第六編 道都への出発 第四章 屯田兵村の再編 第三節 兵村生活の諸相 一 兵員から村民へ 屯田兵制の終結 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
北海道に住民が増え開墾が進むと、屯田兵制に対する見直し意見や反論が出てきた。たと えば奥羽日日新聞(明治二十四年八月六日付)社説は「北門の鎮... |
第五編 札幌本府の形成 第九章 札幌生成期の社会生活と文化 第三節 開拓のなかの女性 二 製糸伝習工女と札幌製糸場の開場 札幌製糸場の開業と工女呼戻し |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
、七年十一月私立水沼製糸所へ工女二五人を技術伝習のために派遣した。この場合、水沼 製糸所派遣の目的には屯田兵授産救育が明確にうち出されていた。さらに開拓使では、福 島・置賜両県へも札幌本庁から養蚕伝習生・伝習工... |
第五編 札幌本府の形成 第五章 屯田兵制の採用 第三節 兵役と授産 一 兵役の義務 衛兵と警衛勤務 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
。当番日の小隊はラッパ音が聞きとれる場所にいなければならない。兵村外では火薬庫、 銃器庫の番兵、のちの屯田兵本部、大隊本部の当番、風紀衛兵勤務等が割当てられた。大 隊本部には分隊単位で毎日交代派遣されたが、その... |
第六編 道都への出発 第四章 屯田兵村の再編 第三節 兵村生活の諸相 二 屯田兵制の評価 軍事的評価 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
全道に置かれた屯田兵村は三七、兵員七三三七人(戸)で家族を含めると四万人以上が移住 し、給与を受けた土地が三万七〇〇〇町歩... |
第五編 札幌本府の形成 第五章 屯田兵制の採用 第二節 琴似・山鼻兵村の建設 二 兵村の人びと 募兵 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
屯田兵は希望をもとに選抜された者によって編成することになったが、その条件を屯田兵 例則で一八歳以上三五歳まで... |
[序] 件名目次 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第7巻 史料編2 |
1三移住民情況調査報告五六移民履歴調(明治一〇年調)…241札幌市街山鼻村円山村琴似村 発寒村琴似発寒屯田兵村上手稲村下手稲村豊平村平岸村白石上白石両村月寒村雁来村札幌 村苗穂村丘珠村篠路村対雁村花畔村生振村五... |
[[図版・写真・表組一覧 刊行の趣旨 奥付]] 図版・写真・表組一覧 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
,年報』第2~4回,『北海道庁勧業年報』第1~3回より作成(332頁)第5章図-1札幌本府を とりまく屯田兵移住地(339頁)図-2屯田兵屋平面図「屯田兵例則一件」『開拓使公文録』( 道文5860)をもとに作成... |
第五編 札幌本府の形成 第五章 屯田兵制の採用 第二節 琴似・山鼻兵村の建設 二 兵村の人びと 兵員と家族 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
兵村とは異なる)、琴似・山鼻兵村の中で家族の多い家が分戸し新しい集落を篠路につく ろうというのである。屯田兵分戸願之義ニ付伺屯田兵家族多ノ者共、二十余戸、篠路村裏 手へ分戸致シ、荒蕪ヲ開拓シテ一村落ヲ為シ度旨、... |
第六編 道都への出発 第四章 屯田兵村の再編 第三節 兵村生活の諸相 二 屯田兵制の評価 屯田兵魂と開拓精神 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
こうした屯田兵の歴史の中から後に〝屯田兵魂〟と呼ぶ生活規範倫理観が生まれてきた。 前にふれたように上原轍三郎はこれを... |
第五編 札幌本府の形成 第五章 屯田兵制の採用 第三節 兵役と授産 一 兵役の義務 非常時の出兵 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
戦争が勃発すると従軍するのは勿論である。最初の参戦は九州地方が戦闘の場となった西 南戦争で、当初入地の屯田兵の大部分が現役兵として出陣した。次に二十七、八年の日清 戦争従軍があり、すでに予備役期間であったが、当... |
