第四編 イシカリの改革とサッポロ 第三章 諸藩のイシカリ調査 第二節 諸藩の関心 三 仙台藩 弘前藩の関心 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
もなう人の日常的往来に目を向けなければならない。たとえば、イシカリ辺にたびたび来 て、その事情に詳しくアイヌ語のわかる領民が津軽にはいた。安政元年堀・村垣一行が蝦 夷地調査を行う際(第二章一節)、先発で弘前藩に着... |
第三編 イシカリ場所の成立 第一章 松前藩成立以前の蝦夷地 第一節 渡島蝦夷 一 蝦夷の南下 五~七世紀の蝦夷(えみし)の動き |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
岩出山にまで及んで出土しており(シンポジウムアイヌと古代日本)、しかも石狩低地帯以 南出羽、陸中以北がアイヌ語の同一文化圏といわれるように、ナイ=沢、ペツ=川などの アイヌ語地名がこの辺まで多く残っている。 |
第三編 イシカリ場所の成立 第七章 幕府の蝦夷地調査とイシカリ要害論 第一節 イシカリ川水系と東西連絡路の歴史 二 一八世紀・一九世紀はじめ 豊平川の誕生 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
らば、サッポロ川とエベツ川との間を北流し、イシカリ川に流れ込む小川であったらしい 。またツイシカリは、アイヌ語で「to-e-shikari(沼が・そこで・回る)」(山田秀三北海 道の地名)と解釈できるともいわれて... |
第五編 札幌本府の形成 第七章 社寺の創基とキリスト教の宣教 第三節 キリスト教の宣教開始 三 宣教師の巡回 デニングの進出と撤退 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
、伊藤はデニングの属する教派の信徒となった)めざましい伝道の成果を挙げた。まず、 十一年夏、デニングはアイヌ語研究を名目として平取まで足を伸ばした。次いで平取から 札幌に赴き、農学校教授ブルックス宅で集会を開いた... |
第十編 現代の札幌 第六章 社会状況の変化と新たな運動の展開 第七節 アイヌ民族の諸権利の回復を求めて 一 北海道ウタリ協会札幌支部結成から「民族の復権」へ 「全国アイヌ語る会」 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第5巻 通史5下 |
四十八年一月二十一日、札幌市内で「全国アイヌ語る会」が初めて開催された。札幌在住 のアイヌ民族による実行委員会(砂沢ビッキ代表)が「アイヌウタリが地... |
第十編 現代の札幌 第六章 社会状況の変化と新たな運動の展開 第七節 アイヌ民族の諸権利の回復を求めて 三 「国際先住民年」から「アイヌ文化振興法」の制定へ 「国際先住民年」 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第5巻 通史5下 |
。「ヌヤン・ヌカラン・ピラサレヤン」(聞きなさい・見なさい・広げなさい)をサブタイ トルに、古式舞踊、アイヌ語劇、民族衣装の紹介とファッションショー、アイヌ語弁論大 会、展示等々盛りだくさんに民族の祭典が行われた... |
[あとがき] 『新札幌市史』編集の経過 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第8巻2 年表・索引編 |
10月7日(講師:田端宏北海道教育大学教授)第6回近世史研修会:昭和62年7月17日(講師: 山田秀三アイヌ語地名研究家)第7回近世史研修会:昭和62年9月25日(講師:長谷川伸三小 樽商科大学教授)第1回近代史... |
[[口絵 第三回配本にあたって 編集にあたって 凡例 新札幌市史 総目次]] 凡例 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
に入れて示した。また、年号の変わった年は、原則としてその年全部を新年号で記した。 一蝦夷地の地名等で、アイヌ語を語源とするものは、原則として片仮名書きとした。一史 料等の引用文は、その部分を「」で囲み、またはやや... |
第一編 札幌の自然史 第四章 台地と扇状地 第三節 扇状地堆積物 札幌扇状地の特性 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
られているのである。開拓時代の札幌にはこんこんと水の湧き出す泉が一三カ所もあった という(図9)。泉はアイヌ語でメムとよばれており、アイヌの人びとの生活を豊かにうる おしていたにちがいない。これらの泉のうち、あと... |
第二編 先史の札幌 第五章 擦文時代 第二節 遺跡の分布 旧琴似川の遺跡群 [[旧琴似川の遺跡群]] |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
、豊平川および標高二〇メートル付近にある道庁、北大植物園、知事公館の池などに名残 りをとどめる湧泉池(アイヌ語でメム、ヌプサムメム・ピシクシメム・キムクシメムなど) からでる小河川と、円山・宮の森方面の山から流れ... |
