石川県立図書館/大型絵図・石川県史

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第二章 加賀藩治創始期 第五節 三國統一
利常、利長の養老封を受く
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
この頃土井利勝は、將軍秀忠の台旨を奉じて駿府に到り、利常をして利長の遺領を繼承せ
しむべきや否やに就いて、家康の指令を請ひたりき。これ利長の養老領なるものは、...
第三章 加賀藩治恢弘期 第一節 三藩鼎立
利常の讓國と三藩鼎立
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
寛永十六年三月利常江戸に往きしに、光高は是より先府邸に在りしを以て、出でゝ父を板
橋に郊迎せり。利常、光高を見て謂ひて曰...
第二章 加賀藩治創始期 第八節 社稷の危殆
課役の沿革
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
是より先、寛永十三年正月幕府は利常及びその他の諸侯に課し、江戸城の外郭闉闍及び石
壁を作らしむ。利常、世子光高及び三子利治を伴ひ、親ら場...
第二章 加賀藩治創始期 第八節 社稷の危殆
奧村榮頼の致仕
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
あり。榮頼は永福の子にして、初め三郎兵衞といひ、後攝津と改む。人と爲り敏慧にして
才辯衆に抽で、利長・利常二侯に歴仕し、次第に祿を増して七千石に至り、侍に利常の封
を襲ぎたる後はその重用する所となりて、一藩殆...
第二章 加賀藩治創始期 第七節 大阪兩陣
出師の命利常に達す
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
この年十月朔、利常國に就かんと欲して江戸を發し、信濃路を經て十日越中の境に至りし
に、申刻に將軍の急使到りて利常に大阪出...
第二章 加賀藩治創始期 第七節 大阪兩陣
利常の進軍
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
利常は十七日麻生津を發し、終夜行軍の後、十八日朝近江の海津に著し、直に舟に乘じて
琵琶湖を横ぎれり。この日...
第二章 加賀藩治創始期 第五節 三國統一
本多政重の再仕
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
しむるに於いて、非常の適任者なりといふべし。是を以て慶長十六年四月十六日藤堂高虎
は書を利長に與へて、利常の之を祿仕せんことを勸めしに、五月五日利長は之に答へて豫
め幕府の承認を得るの要あることを述べたるに、...
第二章 加賀藩治創始期 第八節 社稷の危殆
利常の上洛と將軍の臨邸
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
臣五人は幕府命じて之を能登に錮し、前田氏をして監視せしめき。七月十三日將軍秀忠の
世子家光京師に朝し、利常も亦これに從ふ。尋いで秀忠は、その職を世子に讓らんととを
奏請せしに、後水尾天皇之を允し給ひ、二十七日...
第二章 加賀藩治創始期 第八節 社稷の危殆
鋭鋒時に露はる
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
然りといへども、利常の屈從は、錐を嚢中に藏せるが如く、その鋭鋒時に突如として露る
ゝことなきにあらざりき。初め利常に異圖あ...
第三章 加賀藩治恢弘期 第一節 三藩鼎立
利常、光高の爲す所を喜ばず
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
東照宮の靈廟を城内に置きたる次第は上述の如し。然りといへども、拾纂名言記に據れば
、この事たる利常の内心大に快しとする所にあらざりしといへり。初め光高の家を襲ぎし
時、利常に謀るに祠殿創建の事を以てし...
第三章 加賀藩治恢弘期 第二節 前田利常の監國
改作法實施
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
利常の初めて改作法を施行したるは、慶安四年五月石川・河北二郡に於いてせるに在り。
蓋し農民の最も強硬なるも...
第二章 加賀藩治創始期 第七節 大阪兩陣
家康利常を賞す
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
戰終るの後、利常京に入りて北野に留りしに、五月十三日家康は感状を授けて前後兩役に
於けるその功勳を賞し、提封を増して阿...
第二章 加賀藩治創始期 第八節 社稷の危殆
加賀藩幕府と輯睦を加ふ
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
寛永字を二年正月利常復江戸に如く。三月對馬侯宗義成、その老臣柳川調興と爭ひて幕府
の裁斷を請ひしに、將軍家光は列侯と共に親...
第三章 加賀藩治恢弘期 第一節 三藩鼎立
光高の卒去
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
五日之朝辰之刻、御胸御痛疾指出、一兩度吐逆被レ成、御目舞、其儘御絶候御事、不レ及
二是非一候。中納言(利常)殿御愁傷御取亂可レ有二推量一候。就レ其金澤・小松家中面
々不レ寄二誰々一、末々者迄一人も爰許爲二見廻...
第三章 加賀藩治恢弘期 第二節 前田利常の監國
江戸城の天守築造
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
清泰院を失ひたる利常は、更に力を幕府の爲に盡くして、その新たなる好感を惹き、以て
相互の關係を親密にせざるべからざりき。偶...
第三章 加賀藩治恢弘期 第二節 前田利常の監國
鞱晦すといへども豪宕
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
是等の佳話美談多く微妙公夜話に載せられ、人をしてその叡智の材たるを思はしむ。或は
曰く、利常幕府の忌疑する所となるを恐れ、深く自ら隱忍せり。是を以て故らに鼻毛を延
ばして、他の嗤笑に甘んじたりき...
第三章 加賀藩治恢弘期 第二節 前田利常の監國
孝悌
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
利常の孝悌の情に深かりしも、亦その資性の一面なり。利常が先侯利長の爲に造營したる
墓所は、正保三年既に成就...
第二章 加賀藩治創始期 第七節 大阪兩陣
攻撃開始
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
次いで十二月三日に至り、前田軍初めてその攻撃行動を開始す。この日家康、諸營を巡廻
して前田軍に來り、利常に語りて曰く、この城急に薄るべからず、宜しく塹濠を穿ち掩堡
を設けて長圍の計を爲し、大礮を城中に放ちて...
第二章 加賀藩治創始期 第十節 社會種々相
山代温泉
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
へども、文献に見えたるは今枝家譜に『正保四年二月直恒(今枝)于二江府一病痾之由達
二于賀州一。時微妙(利常)院殿爲二保養一浴二江沼郡山代温湯一、直治(今枝、後近義
)往二彼地一、請レ暇至二東武一。』とあるを初...
第三章 加賀藩治恢弘期 第一節 三藩鼎立
光高の爲人
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
諾し、毫も愛惜の色を現さゞりしかば、天海歸るに臨みて之を侍臣に還し、侯の偉材なる
を嘆じたりき。光高又利常に仕へて敬養備に至り、利常の江戸に往來するとき、その着到
に近き數日間は、必ず膳宰に命じ珍羞を調へて驛...