石川県立図書館/大型絵図・石川県史

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第五章 殖産製造 第一節 農業(上)
慶長以後の前田氏檢地
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
いで利長・利常の治世たる慶長九年より十三年に亙りて、前田氏の檢地は越中國礪波・射
水・新川諸郡に及び、元和二年には加賀の能美・石川・加賀郡及び能登の各郡を檢地し、
元和六年にも亦能登の羽咋・能登・鳳至郡を檢地...
第二章 加賀藩治創始期 第九節 金澤城及び城下
元和の火災
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
金澤城は元和六年十一月二十四日長局の失火によりて再び災に罹れり。この時利常夫人は
難を興津内記の邸に避け、利常は北...
第三章 學事宗教 第十節 佛教
總持永光大乘三寺法系の爭
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
、素より後醍醐天皇の勅願寺なりと信ずるのみならず、慶長十五年前田利家の室芳春院が
三門建立のことあり、元和元年また家康より法度を附與せられて、大に法威を張りたるが
故に、決して他の諸寺に下るべきものにあらず。...
第四章 美術工藝 第六節 刀工
四郎右衞門兼若 景平
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
三代四郎右衞門兼若は越中守高平の長子なり。その賀州住兼若造元和五年八月又は元和
年八月吉日と切れるものはその作なり。通稱四郎右衞門。寛永五年の頃兼若の銘を弟又助
に...
第四章 美術工藝 第六節 刀工
甚六兼若 高平
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
の名工なり。舊來の系圖にはその越中守を受領して高平と改號せるを寛永元年に在りとす
るも、作品より見れば元和七年より之を銘じたること明瞭なり。近來元和初期の年號ある
高平を散見するも確實性を缺けり。甚六兼若の作...
第二章 加賀藩治創始期 第三節 前田利家の晩年
利家夫人の晩年
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
之を傳ふ。その賛は塔頭芳春院の開山象山徐芸の書する所なり。この圖、傳に狩野探幽の
筆といへども、徐芸は元和五年に寂し、探幽は慶長十七年に生まる。徐芸曷んぞ探幽の書
に題せんや。その誤たること必せり。明治三十八...
第二章 加賀藩治創始期 第五節 三國統一
本多政重政務顧問となる
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
本多政重はその後尚初志を固執して政局の表面に立つを肯ぜざりしを以て、元和二年利常
は庶政を横山長知に委し、政重の同意を得たる後之を決行せしむることゝし、且つ政重が
家康・秀忠二...
第二章 加賀藩治創始期 第七節 大阪兩陣
再度の出陣
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
係が如何に推移し、而して遂に再戰の避くべからざるに至りしかは、こゝに述ぶるの必要
を見ず。慶長二十年(元和元)三月利常は將軍を候問せんが爲江戸に赴きしが、四月朔日
暇を賜ひしを以て、東海道を經て歸藩の途に就き...
第二章 加賀藩治創始期 第七節 大阪兩陣
家康利常を賞す
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
豫・土佐四ヶ國一圓雖レ被二宛行一、斟酌之上は本國三ヶ國如二前々一可レ被レ致二領分
一者也。慶長二十年(元和元年)五月十三日家康在判松平筑前守(利常)殿〔金澤市中古
文書〕○已上來状披見申候。仍大坂早速落城にて...
第二章 加賀藩治創始期 第八節 社稷の危殆
利常の平和的施設
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
元和偃武の後に在りては、海内の人心全く徳川氏に歸し、素平の象漸く四海に滿てり。此
の時に當りて前田利常は、...
第二章 加賀藩治創始期 第八節 社稷の危殆
奧村榮頼の致仕
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
是より先、元和元年冬藩臣奧村榮頼の仕を致して去りしことあり。榮頼は永福の子にして
、初め三郎兵衞といひ、後攝津と改む...
第二章 加賀藩治創始期 第八節 社稷の危殆
利常の上洛と將軍の臨邸
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
元和九年五月越前の國主松平忠直豐後に流されしが、その嬖臣五人は幕府命じて之を能登
に錮し、前田氏をして監視...
第二章 加賀藩治創始期 第八節 社稷の危殆
課役の沿革
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
、工を東北諸侯に命じたりしに、利常は亦之を助けたりき。大坂兩陣の後に在りては、暫
くこの事なかりしが、元和六年正月には大坂城の修築の命ありしを以て、利常は本多政重
・横山長知を遣りてその役を督せしめ、而して寛...
第二章 加賀藩治創始期 第九節 金澤城及び城下
市區の擴大
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
、十九年利長薨じて遺臣悉く歸住するに及び、市區益擴大し、高岡町の如きはこの時に成
れりといはる。その後元和二年に至り、人持組に屬して三千石以上を領する士に下屋敷を
與へ、又市區の整理を施すべき必要ありしかば、...
第二章 加賀藩治創始期 第九節 金澤城及び城下
伏見寺縁起
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
屋の郷士刀禰長房・同國島山の臥行者等の同胞なることを附會したる點に於いてのみ異な
りとす。縁起の卷末に元和三年快存と記したるも亦固より捏造にして、左記の奧書により
略その作者と年代とを知り得べきなり。予嘗て藤...
第二章 加賀藩治創始期 第十節 社會種々相
觀音院の能
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
觀音山に菟裘を營み、明王院の觀音像を將來して觀音院といへり。既にして前田利常の夫
人天徳院之を信仰し、元和三年新たに堂宇を築き、利常も亦爲に客殿・庫裏を寄進せしが
、十月に至りて悉く成りしを以て、十一月三日利...
第二章 加賀藩治創始期 第十節 社會種々相
伊勢踊
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
元和元年伊勢踊大に天下に流行せり。金澤に在りては少年等、中町組・新町組等の團體を
組織し、盛裝して躍りなが...
第四章 加賀藩治停頓期 第一節 大槻騷動
淺尾の最期
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
稗史に淺尾を蛇責の酷刑に處したりといふは、第三世利常の夫人天徳院の侍女に侯の寵を
得たるものありしが、元和八年七月天徳院の歿したりしとき、その死因がこの侍女の異味
を勸めたるによるとの嫌疑ありしにより、翌九年...
第四章 加賀藩治停頓期 第三節 風教作振
十一屋仇討の批判
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
みしも成らずして亦殺されき。是に於いて三太は金澤に出でゝ今井左太夫の馬丁となり、
劍を齋藤金平に學び、元和元年七月十五日權左衞門が野田山に於ける藩祖の墳塋に詣でん
とせし時、之をその途十一屋村に要して本望を達...
第六章 大聖寺藩治一斑
藩祖先前田利治
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第二編
。利治は加賀藩主第三世前田利常の第三子にして、母を徳川秀忠の女天徳院夫人とす。幼
名宮松丸。その生誕は元和四年に在るも月日を詳かにせず。唯この年八月六日越中埴生八
幡に産前の祈禱を命じたる事實あるが故に、それ...