この際越中阿尾の城主菊池右衞門武勝の來降によりて、益前田氏の勢力を加へしめたり。
通説に從へば、この事天正十三年四月に在りとせらる。曰く、是より先成政は、富山に...
第二章 加賀藩治創始期 第五節 三國統一
幕府新川郡の返上を前田氏に命ず
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
政重の加賀藩に筮仕せる後、慶長十八年幕府は前田氏の領有する越中新川一郡を返上すべ
きを命ぜんとしたるを以て、この重大問題を解決する爲には、直に政重の力...
第二章 加賀藩治創始期 第五節 三國統一
政重二萬石を賞賜せらる
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
前田氏が新川郡を失はざるを得たりしば、實に政重の功によれり。是を以て十九年利長の
薨後利常は前約を履行し、六...
第二章 加賀藩治創始期 第六節 基督教の傳播
加賀に仕へたる後の南坊
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
南坊が前田氏に仕へし以前の閲歴と、その前田氏に仕ふるに至りたる事情は略上述の如し
。是を以て、食封に多少の差こそあ...
第二章 加賀藩治創始期 第七節 大阪兩陣
利長身後の計を本多政重に託す
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
かくて豐臣氏の擧兵は、軍に時期の問題たるに止りしを以て、前田氏に於いても素より緩
急に處するの方策を講ずるに怠らざりしなるべし。時に利長の病益篤かりしかば、利常は
本...
第三章 加賀藩治恢弘期 第五節 浦野事件
尚連の長氏相續と領地所替
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
るに長氏の如く、一郡の半に集團せる大面積を有したりしものは、祖宗以來の歴史により
て然りしものにして、前田氏施政の方針に反し、統御上不便を感じたることは勿論なりし
なり。况や長氏は、その所謂御旅屋敷を田鶴濱に置...
緒言
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
・城主・城主格・領主の五類あることを定めたり。是に至りて大大名・小大名の俗稱も亦
用ひらる。而して我が前田氏は、徳川氏に對して家門たり譜代たる親昵の間柄にあらずと
いへども、所謂大大名の尤なるものにして、領土加...
第一章 領主及び領土
前田氏の三州統一
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
慶長五年豐臣氏の徳川氏と釁端を開きし時、山口氏と丹羽氏とは西軍に黨し、前田氏は東
軍に應ぜしかば、八月利長は宗永を攻めて之を滅し、九月長重と和せり。既にして利長上
國に赴き、十月十...
第一章 領主及び領土
能登の加賀藩領と幕府領
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
谷内・深浦は、元來加賀藩領と幕府領との入會たりしものとす。次いで文化七年三月更に
幕府領の民政に凡べて前田氏の法令を適用せしめ、又納租の法を改めて永定免金納となし
、田租・小物成一切を擧げて加賀藩より年額五千二...
第二章 加賀藩治創始期 第一節 末森の戰
前田氏の配備と末森城
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
措き、東海道に於ける戰局の發展と共に、佐々・前田二氏の間も頗る緊張せしものありし
は事實とすべく、當時前田氏側に在りては、前田秀繼・利秀父子を越中往來の要衝津幡城
に置き、目賀田又右衞門・丹羽源十郎を國境鳥越城...
第二章 加賀藩治創始期 第四節 大聖寺淺井畷二役
利長越前に入る
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
初め前田氏の軍大擧して大聖寺に至らんとするや、宗永は急を越前北庄の青木秀以[初名
一矩]に報じて來援を請ひしも、...
第二章 加賀藩治創始期 第四節 大聖寺淺井畷二役
利長の出軍と丹羽長重
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
長連龍・好運の父子はその先鋒たりしも、利政は獨來り會せざりき。是より先丹羽長重は
、淺井畷の戰に一撃を前田氏の軍に加へて、父祖の武勇を辱しめざるの誇を感じたりしと
いへども、又靜かに天下の大勢を觀ずるときは、大...
第二章 加賀藩治創始期 第五節 三國統一
宇喜多秀家の配流
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
領主宇喜多秀家、その長子八郎・次子小平次及び僕隸十人と共に八丈島に配流せられたる
を以て、秀家の夫人は前田氏に復歸せり。夫人は利家の子豪姫にして利長の妹たり。世に
備前君と稱せらる。秀家關ヶ原の戰に於いて西軍の...
第二章 加賀藩治創始期 第五節 三國統一
本多政重の再仕
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
本多政重が先に前田氏を去らざるべからざりし事情は之を知ることを得ざるも、恐らくは
彼が關ヶ原戰役に於いて西軍に屬したりしを...
第二章 加賀藩治創始期 第六節 基督教の傳播
内藤徳庵
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
て屢往返措辨せり。後加藤清正に寄りて五千石を食みしが、清正が外教を好まずして之を
追へるを以て、轉じて前田氏の臣となるに至りしなり。その俸祿は四千石とし、又二千石
に作らる。子釆女好次亦肥後に在りて三千石を食み...
第二章 加賀藩治創始期 第六節 基督教の傳播
基督教徒の遺蘗
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
聞にあらざるべし。或は曰く、先に南坊・徳庵等の追放せられたる後改宗したるもの素よ
り多かりしならんも、前田氏の政策は極端なる壓迫を基督教徒の上に加ふることなかりし
を以て、信仰の鞏固なるものにありては依然として...
第二章 加賀藩治創始期 第七節 大阪兩陣
豐臣民の援を求めたる時期
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
にして、三月に於いてその養老城の設計すら成りたりしのみならず、家康に使したりとす
る本多政重は、この時前田氏の臣僚たらざりしを以てなり。蓋し前田氏と豐臣氏との深甚
なる關係あることは、世人の能く知る所なるが故に...
第二章 加賀藩治創始期 第七節 大阪兩陣
大阪方尚秋波を送る
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
前田氏君臣の方針が此の如く確定したりしことは、豐臣氏の諸將の探知する能はざる所な
りしか。或は略之を知るも如...