第四編 イシカリの改革とサッポロ 第五章 サッポロ越新道 第一節 箱館奉行の新道計画 二 サッポロ越新道の計画 新道切開之儀申上 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
これをうけて六月二十二日に、堀・村垣より「西地ヲタルナイ領セニハコより東地千歳川 迄新道切開之儀ニ付申上候書付」が提出された(公務日記)。この「書付」文は、木村家文 書の『御用留』巻二... |
第三編 イシカリ場所の成立 第六章 イシカリ場所の展開と漁業権紛争 第二節 イザリ・ムイザリ漁業権紛争 一 アイヌの漁業権の慣習 イシカリアイヌの入会権 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
かたや千歳アイヌのイシカリ川筋での漁、かたやイシカリ川筋のアイヌの千歳川筋での漁 といった相互の入会権は、どのようにして成立していったのだろうか。それでは具体的に 、イシカリ川... |
第三編 イシカリ場所の成立 第八章 松前藩の復領とイシカリ場所 第一節 復領後の藩政とイシカリ場所 三 アイヌ稼動の実態と人口の減少 雇の実態と代償 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
であった。この場合の賃金は距離によって異なり、運上屋を基点に、アツタ賃米五合、オ タルナイ同七合五勺、千歳川(川上り三日、下り二日見込み)同三升七合五勺、ただし逗留 見込みのある場合米一升ずつと鯡・干鮭の類を持... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第三章 諸藩のイシカリ調査 第二節 諸藩の関心 [玉虫左太夫『入北記』] 玉虫左太夫『入北記』(カラフトからの帰り) |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
叶ハサル程ナリ。是ヲ下リテ即シママツフ川ニ至ル。イシカリ、ユウフツ境ナリ。此処ニ テ午飯ヲ喫ス。此川ハ千歳川ヘ落ル由ナリ。茲ヲ去ルコト一里余、手前ニ川アリ、イサリ 川ト云フ。急流巾七八間ナリ。傍ニ土人家一戸アリ... |
第八編 転換期の札幌 第二章 市制施行と行財政 第八節 兵事 二 軍事演習と行幸 陸軍特別大演習 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第4巻 通史4 |
対敵行動開始後作戦十月三日一、師団主力ハ午前十時頃ヨリ逐次北広島附近ニ到着シ当面 ノ敵ヲ撃破シテ夕刻頃千歳川ノ線ニ到達シ夜ニ入ルモ敵ヲ攻撃シテ同川右岸地区ニ進出ヲ 企図ス二、夕張支隊ハ朝来由仁南側地区ニ陣地ヲ占... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第三章 諸藩のイシカリ調査 第二節 諸藩の関心 [玉虫左太夫『入北記』] 玉虫左太夫『入北記』(カラフトへ向かう) |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
(チ)イシカリ川ト云フ。半丁計ノ幅ニテ、ハツサフ川ヨリ大ナリ。是ヲ過キ一里余行キテ 、イビツブトト云フ千歳川筋出口アリ。幅半丁余ニシテ是又宜シキ川ナリ。是ヲ過クレハ 、シマヽツブト云フ処アリ。此処ユウブツ、イシ... |
第三編 イシカリ場所の成立 第六章 イシカリ場所の展開と漁業権紛争 第二節 イザリ・ムイザリ漁業権紛争 一 アイヌの漁業権の慣習 『土人由来記』 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
料に、「右網ハ元来ユウフツより相初り候事故、イシカリ土人共方にて聊故障無之、勿論 イヘツフトより川上之千歳川筋之儀は、旧来千年川領にて、土人共差してシコツ土人と相 唱来候由、春先より夏分迄は、イシカリ大川通ニて... |
第三編 イシカリ場所の成立 第六章 イシカリ場所の展開と漁業権紛争 第二節 イザリ・ムイザリ漁業権紛争 一 アイヌの漁業権の慣習 産物の流通 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
両者が入り混じって生活していたことも事実であったようである。そして、人と物の往来 ・流通の関係からか、千歳川筋の産物が、船便のあまりよくない太平洋側のユウフツに出 されず、和産物が豊富に持ち込まれるイシカリ川口... |
第三編 イシカリ場所の成立 第六章 イシカリ場所の展開と漁業権紛争 第二節 イザリ・ムイザリ漁業権紛争 二 漁業権紛争の発端 上ツイシカリアイヌの離散 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
ようにそのありさまを伝えている。一家数三十七軒上ツイシカリ場所人数百四十八人此住 居旧来唱来一家数七軒千歳川之内イサリフト人数二十六人是はシレマウカ幷サエラ フニ同夷共ウタレニ御座候。代々住居仕候... |
第三編 イシカリ場所の成立 第七章 幕府の蝦夷地調査とイシカリ要害論 第一節 イシカリ川水系と東西連絡路の歴史 一 一七世紀 元禄御国絵図 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
つ」、「ついしかり」、「かばた」、「めいぶつ」、「夕別」の地名が並び、「ついしか り」付近には、現在の千歳川が合流している。千歳川を遡ると、「しままつぷ」、「いへ らまこ(いへちまた)」、「つうめん」、そして「... |
