第一編 札幌の自然史 第三章 野幌丘陵の地層 第一節 野幌丘陵の土台 前・中期更新世 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
活動と深くかかわりあっているので、人間の歴史を考えるうえでも非常に重要なのである 。札幌の東部に広がる野幌丘陵は、更新世の地層がよく発達しているので、この時期の地 史を調べるのには絶好の場所である。本章では、野幌... |
第一編 札幌の自然史 第三章 野幌丘陵の地層 【主要参考文献・史料】 [[【主要参考文献・史料】]] |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
赤松守雄・矢野牧夫「北海道野幌丘陵におけるBisonの産出について」『第四紀研究』一 二巻、赤松守雄・山田悟郎・北川芳男・矢野牧夫「野幌... |
[[図版・写真・表組一覧 刊行の趣旨 奥付]] 図版・写真・表組一覧 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
88年9月)(23頁)表-1札幌における新第三紀の地層名対照表松下勝秀編集作成(17頁)第3章 図-1野幌丘陵の地質図赤松守雄ほか「野幌丘陵の地質と古生物の変遷」『北海道開拓記念 館研究報告』6号(1981)から... |
[[口絵 第三回配本にあたって 編集にあたって 凡例 新札幌市史 総目次]] 新札幌市史 第一巻 通史一/総目次 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
置遠景の山々近景の山々第二節東部の丘陵地と台地…6台地の区分西岡台地月寒台地清田 台地厚別台地滝野丘陵野幌丘陵第三節扇状地と河岸段丘…9札幌扇状地琴似川扇状地発寒 川扇状地山麓緩斜面・崖錐河岸段丘第四節北部の平野... |
第一編 札幌の自然史 第四章 台地と扇状地 【主要参考文献・史料】 [[【主要参考文献・史料】]] |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
第二集四巻、北川芳男・中村斎・矢野牧夫・中田幹雄・三野紀雄・森田知忠・赤松守雄・ 山田悟郎・小林幸雄「野幌丘陵周辺の第四紀に関する諸問題」『北海道開拓記念館研究年 報』三号、小疇尚「化石周氷河現象」『日本の第四紀... |
第一編 札幌の自然史 第三章 野幌丘陵の地層 第四節 前・中期更新世の地史 地殻運動期 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
急激で断続的なものではなく、ゆっくりではあるが、持続的に進行するものであった。そ の運動形態は、ほぼ、野幌丘陵の稜線付近を南北方向に走る軸を中心に、東西両翼がたわ むような動きであった。結果的に野幌丘陵域は、そこ... |
第一編 札幌の自然史 第四章 台地と扇状地 第二節 最終氷期の堆積物 小野幌層 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
もみじ台期の海が退いてから出現した低湿地や丘のうえには、最終氷期の堆積物が堆積を はじめる。それらは野幌丘陵やその周辺台地に広く分布する小野幌層と月寒台地にみられ る月寒粘土層などである。しかし、これらの地層の... |
第一編 札幌の自然史 第一章 地形の特性 第二節 東部の丘陵地と台地 野幌丘陵 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
札幌市の東縁を画する野幌丘陵は、広島町竹山(標高一一六メートル)付近から北へ延び、 江別市街地(江別市文京台で同四〇メートル)まで... |
第一編 札幌の自然史 第三章 野幌丘陵の地層 第一節 野幌丘陵の土台 二つの地層の構造 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
、両者の分布はほぼ同じ地域であり、しかも、地層の走向(*5)・傾斜(*6)もよく似てい る。すなわち、野幌丘陵の稜線に、ほぼ平行して南北に走る背斜(*7)軸(野幌背斜)を境 に東と西へ緩く傾斜しているのである。地... |
第一編 札幌の自然史 第四章 台地と扇状地 第一節 最終間氷期の地層 後期更新世 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
