第四編 イシカリの改革とサッポロ 第一章 イシカリ役所とサッポロ 第三節 イシカリ改革とイシカリ役所 三 イシカリ役所と機構 足軽 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
段階では二人であったが、増員されたのである。安政五年の段階には、武川勇次郎、西村 清八郎、信沢順之丞、亀谷丑太郎などがいた。武川勇次郎は、肝付七之丞の後任として安 政四年閏五月にイシカリ詰となる。箱館では水主勤めの... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第一章 イシカリ役所とサッポロ 第三節 イシカリ改革とイシカリ役所 三 イシカリ役所と機構 ハッサム番所 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
足軽の亀谷丑太郎は、四年間にわたりハッサム番所詰をつとめていたことが、先の『荒井 金助事蹟材料』所収の聞書でわかる。い... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第一章 イシカリ役所とサッポロ 第三節 イシカリ改革とイシカリ役所 三 イシカリ役所と機構 学問教授所 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
鈴木□太郎は顕輔、石渡英太郎はアツタ詰定役の庄左衛門、軽部三吉は在住伝一郎のそれ ぞれの子弟であろう。亀谷丑太郎の談(荒井金助事蹟材料)では、学問教授所は「教導館」 と名付けられ、命名者は糟谷筑後守義明であったとい... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第一章 イシカリ役所とサッポロ 第五節 幕末のイシカリ役所 一 金助の転任と役人の動向 同心・足軽 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
元石狩詰同心)を申し付けられている(箱館裁判所評決留)。足軽には、文久元年五月の段 階で、武川勇次郎・亀谷丑太郎・西村清八郎・福士清五郎・加藤十助の五人が知られてい る。このうち、勇次郎・丑太郎・清八郎については前... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第四章 イシカリ改革 第四節 改革の影響 二 対ロシア外交の拠点 直場所の経営費 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
の利益あり。佐々木勝造は漁場取締役横山喜蔵に随ひ、金五千両を箱館奉行所まで携帯し て納めたることあり。亀谷丑太郎談(改革の年イシカリ役所詰となった足軽、ハッサム勤 番所に在勤した。)石狩場所より金五千両を箱館に持参... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第一章 イシカリ役所とサッポロ 第三節 イシカリ改革とイシカリ役所 三 イシカリ役所と機構 番所の設置 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
川チクヘツ(同心、中西清三)、中川トツク(勤番人)、ユウバリ(同心、広田八十五郎)、サ ッポロ(足軽、亀谷丑太郎)を新設し、十一月から三月まで駐在することになっている。ア イヌの人別帳は、以上の四番所ごとに編制され... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第四章 イシカリ改革 第一節 改革の背景 一 荒増申上候書付 改革まで |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
。こうして安政五年四月十三日、イシカリ改革断行の日をむかえるのである。足軽でハッ サムに四年間在勤した亀谷丑太郎の回想によれば、六月二日阿部屋から場所を引き継ぎ、 その布告をシャコタンからマシケまで一一カ所に触れ出... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第四章 イシカリ改革 第二節 改革の新仕法 三 流通機能の整備 イシカリ入津の廻船 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
幌市街石狩町資料)また、佐々木勝造は「石狩入津の船は、年々六十艘、多き年は九十艘 に至る」と語ったが、亀谷丑太郎によると「越後より石狩に来りし舟は、平年四十艘なり 。六十艘、九十艘と云ふは真にあらず」(いずれも石狩... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第五章 サッポロ越新道 第二節 新道と通行屋・小休所 四 志村鉄一と吉田茂八 志村鉄一の経歴 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
ついても江戸、あるいは信州と両説がある。『荒井金助事蹟材料』の中には、当時イシカ リ役所の足軽であった亀谷丑太郎の聞き取り調査が収録されている。丑太郎によると、鉄 一について以下のように談話されている。志村鉄一ハ江... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第五章 サッポロ越新道 第二節 新道と通行屋・小休所 四 志村鉄一と吉田茂八 吉田茂八 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
志村鉄一とならび、通行屋に深い関係をもったのが吉田茂八であった。再び『荒井金助事 蹟材料』の亀谷丑太郎の聞き取り調査によると、茂八は丑太郎がハッサム番所に勤番して いた安政五年(一八五八)から文久元年(一... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第五章 サッポロ越新道 第二節 新道と通行屋・小休所 五 ハッサム小休所とハッサム川 ハッサム川の利用 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
この小休所の所には、ハッサム番屋もおかれており、足軽亀谷丑太郎が在勤することにな る。なお、小休所・番屋はハッサム川(現琴似発寒川)のそばに建てられたが、このハッサ... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第五章 サッポロ越新道 第四節 イシカリの交通 二 運送と通信 運送と通信 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
たえられない貧馬であったようである。イシカリで本格的に馬が買い集められるのは、安 政六、七年頃で、足軽亀谷丑太郎はオシャマンベ・ウス・ユウフツ・ニイカップ・サルな どを巡回して、四〇余頭を買い集めたという(荒井金助... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第六章 アイヌ社会とコタンの変貌 第二節 人別帳にみるアイヌ問題 一 人別帳の作成 慶応元年の人別帳 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
)、中川トツク(現新十津川町付近)、ユウバリ、サッポロの四番所がおかれた。サッポロ 番所の勤番人は足軽亀谷丑太郎となっているが、丑太郎は後にハッサム番所の担当となる 。これはサッポロ番所はおかれず、ハッサム番所に変... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第九章 村の形成と幕末のサッポロ 第一節 ハッサム村 四 コトニその他 中田儀右衛門・福玉仙吉ほか |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
同二年)の七人で、出身地はいずれも越後国蒲原郡となっている。また『札幌郡調』には 、イシカリ役所の足軽亀谷丑太郎が、ハッサム番所詰となり、「今ノ手稲村の橋上」に農 地を開いたとある。以上のように、ハッサム村などには... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第九章 村の形成と幕末のサッポロ 第二節 シノロ村 二 荒井村の性格 城六郎開墾地 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
開墾地の場所については、まったく手掛かりを得ることができなかった。このほか、前節 に記したように、足軽亀谷丑太郎も、ハッサム村(のちに手稲村となる地)に開墾地を持っ ていたといわれる。 |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第十章 建府論の展開 第一節 箱館奉行等の意見 一 堀・荒井の意見 後年の聞取り等によるもの |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
。このほか、同史料は後半に聞書が掲載されている。そのうち関係分を拾うと、まずイシ カリ詰の足軽であった亀谷丑太郎の分は「堀織部正ハ、対雁に城を築く見込なりし、其他 北海道の見込ありけるを、安藤(信正―老中)と論協ハ... |