石川県立図書館/大型絵図・石川県史

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緒言
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
利常光高は素より儒術を尊信し、祖宗の遺傳性、綱紀に及びて最高潮に達せり。されば木
下順庵・室鳩巣以下の儒士にして、褐を我に釋くもの甚だ多く、奎星一時北陸の天に聚ま
るかの觀を呈せしめしのみならず、鳩巣の義人録...
第三章 學事宗教 第一節 學校
明治以後の職制
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
とあらざりしが、明治元年十二月四民教導の爲に講解席を設くるに及び、教員の不足を生
じたるを以て、陪臣の儒士を登用して助教雇たらしめ、之と同時に素讀生を新設の濟々・
雍々二館に移したるが故に、明倫堂に於ける句讀...
第三章 學事宗教 第二節 漢學(上)
闇齋派 古學派 徂徠派 折衷派
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
左袒せり。故を以て、誠實學を講じ、省察存養の工夫をなすものなく、其の端一たび開け
て風俗澆漓世を擧げて儒士を謗り、詩賦の末技にのみ趨きしもの、是を學風の一大變遷と
なす。降りて明和の末より鴇田忠厚あり、折衷の...
第三章 學事宗教 第三節 漢學(下)
松永昌三
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
たり。葢し戰國の末に生まれ、慶元維新の際に長ぜり。當時列國の君侯鈴韜を寶玉とし、
籩豆を長物とし、文人儒士の如き一顧にだに價せず。昌三獨經術陵夷の後を受け、惺窩に
從游して羅山と名を齊くす。葢し後世の學者をし...
第三章 學事宗教 第三節 漢學(下)
綱紀の詩學
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
雲佳氣雜二天地一。麗水明砂布二古今一。清沼豈非二文囿右一。翺翔來去濯二游禽一。寛
文十一年の夏、綱紀又儒士を江戸の育徳園に迎へ、詩を賦して曰く。騷客題レ詩一草堂。
夕蝉和レ雨送二斜陽一。人間快樂有二何事一。吟...
第三章 學事宗教 第三節 漢學(下)
山村直温
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
加賀藩に仕ふ。嘗て眼疾を抱くを以て勤に服せず。家居して文を論じ詩を賦し、死に至る
まで止まざりき。老儒儒士老猶健。積年學有レ餘。多才知二鳥獸一。博物辧二蟲魚一。偏
守二宣尼道一。更除二釋氏虚一。何憂二双眼暗一...
第三章 學事宗教 第三節 漢學(下)
野口之布
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
十九。隨筆四則良匠去レ山。松柏永爲レ櫟。群盲滿レ朝。瓦礫暫爲レ琳。故文人弄レ筆。
倳二匁於姦雄之腹一。儒士繙レ卷。懸二鑑於忠臣之心一。肅殺之聲。既胚二胎於紅楓燒一
レ火。蓊鬱之陰。早根二据於緑芽生一レ地。故天...
第四章 美術工藝 第一節 繪畫
初期の畫界
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
川等伯・俵屋宗達・岸駒等はこの種人材の巨擘とす。而して藩人の藩に在りて丹青を事と
せしものは、初め多く儒士・僧侶輩の餘技に屬し、文化・文政に至りて僅かに佐々木泉景
等の御繪師あるを見るのみ。
第四章 美術工藝 第一節 繪畫
兒玉大山
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
兒玉大山、名は左源太、諱は延又は延年、儒士兒玉旗山の兄なり。家世々大聖寺藩に仕へ
て、祿百五十石を食み、町奉行及び寺社奉行に歴任して大に吏名あり...