第九編 大都市への成長 第九章 市民の文化と活動 第六節 文化行政・団体と文化財 二 文化財の指定と保護 豊平館と札幌郵便局 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第5巻 通史5上 |
にしたがい、貴重な建物が失われていく傾向にあった。明治建造物の文化財保護を喚起す る契機となったのが、豊平館の移転と札幌郵便局の解体である。豊平館は開拓使が明治十 三年十一月に賓客のホテルとして建設したものであ... |
第六編 道都への出発 第七章 札幌進展期の社会生活と文化 第三節 日清戦争と札幌市民 三 戦勝祈願・祝賀と市民 祝賀と歓迎 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
君が代を奏し、「陸海軍万歳」、「大元帥陛下万々歳」を三唱。11・27北海義勇会(委員 長対馬嘉三郎)、豊平館にて戦勝大祝賀会を開催。官民およそ三〇〇人が集会。「大元帥 陛下万歳」、「陸海軍万歳」を唱う。この後委... |
第八編 転換期の札幌 第二章 市制施行と行財政 第八節 兵事 一 市民の兵役 兵事業務 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第4巻 通史4 |
並ニ通過ニハ、其都度駅頭ニ送迎シ、就中歩兵第二十五聯隊ヨリ出発ノ混成中隊及同帰還 隊ニ対シテハ、将校ヲ豊平館ニ招待シ准士官以下ニハ酒肴ヲ贈リタリ。(4)六月二十八日 二十九日ノ両日ニ亘リ、帝国海軍特務艦膠洲乗込... |
第八編 転換期の札幌 第九章 大衆文化・モダニズム・文化統制 第三節 美術 日中戦争下の美術 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第4巻 通史4 |
道新』,『札幌の絵画』(さっぽろ文庫17),今田敬一『北海道美術史』より作成。昭和十 四年十一月三日に豊平館内に聖徳記念館ができ、澤枝重雄「明治九年七月十六日、明治天 皇鹵簿、函館英国領事館前通御ノ図」、林竹治... |
第九編 大都市への成長 第九章 市民の文化と活動 第六節 文化行政・団体と文化財 二 文化財の指定と保護 市文化財と清華亭 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第5巻 通史5上 |
護、保存の必要性がめばえていくようになる。また、文部省文化財保護委員会では、早く も昭和三十四年十月に豊平館、時計台、北大農場の重要文化財の指定を検討していた(道 新昭34・10・9)。道では昭和二十八年七月に... |
第六編 道都への出発 第七章 札幌進展期の社会生活と文化 第一節 明治中期札幌の諸相 二 都会生活の諸相 都市の風景 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
る北海道庁、裁判所、天皇のために建てられ、今は一種のホテルとして使われている公賓 館(コウフイカン)〔豊平館〕、役人たちの官舎などがこの街で目立つ建物である。その上 ここには主として政府が経営している製糖工場、... |
第六編 道都への出発 第七章 札幌進展期の社会生活と文化 第一節 明治中期札幌の諸相 四 遊興・遊客の街 娯楽・遊楽の街と旅客 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
有。北海商館南三西二狸小路二十八年九月創立。北付与惣弥の所有。館内玉転し、吹矢等 の遊戯場多し。料理屋豊平館大通西一丁目原田伝弥借り受け、西洋料理屋魁養軒を経営。 貴賓、外国人の旅館を兼ね、集会、宴会頻繁。東京... |
第七編 近代都市札幌の形成 第一章 札幌区の成立 第二節 区役所と区会 三 政党政派 札幌実業協会 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第3巻 通史3 |
りを持つ北門新報社の中野二郎をはじめ、対馬嘉三郎、森源三、大井上輝前等の呼びかけ で、三十二年九月十日豊平館で発起人会を開き、その名称を札幌実業協会とし、非政社組 織たる社交的団体として発足することを確認した。... |
第七編 近代都市札幌の形成 第一章 札幌区の成立 第五節 都市札幌の形成と建物 二 札幌の都市景観と建物 (二)レンガ造建築物 札幌産レンガ製造への模索 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第3巻 通史3 |
雨竜通露国風丸太組官舎の暖炉、勇払郡美々缶詰所付属角組生徒舎の暖炉、麦酒醸造所竈 煙筒(以上十三年)、豊平館地階料理竈(十四年)、篠津太丸太組屯田兵屋暖炉(十五年)とな っている。十三年十二月、ロシアから築炉士... |
第七編 近代都市札幌の形成 第一章 札幌区の成立 第五節 都市札幌の形成と建物 二 札幌の都市景観と建物 (三)札幌の石造の建築物 豊平館、道庁赤レンガ庁舎の石材使用 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第3巻 通史3 |
硬石、軟石の建築物の使用の代表例の一つは、明治十二年一月着工の豊平館である。同建 築の基礎、地下室床、玄関ポーチ床および階段、建物周囲の犬走り溝石などに八垂別硬石 、穴ノ沢... |
