第四編 イシカリの改革とサッポロ 第四章 イシカリ改革 第二節 改革の新仕法 一 出稼の奨励 共同体意識の成長 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
会を形成しえたことを物語っている。後日、松浦武四郎はイシカリについて「安政五午年 、請負人を廃し直場所村並に仕候」(郡名の儀に付申上候書付)と書いている。とはいえ、 元治元年の山越内場所、慶応元年の小樽内場所... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第一章 イシカリ役所とサッポロ 第三節 イシカリ改革とイシカリ役所 三 イシカリ役所と機構 役人の増員 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
。イシカリ改革に際しては、「漁場改革に付取調、其外土人召連れ山中処々見分」をなし たという(木村家文書村並仕法替書類)。また、安政六年には、城六郎にしたがいクシュン ナイへ出張しており、改役所の担当であったと... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第一章 イシカリ役所とサッポロ 【主要参考文献・史料】 [[【主要参考文献・史料】]] |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
類」、「官員明細短冊(明治三年)」、「開拓使職員録(明治二年)」(以上道文)、林家文書 「御賄留」・「村並仕法替書類」、村山家史料「北地内状留」、『菊池重賢文書』、高橋 種芳『蝦夷日記』(以上北大図)、「箱館... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第四章 イシカリ改革 第三節 漁業の推移 三 混迷のイシカリ漁業 勝右衛門のその後 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
らば五カ所でよいと言うが、箱館奉行の認めるところでなく、さらに慶応元年オタルナイ の請負を申し出るが、村並となって不可能だった。そこで、今度は千島のうちシコタン島 とその属島を再開発するよう水戸藩にもちかける... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第四章 イシカリ改革 第三節 漁業の推移 三 混迷のイシカリ漁業 阿部屋のその後 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
屋に請負わせてほしいと願い出るが、返事のないうちに榎本武揚率いる旧幕軍が進攻、全 島平定を宣言して直捌村並のイシカリ、オタルナイ両地で請負制復活を触れ出し、請負人 をつのった。これに阿部屋がとびつかぬはずはな... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第四章 イシカリ改革 第四節 改革の影響 三 イシカリ改革と第二次直轄 イシカリの内国化 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
められる。改革によりイシカリの異域性は音をたてて崩れだした。しかし、この時点でイ シカリが村とならず、村並とさえ呼ばれた形跡がないことは、改革の限界を示すのだろう 。生産活動にも新しい側面は顕著となる。漁間農... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第七章 在住制とイシカリ在住 第三節 イシカリ在住の活動と生活 一 在住の活動 兼務の収入と在住 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
で、大友の在住手当金一〇両に比してかなりに高額である。また、漁業に関する手当とし ては、木村家文書の『村並仕法替書類』に二つの事例がみられる。一つは安政六年に、「 漁業前々より骨折相努候ニ付」という理由で鮭を... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第七章 在住制とイシカリ在住 【主要参考文献・史料】 [[【主要参考文献・史料】]] |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
撰北海道史』第五巻、『箱館裁判所評決留』、開拓使『御人撰評議』、木村家文書『御用 留』(北大図)、同『村並仕法替書類』、林家文書『御賄留』(北大図)、同『御場所見廻日 記』、玉虫左太夫『入北記』(東大史)、『... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第九章 村の形成と幕末のサッポロ 第二節 シノロ村 二 荒井村の性格 荒井好太郎・鎗次郎 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
)。この間、例えば元治元年(一八六四)の漁業関係業務についての手当関係文書中に書物 御用出役の肩書で(村並仕法替書類木村家文書)、あるいは慶応二年(一八六六)四月の、役 人に対する進物控中に、肩書はないが調役... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第九章 村の形成と幕末のサッポロ 第三節 サッポロ村 三 御手作場の家並みと生活 サッポロ村の誕生 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
ような行政村によって村落は編成され、また蝦夷地においても定住者が増加して集落が形 成されるにともない、村並(むらなみ)と称して、村役人を置き村に準ずる取扱いを受ける 集落も現れていた。イシカリ御手作場に隣接す... |
第五編 札幌本府の形成 第三章 殖産興業の扶植 第三節 官営工場の設営 三 物産局管理工場 篠路村醤油醸造所 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
具の調達を指示され六月に札幌へ送っている。その七月開拓使は篠路村に醤油醸造所を設 けている。それは篠路村並びに周辺が従来豆麦の生産地であること、札幌市街地に近いこ と、石狩川岸にあって水陸運輸の便が良いことな... |
第五編 札幌本府の形成 第四章 周辺村落の展開と農業 第一節 村落の成立と拡充 一 諸村の成立 篠路村と早山清太郎 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
たしていた。もともと「村」は、領主に租税を貢納し夫役を負担することで設置された。 それに準じた場合は「村並(むらなみ)」とされたが、札幌周辺におかれた村はこれらに該 当せず、在住の開墾地と人別支配の区分として... |