新編弘前市史 通史編4(近・現代1) 第3章 大正期の弘前 第一節 大正デモクラシーと弘前市 五 弘前における労働および社会問題 (二)竹内兼七、笹森修一とその周辺 青森県の社会運動の始まり |
弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍 通史編4(近・現代1) |
うやく社会主義思想が研究され、雑誌新聞等により本県にも多少の影響を与えた。明治三 十五年八月、片山潜と西川光二郎は社会主義宣伝のため東北遊説の旅に出、八月二十一日 の夜、弘前市の蓬莱亭において社会主義学術研究会を開... |
新編弘前市史 通史編4(近・現代1) 第3章 大正期の弘前 第一節 大正デモクラシーと弘前市 五 弘前における労働および社会問題 (二)竹内兼七、笹森修一とその周辺 竹内兼七について |
弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍 通史編4(近・現代1) |
ス条約反対の日比谷焼打事件の際に、警視庁に連行されたが逃亡し、弘前へ帰った。三十 九年四月、幸徳秋水や西川光二郎らの機関誌『光』の発行元・凡人社に金一〇円をカンパ した。これは、前月の電車賃値上げ反対市民大会での犠... |
新編弘前市史 通史編4(近・現代1) 第3章 大正期の弘前 第一節 大正デモクラシーと弘前市 五 弘前における労働および社会問題 (二)竹内兼七、笹森修一とその周辺 笹森修一、修二兄弟と社会主義研究団体 |
弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍 通史編4(近・現代1) |
十五日)笹森修一は、明治四十年三月二十七日東奥義塾を卒業、同年秋に青山学院神学部 に入学した。上京して西川光二郎グループに接近、そして、弘前出身の謎多い社会主義伝 道行商人原子基や、熱心なキリスト教社会主義者渡辺政... |