第八編 転換期の札幌 第九章 大衆文化・モダニズム・文化統制 第四節 文化の諸相 三 出版・マスコミ (二)新聞、ラジオ 北海タイムスと小樽新聞の競合 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第4巻 通史4 |
この時期の新聞界は、『北海タイムス』と『小樽新聞』による〝二大新聞対立〟の時代を 迎えていた(北海道・樺太の新聞雑誌以下断わらない限りこれを出典とする... |
第七編 近代都市札幌の形成 第八章 国民統合と教育 第二節 中・高等教育機関の整備 一 中学校教育の拡大と定着 北海道庁立第二札幌中学校の設立と「中等学校設立期成会」の活動 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第3巻 通史3 |
)。この時点で、設立形態は札幌中学校の分校ではなく、「独立せる札幌第二中学校」と することが決定した(小樽新聞明44・10・25)。当初、建設地に関しては、以前京都合資会 社から北海道師範学校用として札幌区に寄付... |
第七編 近代都市札幌の形成 第一章 札幌区の成立 第一節 北海道区制と札幌 三 新札幌区の誕生 施行延期 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第3巻 通史3 |
東京へ戻った。この間安場は官舎に入らず山形屋旅館に投宿、そこへ日曜の朝、新長官の 抱負を聞こうと訪ねた小樽新聞社の記者は意表をつかれた。目前に迫った区制施行につき 「余は一向感服せず……一先づ実施延期の勅令を発布... |
第七編 近代都市札幌の形成 第八章 国民統合と教育 第一節 初等教育の諸相 三 少年少女の進路と文化活動 小学校卒業後の進路 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第3巻 通史3 |
る卒業生も多く、二六人に上っていた。その内訳は商業見習八人、家事手伝い一五人、給 仕二人などであった(小樽新聞明37・3・27)。同校の三十七年度の卒業生のうち、中等学 校などへの進学希望者は九八人で、非進学希望... |
第七編 近代都市札幌の形成 第八章 国民統合と教育 第一節 初等教育の諸相 一 初等教育行政の諸問題 尋常科の授業料徴収制の実態 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第3巻 通史3 |
不徴収制は「第三次小学校令」の公布以前の段階では、財政的に「痛苦の感を覚ゆべきは 二三の都府に過ぎ」(小樽新聞明33・5・8)ないという楽観論もあった。しかし、公布後は 「三区及び一級町村中の重なるものは教育費の... |
第七編 近代都市札幌の形成 第八章 国民統合と教育 第二節 中・高等教育機関の整備 二 女子中等教育制度の形成 北海道庁立札幌高等女学校の設立と良妻賢母主義教育 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第3巻 通史3 |
らしめざる者あるべきに其事今に至るまで唯単に心ある人の話題に上るの外一人の率先計 画するなきは遺憾」(小樽新聞明28・9・3)という世論に押される形で、教育課長小野徳太 郎らに設立調査を命じた。三十年には札幌区に... |
年表編 出典一覧(明治以降) 1868年〜1944年 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第8巻2 年表・索引編 |
み(札幌光星高等学校)1904開校30年記念こうほく(幌北小学校)1905北海道樺太年鑑昭和11 年(小樽新聞社)1906北海道樺太年鑑昭和14年(小樽新聞社)1907北海道樺太年鑑昭和15年( 小樽新聞社)19... |
第七編 近代都市札幌の形成 第一章 札幌区の成立 第四節 都市計画的事業の形成 二 都市計画的行政の施行 (一)生活基盤整備 上水道の設備計画 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第3巻 通史3 |
進行中ニ在リ」(北タイ明44・1・21)と演説している。水道敷設計画は、東宮行啓や水害 などで遅れた(小樽新聞明44・7・8、北タイ明44・10・10)が、四十四年十二月完成した( 北タイ明44・12・19)。そ... |
第七編 近代都市札幌の形成 第三章 産業化の模索と進展 第一節 工業 一 繊維工業 帝国製麻の営業と札幌工場 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第3巻 通史3 |
のみならず職工生活者も亦幸福なり」とまとめている(北タイ明42・4・11、13)。もう一 つの資料は『小樽新聞』の明治四十五年六月「札幌工場廻り」という連載記事である。ま ず工場の中に入ると「轟々たる器械の音、朦... |
第七編 近代都市札幌の形成 第三章 産業化の模索と進展 第一節 工業 二 食品工業 製粉業 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第3巻 通史3 |
製粉高の少量なるに由るも二は運賃高額にして外国輸入粉と競争する能はざるが為なり… …」といわれていた(小樽新聞明35・3・12)。小樽における札幌製粉産小麦粉の最上等品 は一袋二円四〇銭であったが、米国産のそれは... |
