石川県立図書館/大型絵図・石川県史

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第三章 加賀藩治恢弘期 第一節 三藩鼎立
凶歉
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
寛永十八年は前年の凶歉に續きて、米穀また甚だ登らざりき。これ六七月の交、東北『黒
あひ』の風の吹き荒みたるに因る。是を以て農...
第三章 加賀藩治恢弘期 第四節 極盛極治
元祿の凶歉
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
元祿八年、領内風雨順を失ひて五穀登らざりしかば、農民は貢租を納るゝこと能はず、爲
にその資財を賣りて之...
第三章 加賀藩治恢弘期 第六節 社會種々相
府庫の匱乏と儉約勵行
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
の將に退隱せんとする頃に在りては、海内侯伯の財政皆窮乏を極め、將軍吉宗の節制を以
てしても、尚享保六年凶歉の後旗下の士に俸祿三分一を給し得るに止りしが、獨加賀藩の
み新たに賢良を招聘し、能幹に俸を増すこと、毫...
第四章 加賀藩治停頓期 第二節 財政逼迫
吉徳時代の財政
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
殘餘の八萬兩は明年十二月を以て辨濟せんとしたるに、吉徳は老中に就きて、今年全國蝗
蟲害を爲し、京都以西凶歉最も甚だしと聞くが故に、今幕府の我に返金せんとする期を延
べ、以て救荒の急務を行ふに意なきかと諮りしに...
第四章 加賀藩治停頓期 第五節 社會種々相
川上芝居の末路
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
は大に喜び、八月二十五日以降獅子・祇園囃を隨はしめて取毀ちたる木材を運搬せり。演
劇禁止の理由は、比年凶歉相繼ぎたるを以て奢侈の風俗を戒めんとしたるによる。犀川川
上芝居番附(天保三年)金澤市正木みつ氏藏犀川...
第五章 加賀藩治終末期 第一節 奧村榮實の献替
備荒貯蓄と窮民激増
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
天保四年齊泰は、凶歉に備ふる常法を確立すべき必要あることを思ひ、八月四日命を算用
場奉行に下して、毎歳農民をして穀二千石乃...
第五章 加賀藩治終末期 第一節 奧村榮實の献替
再度の飢饉
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
與は、之を厚きに失するは猶可なるべきも、毫もその恩澤に霑はざるものあるに至りては
恕すべからず。今日の凶歉に當り改作奉行たるもの深く思をこゝに致し、忽略の悔を遺さ
ゞるを期すべしと。又貧窮の急を救ひ、密かに米...
第五章 加賀藩治終末期 第一節 奧村榮實の献替
災後の賑恤
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
天保八年は前年凶歉の餘を受けて、益力を賑恤に致さゞるを得ざりき。是を以てこの年正
月廿七日齊泰は有司に教を下して、領内の...
第五章 加賀藩治終末期 第一節 奧村榮實の献替
士人の絶望と農村の窮乏
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
り。後九年を經て彼等は初めて舊里に還るを許され、更に十五年を經て藩はその締高を前
の所有者に還附せり。凶歉の慘害その及ぶ所大なりといふべく、藩侯施政の趣旨徹底せざ
りしこと亦甚だしといふべし。天保九年三月十日...
第五章 加賀藩治終末期 第三節 錢屋五兵衞
五兵衞の退老と蹉跌
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
庶民に命ずること屢なりしかば、錢屋も亦先に文政九年及び十三年にその命を受けしこと
あり。殊に天保四年の凶歉以後は連年多額の銀子を調達せざるべからざりしのみならず、
十年には商業上の蹉跌により莫大の損失を蒙りた...
第五章 加賀藩治終末期 第九節 版籍奉還
前田齊泰の略傳
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
夙に學を好み、圖書を校刊し、學制を修補し、洋學及び洋式兵術を授けしめ、また農制を
釐正し、義倉を設け、凶歉には租米を蠲除し、疾疫には貧民に藥浴を施さしめ、刑律を寛
にする等の善政あり。幼より能樂を好みてその技...
第六章 大聖寺藩治一斑
綱紀の教訓
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
初め第三世利直の世に在りし時、元祿十六年十一月二十九日江戸邸災に罹り、且つ同年領
凶歉に會し財用甚だ匱乏せるを以て、その再造せし所のもの頗る狹少粗朴なるを免れざ
りき。既にして利章宗藩より...
第六章 大聖寺藩治一斑
正徳の凶歉
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
正徳二年八月十日大風ありて作物を害ふこと甚だしかりしかば、農民等同月末より十村・
肝煎を以て免切の訴を...
第六章 大聖寺藩治一斑
利平の政治
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
に、概ね的中せざることなかりしが、利平の時に及び、命出でたる後皆その當を得たるに
敬服せり。天保十年の凶歉に、藩の財政最も困難を極む。利平乃ち之が匡救を計らんと欲
し、十月幕府に請ひて臨時に邑に歸り、直に老臣...
第一章 制度法規 第二節 祿制
祿制の混亂
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
の豐凶によりて増減する檢見法に據れるを以て、一旦協定したる免相も、給人の誅求によ
りて漸次増率し、假令凶歉に會することあるも、概ね減免を許さゞりしかば、百姓の困難
は言ふも更なり、同村に在りて同品等の田地とい...
第五章 殖産製造 第八節 雜業
大聖寺藩の製茶
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
奏し、漸く製茶を得るに至りたるを以て、大聖寺・月津等に問屋を設けて販賣の路を開き
たりき。然るに天保中凶歉荐に起り、茶の賣行從ひて減少したりしかば、農昆の茶樹を伐
採するもの多く、一時甚だしく衰微せり。その後...
第六章 經濟交通 第三節 市場
版籍奉還以後の米場
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
と頗る甚だしかるべきを以て、本年は舊收納の全額を支給し、明年以後減額を實施するこ
とゝ定められたるも、凶歉の爲に米穀を以てすること能はざりしが故に、金澤藩はその四
分の一は實米を給し、殘額は代錢を以てし、之に...