弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍

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新編弘前市史 通史編2(近世1) 第3章 幕藩体制の確立 第三節 西廻り海運と上方市場 一 西廻り海運の発展~北国海運から西廻り海運へ
上方廻米
弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍    通史編2(近世1)
上方廻米は、貞享四年(一六八七)にすべての上方廻米を大坂着とする政策が出される以前
は、敦賀と大坂の両方に...
新編弘前市史 通史編2(近世1) 第4章 幕藩体制の動揺と民衆 第一節 藩体制の動揺 三 乳井貢の登用と宝暦改革 (三)改革の諸政策とその展開
銀遣いへの変更と商人の活用
弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍    通史編2(近世1)
藩は上方商人から大きな借金を抱えていたが、それが累積していく大きな要因として乳井
貢ら御調方役所の認識にあった...
新編弘前市史 通史編2(近世1) 第2章 幕藩体制の成立 第二節 藩体制の成立 一 初代・二代藩政の動向
初代為信の動向
弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍    通史編2(近世1)
に絡み合ったためである(藤井譲治『日本の歴史⑫江戸開幕』一九九二年集英社刊)。この
ため、為信も津軽と上方を往復しており、また長子信建(のぶたけ)も病気がちでありなが
ら、為信不在の場合よく代理を務めていた。...
新編弘前市史 通史編2(近世1) 第3章 幕藩体制の確立 第三節 西廻り海運と上方市場 一 西廻り海運の発展~北国海運から西廻り海運へ
西廻海運と領内の整備
弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍    通史編2(近世1)
西廻海運の発達は、大坂市場の発達とともに盛んとなり、流通機構の再編成を促した。津
軽地方における上方廻米は、文禄四年(一五九五)の組屋源四郎による、太閤蔵米(たいこ
うくらまい)の南部と小浜への売却が知...
新編弘前市史 通史編2(近世1) 第3章 幕藩体制の確立 第三節 西廻り海運と上方市場 一 西廻り海運の発展~北国海運から西廻り海運へ
西廻海運による大坂廻米
弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍    通史編2(近世1)
西廻海運が実現すると、上方廻米に利用される廻船の多くが大坂での雇船となった。しか
も、積米の不足を訴えるほど潤沢な雇船が存在し、...
新編弘前市史 通史編2(近世1) 第4章 幕藩体制の動揺と民衆 第一節 藩体制の動揺 二 商品経済の展開と藩財政の窮乏 (一)廻米と借財
宝暦~天明期の弘前藩の財政状況
弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍    通史編2(近世1)
米買上げによって補填されていたことが明らかである。一方、支出は二一万二四七石余、
費目の中で最大なのが上方への移出米で、六万五〇〇〇石、全支出の三〇・九二パーセン
トを占め、上方市場に立脚した経済政策がとられ...
新編弘前市史 通史編2(近世1) 第4章 幕藩体制の動揺と民衆 第四節 天保の飢饉と藩政 二 藩財政の窮乏と流通統制 (一)藩財政の窮乏
文化~文政期の藩財政
弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍    通史編2(近世1)
は大きな増加はみられず、一定の成果があったと思われる。しかし、これだけでは自ずか
ら限界があり、江戸・上方の蔵元(くらもと)や幕府の公金からの借財が増加していった。
幕府からの援助は、拝領金の貸与(たとえば文...
新編弘前市史 通史編2(近世1) 第2章 幕藩体制の成立 第四節 近世前期の商品流通と交通の整備 一 青森開港と初期海運
[[青森開港と初期海運]]
弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍    通史編2(近世1)
慶長八年(一六〇三)、江戸幕府が成立した後、海運を通じた北奥地方と上方との経済的関
係は、寛文年間(一六六一~七三)、上方に至る西廻り航路が成立するまでは、主として北
陸地方...
新編弘前市史 通史編2(近世1) 第2章 幕藩体制の成立 第四節 近世前期の商品流通と交通の整備 二 陸上交通網の整備と岩木川舟運
家中払米の展開
弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍    通史編2(近世1)
七人の小知行士(こちぎょうし)が米合計三一石五斗を松前へ積み出すことを願い出ている
。七人の小知行士は上方詰中であり、その滞在費捻出のためであろうか。同年四月二十六
日付の長内金助の青森沖口出米願書(同前No...
新編弘前市史 通史編2(近世1) 第3章 幕藩体制の確立 第三節 西廻り海運と上方市場 一 西廻り海運の発展~北国海運から西廻り海運へ
中世の北国海運
弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍    通史編2(近世1)
の在り方を反映したものであった。また、酒田の舟持商人は、特に最上氏家臣などの蔵元
的機能を持っており、上方商人に中継して蔵米の売却を行っていて、酒田と上方(敦賀)間
の蔵米の廻漕・販売は行ってはいなかったよう...