第八編 転換期の札幌 第九章 大衆文化・モダニズム・文化統制 第一節 大衆文化状況から戦時下の文化統制へ 二 戦時下の文化統制 日中戦争の開始と文化状況 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第4巻 通史4 |
二月の市会で聖徳記念事業として、聖恩碑の建立と聖徳記念館の設置が決定し、日中戦争 勃発後に聖徳記念館を豊平館に設置することが決まる(札幌市聖徳記念豊平館紀要、北タ イ昭12・9・29)。八月二十四日の近衛文麿内... |
第八編 転換期の札幌 第九章 大衆文化・モダニズム・文化統制 第二節 文学 二 短歌 戦時下の短歌 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第4巻 通史4 |
、田辺杜詩花、戸塚新太郎、松田宗一郎、山下秀之助の一〇人が準備委員に指名された。 同年六月、創立総会が豊平館で開催され、準備委員を中心に役員が決定し、全道の主だっ た歌人が評議員に選任された。『北方文芸』三号(... |
第八編 転換期の札幌 第九章 大衆文化・モダニズム・文化統制 第三節 美術 展覧会場 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第4巻 通史4 |
光寺新善光寺新善光寺停車場通商品陳列所丸井農業館三吉神社アキノ喫茶店丸井4階丸井 鉄道集会所札鉄集会所豊平館『北タイ』,『札幌の絵画』(新聞スクラップ関係資料北海 道立近代美術館所蔵)より作成。大正十五年度の丸... |
第八編 転換期の札幌 第九章 大衆文化・モダニズム・文化統制 第四節 文化の諸相 一 音楽 建国祭音楽祭 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第4巻 通史4 |
音楽祭が札幌の第一人者が競う、最も重要な札幌の年中行事となる。昭和六年四月三十日 発行の『コラール』(豊平館内札幌音楽協会所属、札幌混声合唱団機関紙)一六号の記事。 練習日誌二月五日建国祭の発表迄二回しか残って... |
第八編 転換期の札幌 第九章 大衆文化・モダニズム・文化統制 第四節 文化の諸相 一 音楽 コーラス |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第4巻 通史4 |
大正十二年に東末吉、笹三津彦、鈴木清太郎、相沢俊郎、中村武士らによって発足し、毎 週一回冨貴堂楽器部や豊平館で合唱練習が行われた。一時中断していたものの、昭和二年 に、東京音楽学校を出た鈴木清太郎を迎えて、合唱... |
第八編 転換期の札幌 第九章 大衆文化・モダニズム・文化統制 第四節 文化の諸相 一 音楽 洋楽の担い手 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第4巻 通史4 |
札幌分を拾いだしてみる。主にドイツ製である外国製ピアノの上納先は、個人では札幌病 院院長の関場不二彦、豊平館の杉山正次、遊楽館の九島ハツ、古谷製菓の古谷辰四郎、大 ○藤井、その他浜田和三郎、西加二太、藤田昌。学... |
第八編 転換期の札幌 第九章 大衆文化・モダニズム・文化統制 第四節 文化の諸相 一 音楽 戦時下の音楽 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第4巻 通史4 |
日札幌市公会堂にて)海軍を讃へる音楽の夕(五月二十八日、札幌市公会堂にて)海軍軍楽 隊演奏(七月五日、豊平館前広場にて)北海道文化協議会(八月三十日、三十一日の大政翼 賛会主催に代表委員を出席せしむ)札幌皇軍慰... |
第九編 大都市への成長 第九章 市民の文化と活動 第二節 音楽 二 拡充と専門化 市民会館の建設 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第5巻 通史5上 |
改称した市民会館に代えての、新たなホール建設が望まれていた。新しいホールについて は、大通西一丁目で、豊平館を残しながらの建設案も示されたが、結局豊平館は中島公園 に移築されて結婚式場などに利用されることが決ま... |
第十編 現代の札幌 第九章 芸術・文化の拡がり 第三節 文化財と郷土資料館・郷土史 一 文化財 新琴似屯田兵中隊本部・旧黒岩家住宅 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第5巻 通史5下 |
昭25. 8.29江戸初期の茶人小堀遠州(1579~1647)の晩年の作と伝えられる草庵風の茶室。 〃豊平館中央区中島公園1番20号札幌市昭39. 5.26明治13年に開拓使が建てた洋風建築物 で、明治初期のホ... |
第十編 現代の札幌 第九章 芸術・文化の拡がり 第三節 文化財と郷土資料館・郷土史 一 文化財 時計台・豊平館 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第5巻 通史5下 |
存」を正式表明し終息をみた。時計台は七年より大規模な修復工事に入り、十年十月一日 に新装オープンする。豊平館でも昭和五十五年十一月三日に百年記念式が行われ、五十七 年から五十九年まで大規模な修復工事に入っていた... |