第六編 道都への出発 第四章 屯田兵村の再編 第一節 新琴似・篠路兵村の建設 一 兵制の改正 士族授産 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
琴似・山鼻両兵村に始まる屯田兵制は、試行錯誤をくり返しながらも札幌市街を取りまく 開拓実績として評価されるようになった。この間、実状... |
第六編 道都への出発 第四章 屯田兵村の再編 第一節 新琴似・篠路兵村の建設 一 兵制の改正 後期の兵村 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
札幌の屯田兵村はこの構想のもとで拡充され、新たな展開をみるにいたる。すなわち新琴 似兵村と篠路兵村の新規設置をもた... |
第五編 札幌本府の形成 第五章 屯田兵制の採用 第一節 屯田兵制度の成立 一 兵制の導入 殖民方法概則と屯田兵例則 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
三年間の扶助を与えることにした(開拓使公文録道文五七九四)。この概則によって招募し た者を「殖民兵型」屯田兵と以下記述する。この内居宅を変えず現住地にあるままの兵員 について、練兵の不便、非常時緊急召集の困難、... |
第十編 現代の札幌 第九章 芸術・文化の拡がり 第三節 文化財と郷土資料館・郷土史 一 文化財 新琴似屯田兵中隊本部・旧黒岩家住宅 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第5巻 通史5下 |
北3条西5・6丁目北海道昭42.12.15明治6年10月に建築された開拓使札幌本庁舎跡を指定。 〃琴似屯田兵村兵屋跡西区琴似2条5丁目札幌市昭57. 5. 7明治7年に建設された北海道最 初の屯田兵村の兵屋跡で... |
二 札幌市街と周辺村落の形成 六 屯田兵村の開設 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第7巻 史料編2 |
匠作場大凡成る(明治七年五月二五日)八〇兵屋取建資材挽立進め方諒承依頼の件(明治七 年五月三〇日)八一屯田兵屋粗方成る(明治七年一一月二九日)八二松本判官の密居制兵屋 建設の回想(松本系譜より)八三琴似村兵屋半... |
第六編 道都への出発 第四章 屯田兵村の再編 第一節 新琴似・篠路兵村の建設 二 兵員と家族 募兵 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
後期屯田兵を招募するために、十八年二月から三月にかけて北海道と沖縄県を除く全国で 、応募の意向をもつ者の調査を行... |
第八編 転換期の札幌 第九章 大衆文化・モダニズム・文化統制 第一節 大衆文化状況から戦時下の文化統制へ 二 戦時下の文化統制 文化運動の展開 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第4巻 通史4 |
一回北海道地方文化協議会が開催され、「尊くも勇ましき軍神加藤少将が、いみじくも発 言したまへる偉大なる屯田兵魂」を北海道文化運動の根本精神とする申し合わせがなされ る(第一回北海道地方文化協議会会議録)。この屯... |
[[口絵・第四回配本にあたって・例言・総目次]] 新札幌市史 第二巻 通史二/総目次 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
励開墾・営農の推進者たち三開墾から農業経営へ農産の中心・札幌諸村精農家の経営札幌 県下の農業概況第五章屯田兵制の採用…334第一節屯田兵制度の成立…334一兵制の導入黒 田清隆の建議殖民方法概則と屯田兵例則制定... |
第五編 札幌本府の形成 第五章 屯田兵制の採用 第一節 屯田兵制度の成立 一 兵制の導入 黒田清隆の建議 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
札幌の屯田兵村の歴史を本巻では二つにわけて記述する。第五編の本章はその前半にあた り、開拓使が所管した屯田兵例則に... |
第五編 札幌本府の形成 第五章 屯田兵制の採用 第一節 屯田兵制度の成立 一 兵制の導入 制定の事情 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
この時期に屯田兵制が導入された社会事情として、次の四つが考えられる。第一はロシア との国境画定問題をかかえ、兵備の必要... |