字どおり、自然改造ともいえるほど大規模なものであった。たしかに、そこの自然は破壊 された。だが、それは野幌丘陵周辺を取り巻く台地の歴史を調べるのにはこの上もない機 会となったのである。札幌は、もみじ台の例をみるま... |
第一編 札幌の自然史 第四章 台地と扇状地 第五節 最終氷期の地史 後期 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
るを得なくなり、日本海への流路が定まるまではきわめて複雑な変化があったと考えられ るが、すくなくとも、野幌丘陵の東側の低地(千歳市―長沼町―江別市)は大きな浅い湖と なったにちがいない。そしてその湖底には支笏軽石... |
第二編 先史の札幌 第一章 北海道の先史文化 第三節 縄文時代の文化 四 中期の文化 札幌の中期遺跡とTピット |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
遺跡は、約一〇〇カ所近く発見されており、全遺跡のうちの半分近くを占める。このうち 、住居跡群は、東部の野幌丘陵と月寒丘陵、石狩湾に近い紅葉山砂丘などに集中している 。墓跡の可能性のある土壙は、野幌丘陵上のS二六五... |
第二編 先史の札幌 第三章 縄文時代 第一節 早期・前期 一 遺跡の分布 遺跡の立地 ◇野幌丘陵 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
市内東部に広がる野幌丘陵は、札幌側では厚別川に注ぐ中小河川(小野津幌川、野津幌川 、三里川等)及びこれらの支流にあたる小支谷が... |
第二編 先史の札幌 第三章 縄文時代 第一節 早期・前期 一 遺跡の分布 遺跡の立地 ◇月寒台地 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
野幌丘陵と一部は接するように連なる丘陵地帯で、平岸、月寒、西岡、羊ヶ丘、向ヶ丘と 現在称されている地域である。... |
第二編 先史の札幌 第三章 縄文時代 第二節 中期 一 遺跡の分布 遺跡の立地と地形 [[遺跡の立地と地形]] |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
達する。特に、現在の石狩湾から五、六キロ内陸にある紅葉山砂丘(もみじやまさきゅう) 、それに市内東部の野幌丘陵、月寒丘陵(台地)などと呼ばれる月寒川、厚別川などで解析 された火山灰性丘陵地帯に集中している。細かく... |
第二編 先史の札幌 第三章 縄文時代 第三節 後期 一 遺跡の分布 五つの遺跡群 [[五つの遺跡群]] |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
われていたなら、北海道の先史文化解明に大きく寄与することのできる多くの重要な発見 が相次いだであろう。野幌丘陵では、あまり良好な遺跡がなく土器片、石器が数点出土す る遺跡が多い。この地域は、支笏火山灰が厚く堆積し... |
第二編 先史の札幌 第三章 縄文時代 第四節 晩期 一 遺跡の分布 分布地域 [[分布地域]] |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
平川流域の石山、藤野地区四、月寒川、望月寒川流域の月寒台地地区五、厚別川、野津幌 川、小野津幌川流域の野幌丘陵地区以上の遺跡の分布のなかで、後期と大きく異なる点が いくつかある。まず、紅葉山砂丘の手稲前田地区では... |
第二編 先史の札幌 第四章 続縄文時代 第二節 遺跡の分布 野幌丘陵の遺跡 [[野幌丘陵の遺跡]] |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
総計六カ所の遺跡が、発掘調査・分布調査で確認されている。 |
第一編 札幌の自然史 第一章 地形の特性 第二節 東部の丘陵地と台地 台地の区分 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
、月寒台地、清田台地およびそれらの南部に続く滝野丘陵、そして厚別川の東側に広がる 厚別台地とそれに続く野幌丘陵である。図-3東部台地・丘陵地の地形区分 |
第一編 札幌の自然史 第一章 地形の特性 第二節 東部の丘陵地と台地 厚別台地 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
厚別川の東側、野幌丘陵まで広がる台地である。この台地も支笏軽石流の形成したもので あり、ほぼ南北方向に流れる三里川、野津幌川... |