通説編第1巻 第3編 古代・中世・近世 第5章 箱館開港 第2節 蝦夷地再直轄と箱館奉行 堀・村垣の復命 |
函館市/函館市地域史料アーカイブ 函館市史 通説編1 |
に、と陳述している。なおこの調査中、同年7月堀利煕は箱館奉行に補され、織部正に任 じられた。これに対し竹内保徳は、大体右の意見に同意するが、一時に全蝦夷地を直轄す ることは、手が届きかねて趣意に反する憂いがあるか... |
通説編第1巻 第3編 古代・中世・近世 第5章 箱館開港 第6節 開港と流通構造の変化 2 貿易商人の成長と沖ノ口の対応 貿易船の海外派遣 |
函館市/函館市地域史料アーカイブ 函館市史 通説編1 |
練をも行わせようと計画したことである。安政6年2月次の案を議定し、6月、時の奉行、 堀利熙、村垣範正、竹内保徳、津田正路が連署して幕府に申請した。 支配向き外国 へ差遣し候儀相伺(前略)居交易にては幣害... |
通説編第1巻 第3編 古代・中世・近世 第5章 箱館開港 第10節 漁業 鰊漁 |
函館市/函館市地域史料アーカイブ 函館市史 通説編1 |
60年来のことだという古老もあり、とにかく稀にみる大漁であったので、街は活況を呈し た。在勤の箱館奉行竹内保徳は、このため奢侈(しゃし)に流れ、却って不良の結果を招く ことを憂え、次の通り諭告を発したほどである。... |
通説編第1巻 第3編 古代・中世・近世 第5章 箱館開港 第12節 鉱業及び工業 諸鉱山の調査 |
函館市/函館市地域史料アーカイブ 函館市史 通説編1 |
可これあり候、且掘出し候礦類は直に御買上これあるべき事」と布達して開発奨励にあた り、翌3年正月、奉行竹内保徳は箱館地方の金、銀、銅、鉄、鉛の諸鉱山を巡見し、次い で南部藩に命じて鉱山に熟練した者を派遣させ、その... |
通説編第1巻 第3編 古代・中世・近世 第5章 箱館開港 第12節 鉱業及び工業 造船 |
函館市/函館市地域史料アーカイブ 函館市史 通説編1 |
、堀利熙は村垣範正に書き送っている。同5年また同型の船を造り、6年10月に出来あがり 亀田丸と名付け、竹内保徳がこれに乗って江戸に帰った。これよりさき、幕府は伊豆国で 造ったスクーネル型船を、郡名をとって君沢形と... |
通説編第1巻 第3編 古代・中世・近世 第5章 箱館開港 第13節 教育・学芸・衛生 3 衛生 箱館医学所(兼病院) |
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まの姿見坂上辺)に建物を建てて「箱館医学所」と名づけることにしたのである。計画は 進み、同年の冬、奉行竹内保徳が交代で江戸に帰るという事情もあり、その前に上棟式を 見せようと工事を急がせ、年内に式を挙げたところ、... |
通説編第1巻 第3編 古代・中世・近世 第5章 箱館開港 第13節 教育・学芸・衛生 3 衛生 ロシア病院 |
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安政6年に来た仏国宣教師メルメ・デ・カションは、間もなく施薬院をつくり、次いで病 院の建設を計画、奉行竹内保徳もこれを支持し、医学校も付設して、仏人博士と栗本匏庵 とを教師にする予定であった。しかし、どうしたわけ... |