第四編 イシカリの改革とサッポロ 第二章 幕府のイシカリ調査 第三節 箱館奉行と松浦武四郎の調査 二 松浦武四郎と蝦夷地踏査 蝦夷地での活躍 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
出て下降し、スッツ、それからオシャマンベを通って同年八月二十七日箱館に帰着した。 この踏査内容は『丁巳東西蝦夷山川地理取調日誌』にまとめている。最後の六回目の踏査 行は、安政五年(一八五八)一月二十四日箱館を発し、ウスより内陸に... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第二章 幕府のイシカリ調査 【主要参考文献・史料】 [[【主要参考文献・史料】]] |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
記』(道文)、『北海道歴検図』(北大図)、松浦武四郎『再航蝦夷日誌』、同『竹四郎廻浦 日記』、同『丁巳東西蝦夷山川地理取調日誌』、同『戊午東西蝦夷山川地理取調日誌』 |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第五章 サッポロ越新道 【主要参考文献・史料】 [[【主要参考文献・史料】]] |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
)、同「燼心餘赤」(吉田武三編『松浦武四郎』)、同「後方羊蹄日誌」『多気志樓蝦夷日 誌集』二、同『丁巳東西蝦夷山川地理取調日誌』、同『戊午東西蝦夷山川地理取調日誌』 、同『竹四郎廻浦日記』、同『西蝦夷日記』、河野常吉編『さっぽろ... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第六章 アイヌ社会とコタンの変貌 【主要参考文献・史料】 [[【主要参考文献・史料】]] |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
松浦武四郎『丁巳東西蝦夷山川地理取調日誌』、同『戊午東西蝦夷山川地理取調日誌』、 『近世蝦夷人物誌』(日本庶民生活史料集成第四巻)、同『燼心餘... |
三 イシカリ場所人別帳(松浦武四郎) 解題 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第6巻 史料編1 |
地理取調などを行った際の三つの著作物、すなわち安政三年の『竹四郎廻浦日記』三十一 巻、安政四年の『丁巳東西蝦夷山川地理取調日誌』二十四巻、安政五年の『戊午東西蝦夷 山川地理取調日誌』六十一巻の計百十六巻(北海道出版企画センター刊... |
年表編 出典一覧(明治以前) |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第8巻2 年表・索引編 |
巻)188夕張日誌(『松浦武四郎紀行集』下所収)189入北記(玉虫佐太夫玉虫諠蔵自筆稿本)1 90丁巳東西蝦夷山川地理取調日誌(松浦武四郎著・秋葉実解読北海道出版企画センター刊) 191石狩土人申渡(道文蔵)192大友亀太郎文書... |
第三編 イシカリ場所の成立 第四章 イシカリ十三場所の成立 第二節 場所請負制の成立と十三場所 三 天明・寛政期 [[天明・寛政期]] 十三場所の変遷と請負人 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
ようで、『西蝦夷地分間』(東大史)は、イシカリ川口より三二里上流としている。また、 松浦武四郎の『丁巳東西蝦夷山川地理取調日誌』では、ウリウ(雨竜)川を遡ったウリウと イチャンの間を「中川」と呼び、そこに住むアイヌを「シノロアイ... |
第三編 イシカリ場所の成立 第六章 イシカリ場所の展開と漁業権紛争 第一節 イシカリ場所の展開 二 集約されるアイヌの人びと 集約化されるアイヌ労働 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
れに合わせたかたちに変化していったようである。たとえば、時代は下がるが、松浦武四 郎が安政四年の『丁巳東西蝦夷山川地理取調日誌』に合場所(入会場所)のことについて触 れている。それによればシママップ場所はむかしより五場所の合場所... |
第三編 イシカリ場所の成立 第六章 イシカリ場所の展開と漁業権紛争 【主要参考文献・史料】 [[【主要参考文献・史料】]] |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
いて―阿部屋村山家資料を整理して―」『札幌の歴史』第一二号、『土人由来記』(道文) 、松浦武四郎『丁巳東西蝦夷山川地理取調日誌』、「松前家記」『松前町史』史料編第一 巻、田端宏「石狩場所の歴史ノート」(上)・(下)『札幌の歴史』... |
第三編 イシカリ場所の成立 第八章 松前藩の復領とイシカリ場所 第一節 復領後の藩政とイシカリ場所 三 アイヌ稼動の実態と人口の減少 人口の減少 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
自殺してしまった。以上は、いずれも松浦武四郎の『近世蝦夷人物誌』に記されている例 である。同じ著者の『東西蝦夷山川地理取調日誌』には、イシカリ場所の番人の妻妾にむ りやりされた事例が三二例も確認できる。このなかには妊娠した女性が... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第一章 イシカリ役所とサッポロ 第二節 第二次直轄とイシカリ 三 堀利熙の廻浦 『入北記』 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