新編弘前市史 通史編2(近世1) 第4章 幕藩体制の動揺と民衆 第一節 藩体制の動揺 三 乳井貢の登用と宝暦改革 (二)改革の課題と推進体制
宝暦改革の課題
弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍    通史編2(近世1)
ことになる。そして、これに拍車をかけたのが、連年の不作・凶作であった。藩は、廻米
を担保として、江戸や上方の有力商人からの借財によってこれをしのいでいくことになる
が、特に寛延二年(一七四九)の大凶作によって...
新編弘前市史 通史編2(近世1) 第4章 幕藩体制の動揺と民衆 第五節 安政の開港と蝦夷地警備 二 沿岸警備と蝦夷地警備 (三)蝦夷地分領体制と西蝦夷地の経営
対蝦夷地政策と青森商人の商業活動
弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍    通史編2(近世1)
されることになった。同二年には五〇〇俵、翌同三年には一〇〇〇俵の塩が生産され、滝
屋が販売人となって、上方からの下り塩の八掛け程度の値段で売却された。蝦夷地におけ
る塩の需要を見越して、藩の支援による新たな製...
新編弘前市史 通史編2(近世1) 第1章 統一政権と北奥の動向 第二節 天正十八年の奥羽日の本仕置と北奥 三 鷹献上と鷹保護
鷹献上システムの成立
弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍    通史編2(近世1)
寺、越前内北庄、付中、今城、疋田、江州内かい津、大みそ、坂本、右の朱印状は、津軽
為信が御鷹を津軽から上方へ献上するのに、その道筋に当たる日本海側の各主要な宿泊地
において、鷹餌(たかえさ)の給与と道中の賄い...
新編弘前市史 通史編2(近世1) 第3章 幕藩体制の確立 第二節 土地制度の確立と前期農政の展開 四 元禄飢饉と農政の転換
農政の転換
弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍    通史編2(近世1)
津軽弘前藩では、元禄四年(一六九一)から江戸・上方蔵元(くらもと)の丁字屋(ちょうじ
や)が藩の財政を掌握しており、京都の金主(きんしゅ)(当時、江戸に...
新編弘前市史 通史編2(近世1) 第3章 幕藩体制の確立 第三節 西廻り海運と上方市場 二 十三廻しと領内商品流通
材木移出
弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍    通史編2(近世1)
域の船頭であった。一方、領内の船頭の場合、万治三年(一六六〇)七月に、十三の船頭甚
兵衛は津軽弘前藩が上方市場での販売を目的とした、「御用木」を廻漕していたことが知
られる。もちろん、この材木が十三湊から移出...
新編弘前市史 通史編2(近世1) 第3章 幕藩体制の確立 第五節 弘前城下の発展 二 商品流通の発展と城下の変容
慶安二年の「弘前古御絵図」
弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍    通史編2(近世1)
・加賀など、西廻り海運に関係する地名の屋号が、東北地方を地名を冠する屋号よりも圧
倒的に多かったのは、上方商人の進出する上方経済圏との結びつきが、より緊密であった
ことを示している。これに対して、太平洋沿岸の...
新編弘前市史 通史編2(近世1) 第4章 幕藩体制の動揺と民衆 第一節 藩体制の動揺 二 商品経済の展開と藩財政の窮乏 (一)廻米と借財
宝暦―天明期の借財
弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍    通史編2(近世1)
からの借財高の調査をした「宝暦四年甲戌御改革帳之写」という文書がある(弘図岩)。そ
れによると、同年の上方の借財は二四万四一三八両余、江戸での借財は三万三九一六両余
に及び、さらに国元の借金六~七万両を加える...
新編弘前市史 通史編2(近世1) 第4章 幕藩体制の動揺と民衆 第一節 藩体制の動揺 二 商品経済の展開と藩財政の窮乏 (一)廻米と借財
茨木屋の苦悩
弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍    通史編2(近世1)
者とも延享年間から借金が累積してくるのは茨木屋と同じである。図130.宝暦四年甲戌御
改革帳之写左側は上方の借財、右側は江戸の借財目録を見る精細画像で見るこの年、勘定
奉行釜萢(かまやち)兵左衛門は上方の銀主...
新編弘前市史 通史編2(近世1) 第2章 幕藩体制の成立 第一節 徳川政権と津軽氏の動向 一 慶長五・六年の動乱と津軽氏
関ヶ原の戦いと奥羽の情勢
弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍    通史編2(近世1)
が務め、これらの軍勢の兵糧は最上氏から借りることを命じた(資料近世1No.八〇)。家康
が東下した後、上方の情勢は大きく転換し、石田三成が毛利輝元(もうりてるもと)を盟主
として大坂城に招き、三成を中心に着々...
新編弘前市史 通史編2(近世1) 第2章 幕藩体制の成立 第一節 徳川政権と津軽氏の動向 三 対幕府・公家関係の展開
公家との関係
弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍    通史編2(近世1)
る実務型官僚といった性格が強かったであろう。津軽氏にとって、西洞院親子の役割は、
政治の中心地であった上方(京・伏見)で、関ヶ原の戦い直後の流動的な政治情勢の中、そ
れを見誤らずに正確な情報を津軽家に与え、朝...