新編弘前市史 通史編1(古代・中世) 第4章 中世前期 第三節 中世前期の宗教世界 三 北奥宗教界の中世的転回 [[北奥宗教界の中世的転回]] |
弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍 通史編1(古代・中世) |
北條相模守、之妾唐糸ト云者、謫(テキ)二死於此所ニ一、其古墳石碑等存ス二于今一、因 而名レ之曹洞縁起誌滿藏寺之篇、略而記之、伝説ニ曾テ藤崎村有二唐糸ト云者一、時頼公 之妾也二、婦人妬ニ一、弘長年中遷サル二于茲一... |
新編弘前市史 通史編1(古代・中世) 第4章 中世前期 第三節 中世前期の宗教世界 二 北奥宗教界を彩る中世的寺社 [[北奥宗教界を彩る中世的寺社]] |
弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍 通史編1(古代・中世) |
林寺同右長勝寺慶長以前盛岡源三郎(中興)格翁舜逸(中興)湯口村(相馬村)同右慶長年間、 現在地に移転。満蔵寺同右耕春院弘長年間(一二六一~六四)平時頼常陸阿闍梨藤先村(藤 崎町)同右藤崎町護国寺の遺跡。護国寺は... |
新編弘前市史 通史編1(古代・中世) 第4章 中世前期 第三節 中世前期の宗教世界 四 執権時頼の東国廻国をめぐって [[執権時頼の東国廻国をめぐって]] |
弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍 通史編1(古代・中世) |
り、伝承もされていなかったからであろう。しかし現実には北奥においては、その古代か ら中世にかけて先の「滿蔵寺」の沿革に例をみるように、「平堂教院」→「靈臺寺」→「 護国寺」→「滿蔵寺」と寺名のみならず、その宗派... |
新編弘前市史 通史編1(古代・中世) 第4章 中世前期 第二節 鎌倉幕府の東夷成敗権と得宗領津軽 三 得宗領としての津軽 津軽の唐糸伝説 |
弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍 通史編1(古代・中世) |
注意が必要である。図39北東北の唐糸伝説に関係する地域まず、市内の唐糸山萬蔵寺にあ ったという「唐糸山満蔵寺毘沙門天尊像之縁起」によってその概略を示しておこう(写真1 05)。よく似た類話は『津軽一統志』首巻に... |
新編弘前市史 通史編1(古代・中世) 第4章 中世前期 第三節 中世前期の宗教世界 一 古代における北奥の宗教世界 [[古代における北奥の宗教世界]] |
弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍 通史編1(古代・中世) |
0)袋宮寺同右天正年中(11)報恩寺同右江戸輪王寺明暦三年(12)長勝寺曹洞宗加賀宗徳寺大 永年中藤崎満蔵寺と合考すべし(13)亨(ママ)徳寺同右長勝寺(14)全昌寺同右同右(15)海蔵 寺同右同右明応年中寺院... |
新編弘前市史 通史編1(古代・中世) 第5章 中世後期 第五節 中世後期の宗教世界 四 中世津軽の宗教世界の特色 [[中世津軽の宗教世界の特色]] |
弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍 通史編1(古代・中世) |
の坂上田村麻呂とセットに考えられる神社の創建と天台宗寺院の造立と通底する、かの執 権時頼による護国寺(満蔵寺の前身)の造立に象徴される動向である。これは寺社建立にお ける「国家権力」型と規定していいだろう。この... |
新編弘前市史 資料編1(古代・中世編) 第4章 弘前地域の金石文 第一節 金属資料 一 銅鐘 [[銅鐘]] |
弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍 資料編1(古代・中世編) |
が愛妾「唐糸御前」の供養のために建立したと伝えられ、付近には五輪塔や板碑も残され ている。護国寺は後に満蔵寺となり、慶長年間(一五九六~一六一五)、弘前藩の寺院政策 により西茂森町の禅林街に移され、現在護国山万... |