詳しい。また、同時期に石狩川上流域の上川調査を終えた松浦武四郎もイシカリ入りして おり、武四郎の『丁巳東西蝦夷山川地理取調日誌』(以下『丁巳日誌』と略記)も、廻浦の 様子を伝えている。いま両書によりながら、堀利熙のイシカリ廻浦の... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第一章 イシカリ役所とサッポロ 【主要参考文献・史料】 [[【主要参考文献・史料】]] |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
係文書』付録、松浦武四郎『簡約松浦武四郎自伝』、同「燼心餘赤」(吉田武三編『松浦 武四郎』)、同『丁巳東西蝦夷山川地理取調日誌』、『札幌沿革史』、『新札幌市史』第 六巻、『余市町史』第一巻、玉虫左太夫『入北記』、『ヨイチ御場所見... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第二章 幕府のイシカリ調査 第二節 『蝦夷志料』の編纂とその調査 二 蝦夷地の調査 目賀田帯刀の『延叙歴検真図』 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
図には種々の問題がある。というのは、安政五年(一八五八)にここを通った松浦武四郎の 『新道日誌』(丁巳東西蝦夷山川地理取調日誌)、箱館奉行村垣範正『公務日記』などと比 較した場合、千歳山道の図の描写が、あまりにも実状とのくい違い... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第二章 幕府のイシカリ調査 第三節 箱館奉行と松浦武四郎の調査 三 松浦武四郎のサッポロ調査 安政四年の調査 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
『丁巳東西蝦夷山川地理取調日誌』によると、今回はオシャマンベ、スッツ、ヨイチを経 て五月十七日イシカリに着いた武四郎は、直ちに案内人... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第二章 幕府のイシカリ調査 第三節 箱館奉行と松浦武四郎の調査 三 松浦武四郎のサッポロ調査 安政五年の調査 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
最後の調査を『戊午東西蝦夷山川地理取調日誌』によって見ると、今回はウスより厳冬の 中を鉄橇(てつかんじき)を用いて現在の中山峠付近を越え、豊平川... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第四章 イシカリ改革 第一節 改革の背景 二 改革の要因 場所運営の手抜き |
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動員し「壱人極上十二両、中男十両、並八両と取定め、六月十三日迄五十六日の間に仕舞 候」(松浦武四郎丁巳東西蝦夷山川地理取調日誌)というように、場所請負人は巨費をこれ に投じ多大の犠牲をはらったのである。しかし、阿部屋の安政四年勘... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第四章 イシカリ改革 第一節 改革の背景 二 改革の要因 アイヌ酷使と私曲 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
ぬようアイヌを説得していた。「今度の御所置を蔑放し、眼前の私欲を逞疾すること、悪 むに余り有る」(丁巳東西蝦夷山川地理取調日誌)と立腹したのは松浦武四郎ばかりでない 。奉行をして流弊取直しを命じ(幕末外国関係文書一六第一二二文書... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第五章 サッポロ越新道 第一節 箱館奉行の新道計画 一 イシカリ場所の新道 松浦武四郎の調査 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
しをうけ(簡約松浦武四郎自伝)、四月二十九日に箱館を出立する。この四年度の調査をま とめたのが、『丁巳東西蝦夷山川地理取調日誌』であった。ただし、『燼心餘赤』では、 「シリベツ川筋石狩水源行の儀願書」を、四月二十二日に組頭三田喜... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第五章 サッポロ越新道 第二節 新道と通行屋・小休所 一 新道の完成 アイヌの使役 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
え新道開発の為に参り居り候由。此度普請仕舞にて下り来りし由なる」と、「普請仕舞」 を伝えている(『丁巳東西蝦夷山川地理取調日誌』、以下『丁巳日誌』と略記)。すでに七 月六日の段階で、相当部分の新道切開が終了していたことがわかる。... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第五章 サッポロ越新道 第二節 新道と通行屋・小休所 二 松浦武四郎「新道日誌」 武四郎の新道検分 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
郎は安政五年六月に、サッポロ越新道を検分し、新道沿いの地名・地理・様子を記述した 「新道日誌」(『戊午東西蝦夷山川地理取調日誌』所収、以下『戊午日誌』と略記)をあら わしている。武四郎がこのルートを通行するのは、弘化三年(一八四... |