第三編 イシカリ場所の成立 第八章 松前藩の復領とイシカリ場所 第二節 蝦夷地開拓論・海防論とイシカリ場所 二 松浦武四郎の探検とイシカリ場所 松浦武四郎のイシカリ川筋探検 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
ホーツク沿岸を探検、一旦ソウヤへもどり西海岸を南下してイシカリに出た。八月十九日 、イシカリ川を遡って千歳川へ出るため河口を舟で出発した。舟は、長さ四間くらい、幅 三尺七、八寸の丸木舟に柳の枝を曲げて鉢形に作っ... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第二章 幕府のイシカリ調査 第一節 安政元年の調査 二 堀、村垣の調査団 平山謙二郎と一瀬紀一郎 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
沿いにすすみ、ユウフツから内陸に入って千歳を経てイシカリに着いたのは二十日。ここ で本隊とおちあうが、千歳川を下る道すがら平山の詠んだ詩が『省斎遺稾』にみられる。 文中の「阿薩」は千歳市長都、「伊佐里太」は恵庭... |
第一編 札幌の自然史 第四章 台地と扇状地 第二節 最終氷期の堆積物 埋められた大地 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
下していたことになる。さらに、低地帯南部における軽石流の下底の等高線が示す古地形 から、この時期には、千歳川や漁川(いざりかわ)はもちろん、夕張川、石狩川も太平洋に 注いでいた可能性がある。となると、これらの河... |
第二編 先史の札幌 第五章 擦文時代 第三節 遺構 集落 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
的な形で分布している。これらの大集落は、小集落が近接した地域に集まった形態で、同 様な例は同じ道央部の千歳川流域でも認められる。この一見大集落と思われる擦文時代の 集落については、宇田川、藤本らによる常呂川流域... |
第三編 イシカリ場所の成立 第六章 イシカリ場所の展開と漁業権紛争 第二節 イザリ・ムイザリ漁業権紛争 二 漁業権紛争の発端 東蝦夷地の仮直轄 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
られている間は問題はおこらなかった。ところが、前述したような東蝦夷地の仮直轄とな り、シママップ川から千歳川をもって幕府領の境界としたので、イシカリ・ユウフツのア イヌの相互に所有していた入会漁業の場まで、かた... |
第三編 イシカリ場所の成立 第六章 イシカリ場所の展開と漁業権紛争 第二節 イザリ・ムイザリ漁業権紛争 二 漁業権紛争の発端 ウライの没収と出漁禁止 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
リ川に二カ所)のうち、ムイザリのウライ一カ所が没収された。没収に際し、ユウフツ詰 高橋、河西の両人は、千歳川支配人重次郎を通して、「尤以後東西一統御用地ニも被仰出 候ハヽ其節は、元成ニ可申付候儀ニ御座候」(由来... |
第三編 イシカリ場所の成立 第六章 イシカリ場所の展開と漁業権紛争 第二節 イザリ・ムイザリ漁業権紛争 三 アイヌの訴願から収拾へ 第一回訴願 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
はあるが、知行主である今井新右衛門に内緒にして貸したので、請負人より叱責されたこ と、②近年ユウフツ、千歳川の漁場も不漁が続いて、ためにユウフツアイヌ一同が産物の みならず飯料さえ欠乏の始末であることなどを掲げ... |
第三編 イシカリ場所の成立 第六章 イシカリ場所の展開と漁業権紛争 第二節 イザリ・ムイザリ漁業権紛争 三 アイヌの訴願から収拾へ 第二回訴願 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
、上ツイシカリの知行主は松前貢、請負人近江屋三郎次、運上金は二〇両であった)の主 要産物である干鮭は、千歳川領イザリブト、ムイザリの両場所、すなわち上ツイシカリの シレマウカのウライ所有場所から産出するものであ... |
第三編 イシカリ場所の成立 第六章 イシカリ場所の展開と漁業権紛争 第二節 イザリ・ムイザリ漁業権紛争 三 アイヌの訴願から収拾へ 第三回訴願と収拾 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
のように決めたのは、シリコノエらが漁に行っていたために、ウライを拵える時節になっ ても無人であった折、千歳川やイザリブト住居のアイヌが老母のところへ立ち寄り、ウラ イ拵えや種々世話したことがあったので、熟談のう... |
第三編 イシカリ場所の成立 第七章 幕府の蝦夷地調査とイシカリ要害論 第二節 幕府の蝦夷地調査とシコツ越 二 西蝦夷地直轄前後 山崎半蔵 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
明)を逃れてユウフツの開墾場より避難してきた八王子千人同心の妻や子供らを目撃して いる。翌六月一日は、千歳川を下り、イザリブトを通ってイシカリ川へ出、その日のうち にイシカリに到着したが、途中のイザリ・ムイザリ... |