石川県立図書館/大型絵図・石川県史

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第四章 美術工藝 第六節 刀工
前田利常の刀工優遇
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
此の時に當りて藩侯前田利常は百般の工藝を奬勵したりしが、殊に刀工の優遇に意を致し
、その邸地を城下鍛冶町に賜ひて集團工區を作らしめたりき。急度申遣候。然者鍛冶町之
内奉...
第四章 美術工藝 第六節 刀工
加賀新刀の全盛期
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
如き藩侯の保護により生活の方法安定し、且つ當時尚經濟の逼迫を見ざりし藩士輩の注文
も多かりしが爲に、諸刀工は勇躍奮勵してその手腕を發揮し、遂に加賀新刀の全盛期を現
出するに至れり。今寛永時代に於ける主なる刀工...
第四章 美術工藝 第六節 刀工
刀工保護の停止
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
この年七月版籍奉還を許さる。是に於いて金澤藩は刀工に切米代り銀を與ふることを止め
、三年更に合力銀を廢すると共にその扶持方を減少し、四年七月廢藩置縣に至...
第四章 美術工藝 第六節 刀工
刀工の階級
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
當時刀工の階級はその手腕の巧拙に從ひて三等に分かたれたり。即ち貞享元年八月の鍛冶
位付調書に據れば、兼若・勝國...
第四章 美術工藝 第六節 刀工
山林の下苅特許
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
刀工の衰運は寶永に入りて益甚だしく、遂に彼等は藩有山林の下刈を特許せられてその生
活の維持を謀るに至りたり...
第四章 美術工藝 第六節 刀工
極度の衰廢と藩の合力
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
次いで元文・寛保・延享・寛延を經て寶暦に至るときは、刀工の衰廢極度に達し、他業に
轉ずるもの續出し、纔かに家職を維持するものも糊口に窮したる結果藩の合力を求め...
第四章 美術工藝 第六節 刀工
藤島系
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
のなく、一般加州新刀の列伍に班して、僅かに凡庸の實用刀を遺せるに過ぎず。その中次
兵衞友重は慶長前後の刀工なるべく、加州住藤原友重と稍細銘に切り、次の次兵衞友重は
寛永頃、次の三郎右衞門友重は貞享頃の人にして...
第三章 加賀藩治恢弘期 第六節 社會種々相
事務員及び收容者
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
もその産を治むる能はざるが爲、乞丐に墮落する恐あるものをも收容したりしなり。就中
その最も有名なりしを刀工長右衞門清光とし、寛文饑饉の後に收容せられて延寳に及び、
次いで一たび獨立せしが、元祿元年の頃又小屋に...
再刊の辭
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
事宗教に學校・漢學・國學・俳諧・書道・科學・兵學・佛教あり、美術工藝に繪畫・陶磁
・描金・髹漆・染色・刀工・冑工・鏤工・鑄工あり、殖産製造に農業・林業・鑛業・製箔
・製織・雜業あり、經濟交通に貨幣・物價・市場...
石川縣史 目次
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
三頁第一節繪畫六〇三頁第二節陶磁六一五頁第三節描金六七一頁第四節髹漆六七六頁第五
節染色六九二頁第六節刀工七〇二頁第七節冑工七四二頁第八節鏤工七四六頁第九節鑄工七
五九頁第五章殖産製造七七〇頁第一節農業(上)...
第四章 美術工藝 第四節 髹漆
髹漆工の種類
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
時雨塗の如く堅緻能く雨雪と日光とに堪ふるものを作るを長所とす。然れども前者は描金
工の附屬たり、後者は刀工に隸するものたるの觀あると同時に、工藝としての地位亦甚だ
高しとせられざりしを以て、今此等の工人に就き...
第四章 美術工藝 第六節 刀工
加賀新刀の勃興
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
古刀期に於ける加賀の刀劍が、殆ど全く來系に屬したることは既にこれを第一編に述べた
り。而してその末期に...
第四章 美術工藝 第六節 刀工
加賀新刀の完成
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
からずして、全く實用の適否を妄却し去れるにあらず、所謂華實兼備の作品を要望したり
しなり。而して加賀の刀工中この風潮を最も能く洞察せるを甚六兼若とし、彼は本來の關
傳を變じて相州傳風の箱がゝれる大五の目亂を工...
第四章 美術工藝 第六節 刀工
瑞龍寺刀劍寄進
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
承應三年は前田綱紀の家督相續後第十年に當り、その齡十二にして祖父利常尚監國せり。
この時利常は領内の刀工二十二人を選び、各一刀を鍛造せしめて之を先侯利長の菩提所た
る越中高岡の瑞龍寺に寄進せり。蓋し御直言覺...
第四章 美術工藝 第六節 刀工
寛永以降の加賀新刀の特色
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
この頃に至りて注意すべきは、刀工の作風が單一化したることなりとす。即ち元和以前の
鍛刀は各派その師傳を尊重し、これを系統的に判明するの...
第四章 美術工藝 第六節 刀工
延寳に於ける變遷
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
及び、刀劍は益實用より離れ、一般の美術工藝品と同視せらるゝに至り、而してこの傾向
を最も能く具現したる刀工に辻村四郎右衞門兼若と出羽守高平との兄弟並びに洲崎四郎兵
衞家平あり。四郎右衞門兼若は今日世人の擧つて...
第四章 美術工藝 第六節 刀工
刀工衰運の兆
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
前記の如く延寶以降鍛作に變化を生じたることも、畢竟ずるに刀劍の製作が不振に陷りた
る一面を表明せるもの...
第四章 美術工藝 第六節 刀工
享保の不振
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
書には尚越中高岡住五左衞門清光・同國石動住忠兵衞義水二人を載せたれども、今之を省
略せり。而して加賀の刀工十四人に就きて見るに、勝國は伊豫大掾の孫にして、その子勝
國以後技倆次第に庸劣に傾くも、尚能く明治期に...
第四章 美術工藝 第六節 刀工
嘉永以降
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
嘉永以降當國の鍛壇大に活況を呈し、多數の作品を後世に遺せしが、その刀工には藤江氏
の清次郎清光を筆頭とし、木下氏の兼重・兼豐兄弟、松戸氏の榮次郎勝國、洲崎氏の國平
・國光父子...
第四章 美術工藝 第六節 刀工
明治初年の鍛刀
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
王政維新の大業成り、明治時代に入るときは上下匇忙を極め、從つて刀工の生活に一大不
安を感ずるに至りたりといへども、當時猶幾分の藩の用命存續したりしこと、之を左記の
文書に...