第五編 札幌本府の形成 第九章 札幌生成期の社会生活と文化 第五節 医療と災害への対応 三 コレラ対策と衛生取締 コレラの流行 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
ているのが発見され、ついで函館停泊三日間に一〇〇〇余人の同乗者からまた一〇人が発 病し、いずれも七重浜避病院に収容された。この屯田兵を乗せた船が小樽に入港するまで にさらに五人の患者が発生し、高島郡祝津の仮病院... |
Ⅳ社会 総説 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第8巻1 統計編 |
,札幌郡では319人の患者,131人の死者を出して翌年になって終息をみた。この場合,区 役所では患者を避病院に隔離,消毒を行い,この期に種痘の普及に力を入れ,一戸ごとに 巡回して種痘の徹底につとめた。しかし,患... |
第六編 道都への出発 第七章 札幌進展期の社会生活と文化 第五節 都市衛生の整備と災害 三 伝染病とその対策 伝染病対策 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
染病の伝播予防に当たる機関として公立札幌病院が存在した。公立札幌病院には、開拓使 以来伝染病室を備え、避病院も円山村に備えていたが、十九年から二十年にかけてのコレ ラ・痘瘡の大流行に際しては、老朽化した避病院を... |
第六編 道都への出発 第七章 札幌進展期の社会生活と文化 第五節 都市衛生の整備と災害 三 伝染病とその対策 伝染病 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
から十二月まで流行した。道内では患者数七七人、死者五三人を出し、札幌でも八月五日 にコレラ患者を円山の避病院に隔離したが詳しいことは不明である。〈腸チフス〉十九年 における患者数八人、死者は三人であったが、その... |
第七編 近代都市札幌の形成 第七章 社会生活の変貌 第四節 都市化と市井の不安 三 伝染病と保健衛生 伝染病 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第3巻 通史3 |
かし、全道各地から博覧会見学に札幌に集まった人びとは旅館や知人宅に宿泊中、腸チフ スに感染、円山病院(避病院)等に収容されるケースが八月頃より目立ってきた。月別の患 者数でみると、七月一四人、八月六六人、九月九... |