石川県立図書館/大型絵図・石川県史

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第三章 加賀藩治恢弘期 第一節 三藩鼎立
利常の讓國と三藩鼎立
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
寛永十六年三月利常江戸に往きしに、光高は是より先府邸に在りしを以て、出でゝ父を板
橋に郊迎せり。利常、光高を見て謂ひて曰く、這次長途の旅行幸...
第三章 加賀藩治恢弘期 第一節 三藩鼎立
光高の卒去
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
んとせしに、翌々正保二年四月五日老中酒井忠勝以下幕吏數人を江戸の辰口邸に招き饗せ
しとき、宴半ばにして光高は卒倒せしまゝ卒し、人をして眞に皇天の無情なるを嘆ぜしめ
き。十九日光高の柩金澤に達し、五月十目荼毗し...
第三章 加賀藩治恢弘期 第一節 三藩鼎立
光高の爲人
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
光高人と爲り聰明秀發、容姿優美にして膂力あり。少にして武技に通じ、長ずるに及びて
和漢の學に達す。その仁慈...
第二章 加賀藩治創始期 第八節 社稷の危殆
光高夫人の來嫁
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
長を處罰したりしに、諸侯皆戰々兢々、敢へて法に觸れてその社稷を失はざらんことを冀
へり。是の時に當りて光高が家光の養女大姫を迎へて室とせしもの、豫め婚姻政策により
て安泰を計るの術策に出でしや否やを知らざるも...
第三章 學事宗教 第三節 漢學(下)
前田光高
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
前田光高は利常の子なり。光高資性聰慧、父の志を繼ぎて學を好み、小瀬道喜を侍讀とな
し、又松永昌三を招聘せり。そ...
第三章 加賀藩治恢弘期 第一節 三藩鼎立
稻葉左近の所罰
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
光高は寛永十六年十一月を以て江戸より歸れり。こは光高が封を襲ぎし後初度の入部なり
しが、幾くもなく稻葉左近...
第三章 加賀藩治恢弘期 第一節 三藩鼎立
光高東照宮を祀る
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
寛永十七年十一月二十八日、是より先光高幕府の閣老酒井讃岐守忠勝を介し、東照大權現
の靈を金澤城の北郭に祀らんことを請ひしにこの日之を許さる。...
第三章 加賀藩治恢弘期 第一節 三藩鼎立
利常、光高の爲す所を喜ばず
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
。然りといへども、拾纂名言記に據れば、この事たる利常の内心大に快しとする所にあら
ざりしといへり。初め光高の家を襲ぎし時、利常に謀るに祠殿創建の事を以てしたりしに
、利常はたゞ光高の欲するが如くなるべしと答へ...
第三章 學事宗教 第四節 國學(上)
前田光高と連歌
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
寛永二十年十月前田光高江戸に至らんとせしに、途中輿中に假睡して佳句を得たり。既に
してその夫人嫡子綱紀を生む。光高大に喜び、...
緒言
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
、徳川氏と前田氏との爲には世情頗る有利の發展を見たり。特に將軍家光が、水戸中納言
頼房の女を養ひて世子光高に娶はすに及びて一段の親善を加へ、更に利常の小松に老し、
封を光高・利次・利治の三子に分かつや、加賀・...
第二章 加賀藩治創始期 第六節 基督教の傳播
幕府の禁令益嚴を加ふ
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
詳かならず。但しその中不亂といふものは、三壺記に不閑と記したるもの即ち是なるが如
し。同書にいふ。前田光高のとき、能美郡吉竹村の一向坊主不閑は、基督教信者たるの嫌
疑を以て縳に就き、江戸に檻致して拷問せられし...
第三章 加賀藩治恢弘期 第一節 三藩鼎立
綱紀の誕生
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
光高襲封の後五年、寛永二十年十一月十六日長子犬千代を擧げ、三州の士民をして踴躍措
く所を知らざらしめき。光...
第三章 加賀藩治恢弘期 第一節 三藩鼎立
今枝直恒
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
光高の薨ぜし年、歳旦の試筆に歌を作りて曰く、『われことし三十文字あまり一文字を歌
によまるゝ年の數かな』と...
第三章 加賀藩治恢弘期 第一節 三藩鼎立
光高の略歴
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
光高小字は犬千代、初の諱は利高。利常の長子にして、母を天徳院とし、元和元年十一月
二十日金澤城に生まる。七...
第三章 學事宗教 第五節 國學(下)
清泰院
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
光高の夫人清泰院は、文學に嫻ひ、和歌に志を寄す。光高初め儒學に偏して、和歌を輕ん
ず。一日夫人の室に入り、...
第二章 加賀藩治創始期 第八節 社稷の危殆
加賀藩幕府と輯睦を加ふ
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
月二十日家光は利常の三女滿姫を養ひて、十一月これを廣島侯淺野光晟に嫁せしめ、之と
同時に家光の贅壻たる光高の威福は益柳營に重きを爲すに至り、同年十月家光が板橋に遊
獵を試みたる際の如き、光高これと手を携へて歡...
第三章 加賀藩治恢弘期 第一節 三藩鼎立
米價低落と貸銀
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
に及びて重ねて困難を感じたりしかば、藩は士人の甚だしく窮乏するものに資銀を貸與す
ることゝせり。然るに光高がその財源を京阪の商人に仰げるを以て、老侯利常は爲に藩内
財界の疲憊困弊せんことを憂へ、城中の蓄財を出...
第三章 加賀藩治恢弘期 第一節 三藩鼎立
殉死
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
既にして光高の葬儀終るや、淺井源右衞門一政は殉死したりき。一政も亦光高保傅の一人
として、晝夜その側を離れざりしも...
第三章 加賀藩治恢弘期 第二節 前田利常の監國
綱紀の襲封
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
正保二年四月前田光高の薨ぜし後、その子綱紀は六月十三日將軍家光の命によりて遺領を
襲げり。時に綱紀年纔かに三歳なりしを以て...
第三章 加賀藩治恢弘期 第二節 前田利常の監國
清泰院の殂落
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
利常の改作法施行に熱中したりしは、恰も光高の卒したる後、幕府の命により幼主綱紀を
擁して國政を監したる時に當り、光高の後室清泰院は幕府と加賀藩と...