第七編 近代都市札幌の形成 第四章 資本主義確立期の経済 第一節 産業構造と景気変動 二 札幌の景気変動 日清戦後から日露戦争期 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第3巻 通史3 |
は、年末から翌年はじめにかけての農民購買力に依存していたといわれる。明治三十三年 (一九〇〇)年末の『小樽新聞』は次のように述べている。札幌区は例年十一月頃より十二 月上旬までは商況少しく引立ち、小商人は十一月よ... |
第七編 近代都市札幌の形成 第五章 交通・通信の近代化 第一節 輸送機関の整備と近代化 一 鉄道の国有化と鉄道施設の整備・増設 (二)鉄道・駅の整備・増設と定山渓鉄道 定山渓鉄道の敷設 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第3巻 通史3 |
もあれば定山渓までの鉄道が可能であると答えたという。そのことが定山渓鉄道計画のは じまりであるという(小樽新聞大7・10・17)。その後大正二年一月二十七日、有志と定山 渓鉄道株式会社設立の打合せを行う予定であっ... |
第七編 近代都市札幌の形成 第六章 社会問題の諸相 第一節 日露戦争下の札幌 三 戦争の傷跡 十一州同志記者大会と道民大会 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第3巻 通史3 |
会、十日に道民大会となって開催された。まず十一州同志記者大会は岩内新報、拓殖新報 、北世界、小樽新報、小樽新聞、北海タイムスの記者が参加して豊平館にて開かれた。こ の大会は、「日露媾和の条件は上聖旨に戻り、下国民... |
第七編 近代都市札幌の形成 第六章 社会問題の諸相 第六節 札幌とアイヌ問題 一 札幌とアイヌ民族の諸相 興業としてのイオマンテの挙行 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第3巻 通史3 |
して、尚前回中止の際七銭の入場料を取りたる人々より更に三銭を徴収したるは不都合な る仕方と云ふべし。(小樽新聞明39・1・22)③熊祭り札幌区南三条東五丁目金原恵吉は開 期中(編注・北海道物産共進会)遊園地銀行会... |
第七編 近代都市札幌の形成 第八章 国民統合と教育 第一節 初等教育の諸相 一 初等教育行政の諸問題 就学督励と「名誉旗」の授与 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第3巻 通史3 |
年三月に「学事奨励ニ関スル規程」が一部改正されるまで存続し、全道で一二二校が「名 誉旗」を授与された(小樽新聞明41・4・3)。写真-1名誉旗制式(北海道教育令規明37)札幌 区内でも、三十五年度にいち早く創成尋... |
第七編 近代都市札幌の形成 第八章 国民統合と教育 第一節 初等教育の諸相 一 初等教育行政の諸問題 札幌区の学齢児童の増加と初等教育機関の整備 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第3巻 通史3 |
これに拍車をかけたのが区外から札幌区内に通学する児童の存在で、明治三十九年には四 三〇人に達していた(小樽新聞明39・1・27)。同年一月、札幌区ではこれを制限するため の方策を検討し、「区外児童収容方法」を制定... |
第七編 近代都市札幌の形成 第八章 国民統合と教育 第三節 通俗図書館の成立 二 北海道教育会附属図書館の成立 旧露清語学校への移転 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第3巻 通史3 |
同会では教育会図書館の開館前から新たに移転し、施設の拡充を図ることを計画していた が(小樽新聞明32・11・23)、当初の予定を一年早めて明治三十三年九月の評議員会で「事 務所及図書館移転の件」を... |
第七編 近代都市札幌の形成 第八章 国民統合と教育 第三節 通俗図書館の成立 三 区立小学校附属図書館の設立 明治末期の札幌区民の読書傾向 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第3巻 通史3 |
開館した明治末期の札幌区民は、どのような本に読書の楽しみを見出していたのであろう か。明治四十三年の『小樽新聞』は二度にわたって「札幌の読書界」と題する同名の記事 を掲載し、札幌区民の読書傾向を報じている。興味深... |
[[図版・写真・表組一覧 刊行の趣旨 奥付]] 図版・写真・表組一覧 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第3巻 通史3 |
.10.28)(618頁)写真-17米価騰貴問題について,区民大会開催の動きもあった旨を報ずる 新聞(小樽新聞大7.8.15)(620頁)写真-18札幌の米廉売を報じ,富山の「女房一揆」を風刺 した新聞(小樽新聞... |
第八編 転換期の札幌 第九章 大衆文化・モダニズム・文化統制 第四節 文化の諸相 三 出版・マスコミ (二)新聞、ラジオ 北海道新聞の創刊 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第4巻 通史4 |
一紙とする新聞統合が行われた。道内では、十六年末現在存続していたのは一一紙で、い ずれも北海タイムスか小樽新聞および旭川新聞の系列に属していた。かろうじて独立を保 っていたのは、釧路新聞と根室新聞の二紙だけであっ... |