第三編 イシカリ場所の成立 第一章 松前藩成立以前の蝦夷地 第一節 渡島蝦夷 二 律令国家と渡島蝦夷 エミシと粛愼 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
来朝して饗応を受けていたのではないかと思われる。海保嶺夫は「石狩低地帯の考古学上 の知見や近世の絵図、アイヌ語地名を参照した河野広道は、近世初期の地図には石狩低地 帯を以て北海道を二つの島に分ける例の多いこと、沙... |
第三編 イシカリ場所の成立 第一章 松前藩成立以前の蝦夷地 【主要参考文献・史料】 [[【主要参考文献・史料】]] |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
埴原和郎他『シンポジウムアイヌと古代日本』、山田秀三『アイヌ語地名の研究』、工藤 雅樹「古代蝦夷の社会」『歴史評論』四三四号、高橋崇「柵」『東北古代史の研究』、『 新... |
第三編 イシカリ場所の成立 第二章 松前藩の成立と蝦夷地 第一節 松前藩の成立過程 二 蠣崎政権樹立 コシャマインの蜂起 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
花沢の館主蠣崎季繁の守護武田信広がアイヌの首長「胡奢魔犬」父子を射殺し、多くの「 侑多利(ウタリ)」(アイヌ語で同族、同類の意)を斬殺し、凶賊を破り、花沢館の安泰を計 った。ところが季繁に継子がなかったので、下之... |
第三編 イシカリ場所の成立 第二章 松前藩の成立と蝦夷地 第一節 松前藩の成立過程 三 松前藩の成立 豊臣秀吉の朱印状 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
下を脱して蝦夷島における支配者の地位を確立した。ついで、その夏東西のアイヌを呼び 集め、御朱印を見せ、アイヌ語で読みきかせ、「志摩守の下知に違背し、諸国より往来の 者某(シャモ)に対し夷狄猛悪の儀あるに於ては、速... |
第三編 イシカリ場所の成立 第二章 松前藩の成立と蝦夷地 第二節 蝦夷地の支配体制 一 松前藩の支配機構 商場知行 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
、その折、掟書を読みきかせ、「役土人」には特別の待遇を与えた。その交易をオムシャ と称した。オムシャはアイヌ語のウムサで、アイヌが久しぶりに出会った時に互いになで さすり親しさを表す挨拶。アイヌの交易は、物を贈り... |
第三編 イシカリ場所の成立 第二章 松前藩の成立と蝦夷地 【主要参考文献・史料】 [[【主要参考文献・史料】]] |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
史』第二巻、『松前町史』通説一、『石狩町誌』、海保嶺夫『中世の蝦夷地』、藤村久和 「札幌で話されていたアイヌ語の行方」『札幌の歴史』第四号、「福山秘府」『新撰北海 道史』第五巻、「地北寓談」『北門叢書』、『新羅之... |
第三編 イシカリ場所の成立 第四章 イシカリ十三場所の成立 第二節 場所請負制の成立と十三場所 三 天明・寛政期 [[天明・寛政期]] 十三場所の変遷と請負人 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
たちで、下流域とも関係が深く、それでサッポロ川流域の地名とならんで「チイカルシ」 、「ツフカルイシ」(アイヌ語で中川の意)が出てきたとの見解もある。しかし、管見した 限りでは、イシカリ川上流域に、これに類する地名... |
第三編 イシカリ場所の成立 第八章 松前藩の復領とイシカリ場所 第一節 復領後の藩政とイシカリ場所 一 復領後の蝦夷地政策 アイヌ支配の構造 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
出ること。⑩山林樹木のある場所で野火を焚いてはならないこと(番人円吉蝦夷記)。これ ら申渡しは、すべてアイヌ語でなされたことはいうまでもない。その内容は、幕府直轄時 代のそれと同様であったらしいが、時代が下るにし... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第四章 イシカリ改革 第三節 漁業の推移 一 直捌漁業への転換 イシカリ改役所の設置 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
蔵方、土人廻し方、台所賄方等を置き、イシカリの(玉川)慶吉(市史第六巻史料編一五六 頁の藤吉は誤り)はアイヌ語通詞となる。ほかに秋の鮭漁期は多くの勤番人が必要となる から、在住などを臨時に雇い入れ、金銭と鮭で報酬... |
第五編 札幌本府の形成 第九章 札幌生成期の社会生活と文化 第二節 アイヌの人びと 一 札幌本府とアイヌ 聚落と戸口の変遷 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
一時的で、安住の地を求めて三十年代以降旭川方面に転居していった模様である(藤村久 和札幌で話されていたアイヌ語の行方)。表-8札幌のアイヌの戸口の推移年戸数人員男女 明治251367361367411311516... |