石川県立図書館/大型絵図・石川県史

本文テキスト検索結果
 
ソート機能:
第三章 學事宗教 第六節 俳諧
凉莵乙由等の來遊
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
、元祿十六年伊勢の涼莵杖を金澤に曳くや、萬子・北枝・牧童・里臼・從吾・長緒・八紫
等皆之と交り、同國の乙由も來り會せり。既にして涼菟は乙由と相携へて山中に赴き、厚
爲・桃妖等と賡和し、北枝亦追うて至れり。時に...
第三章 學事宗教 第六節 俳諧
希因
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
を紀因・幾因又は申石子といひ、所居は暮柳舍と稱す。初め俳諧を北枝に學び、次いで支
考に從ひ、更に轉じて乙由門下の高足となる。而もその才識の非凡なる、徒らに美濃・伊
勢の格調に雷同するを欲せすして、直に蕉風の核...
第三章 學事宗教 第六節 俳諧
美濃伊勢の俳風勃興
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
是等外來詞宗の中、我が俳界拓殖の功の最も偉大なるものは、先づ指を支考と乙由とに屈
すべく、芭蕉の薫陶によりて養成せられたる元祿俳人の凋落したりし後、北陸の斯界に煌
々の光輝を發揮...
第三章 學事宗教 第六節 俳諧
麥水
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
を讀破せしが、虚實の論茫漠として捕捉すべからざるを慊らずとし、乃ち伊勢派の風調を
慕ひてその地に赴き、乙由の教を曾道に聞き、涼菟の傳を秋至坊に受け、乙由の子麥浪よ
り麥水の號を受けて歸る。延享三年麥浪の金澤に...
緒言
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
ひ、句空・萬子・牧童・秋の坊等の俳雄、一時に勒な並べて競進したるもの、何等の偉觀
ぞや。既にして支考・乙由等の足跡を印するや、之が感化を受けて崛起したるものに希因
と千代尼とあり。共に地方的俳壇のものにあらず...
第三章 學事宗教 第六節 俳諧
千代
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
保十年二十三歳の時にして、是よりその作は各撰集の採録する所となり、風交大に開け、
京に上り伊勢に遊びて乙由を訪ひたることもありけるなり。寶暦四年千代齡既に五十二に
達し、乃ち髮を剃りて尼となり素園と號す。『髮...
第三章 學事宗教 第六節 俳諧
雲蝶
石川県立図書館/大型絵図・石川県史    石川県史 第三編
の見風と交る。次いで能登路を經、越中高岡に新年を迎へ、正月二十八日再び金城に遊び
、三月十八日龍國寺に乙由の十三回忌を營み、越中に去れり。その紀行を百合野集といふ
。序は寛延二年孟夏希因の書する所にして、跋は...