六 細大日記(誌) 解題 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第6巻 史料編1 |
本史料は、明治四年四月から同六年六月に至る開拓使小樽仮役所-札幌開拓使庁-札幌本 庁開墾掛の業務日誌である。「細大日記」は北海道立文書館(請求番号〇〇三一六)、「細 大日誌」は北海道立図書館(... |
第五編 札幌本府の形成 第二章 開拓使本庁と札幌 第三節 町役人体制から札幌区役所の成立 一 札幌の行政制度の整備 開墾掛と町役人 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
。この当時町役人たちが執務を行うところを町会所とよんだ。この間これらの町役人らと の開拓使側の窓口は、開墾掛である。この開墾掛は、当掛の公務日記である『細大日記( 誌)』(市史第七巻)でみると、移住民の移住地や... |
四 大友亀太郎文書 解題 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第6巻 史料編1 |
川村で廻船問屋を営む種田徳兵衛の娘サダを妻に迎えている。慶応二年(一八六六)二月亀 太郎は新たに蝦夷地開墾掛に任ぜられて石狩場所開墾の取扱をすべて委任され、同年四月 二十三日石狩に着き、開墾場たるべき地を調査し... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第七章 在住制とイシカリ在住 第三節 イシカリ在住の活動と生活 一 在住の活動 兼務の収入と在住 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
れ、さらに木古内村開拓取扱を命じられ、役金六両を支給された(大友亀太郎履歴書)。つ いで慶応二年蝦夷地開墾掛を命じられ、後の札幌村の基となる御手作場を担当して「俸禄 弐人扶持年金五拾五両を賜」(同前)った。しか... |
第五編 札幌本府の形成 第二章 開拓使本庁と札幌 第四節 札幌都市計画の進展 二 札幌での本格的建設の準備と御用火事 御用火事 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
明治五年三月二十六日、移民たちの家作や移住地・入植地に関係する仕事をする開墾掛の 『細大日誌』(市史第六巻)に、「山火為予防、官員一同出張、ガラス邸前辺より脇本陣近 傍本願寺より薄野... |
第五編 札幌本府の形成 第二章 開拓使本庁と札幌 第四節 札幌都市計画の進展 五 松本大判官の札幌経営 明治五年の春と六年の春の相違 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
に移住を開始して僅か一年しか経過していない五年春にも、すでにこれと同様の状況があ らわれている。その時開墾掛は、廃止になった貸付金の復活を上申した。それによると「 市街ノ体ヲ具へ候得共、北海道之内、独り此地而已... |
第五編 札幌本府の形成 第九章 札幌生成期の社会生活と文化 第一節 草創期札幌の人びとの諸相 一 生業をもとめて 住民構成(市中と村) |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
札幌は実に多くの移民を抱え込んでいるのが知られる。一方、村の方はどうであろうか。 五年一月段階で開拓使開墾掛が調査した「北海道戸口調草」によれば、札幌、苗穂、丘珠 、篠路、対雁、月寒、平岸、円山、琴似、発寒、白... |
Ⅰ土地・気象・人口 総説 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第8巻1 統計編 |
不洩様取調」差し出すよう達した(民部省令第384号「諸藩石高戸口ヲ録上セシム」)。これ を受けて開拓使開墾掛は71年3月,札幌市中を町代見習・高橋亀次郎らに,篠路,琴似, 平岸,丘珠,月寒の諸村を村役人らに調査... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第七章 在住制とイシカリ在住 第一節 在住制の成立と展開 四 在住制改正の動向と終末 開拓使の設置と在住制の終末 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
が在住となっている(開拓使庶務局御人撰評議)。ほかに大友亀太郎がこの月兵部省(軍務 官か)出張所石狩国開墾掛に任命されており、箱館府のイシカリ在住六人のうち、不明な のは三人である。しかしこの間箱館戦争を経て多... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第七章 在住制とイシカリ在住 第三節 イシカリ在住の活動と生活 一 在住の活動 在住の兼務 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
書の断片があり、これからすれば松井は流通・海運関係の業務を担当したように思われる 。大友亀太郎も蝦夷地開墾掛、すなわち御手作場の責任者としての業務がもっぱらであっ た。このほか一応永続的ではあるが、これらとは異... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第八章 イシカリ御手作場の経営 第四節 御手作場経営の実態 三 イシカリ御手作場の終焉 幕府の倒壊と大友亀太郎の去就 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
画の衝に当たっていた堀真五郎よりその開墾の諮問を受け、翌七月五日直ちに兵部省(軍 務官か)出張所石狩国開墾掛(月給一〇円)に任命されている。これをもって大友はイシカ リ御手作場の取扱いから離れることになったので... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第九章 村の形成と幕末のサッポロ 第一節 ハッサム村 四 コトニその他 早山の移転と御手作場への繰り入れ |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
惣次慶応四戊辰六月入本人当辰四十五歳同妻かミ同三十三歳同悴与惣吉同五歳同弟正助四 十歳このほか、開拓使開墾掛による明治四年の人別調には、「在来」と記された家が、右 のほか四戸ある。「在来」とは、おそらく開拓使の... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第十章 建府論の展開 第一節 箱館奉行等の意見 二 幕府・箱館奉行の方針 御手作場 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
慶応二年、大友亀太郎を蝦夷地開墾掛として、サッポロに御手作場(幕府の直営農場)の事 業が開始された。これはハッサムなどを含め、従来道内に... |
[[口絵・第四回配本にあたって・例言・総目次]] 新札幌市史 第二巻 通史二/総目次 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
の定住状況壬申戸籍の作成市内の戸口第三節町役人体制から札幌区役所の成立…138一札 幌の行政制度の整備開墾掛と町役人大小区制の導入戸長制と札幌市中の事務札幌区役所の 成立二役所の位置と名称町役人時代の執務場所市... |
第五編 札幌本府の形成 第一章 札幌本府の建設 第二節 島判官の札幌本府建設 二 豊平開墾 豊平開墾 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
」があった話はない。関係ありそうなのは深谷鉄三郎の昔話で、札幌へ来た役人を紹介し た際に、「豊平向うの開墾掛長石山」といっていることと、島判官の本府建設計画図であ る「石狩大府指図」に、札幌川東岸に「豊平村」の... |
第五編 札幌本府の形成 第一章 札幌本府の建設 第四節 初期移民と村落の形成 三 辛未移民の入植 辛未村の計画 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
海沿岸に出稼ぎに来ていた人びとを、官募移民にくり入れる計画も進められていた。計画 は三年九月頃から札幌開墾掛にて立案されている。これは庚午移民の場合、「御雇入ニ付 罷出候位之気分」(市史第七巻七八頁)で、扶助に... |
第五編 札幌本府の形成 第二章 開拓使本庁と札幌 第三節 町役人体制から札幌区役所の成立 一 札幌の行政制度の整備 戸長制と札幌市中の事務 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
日に市会所へ出頭して市会所の事務を監督するものである。その権限範囲は札幌一郡であ る。この二人はともに開墾掛の兼務である。一方市会所の受付方・出納方双方の副戸長は 、申し合いで五日交番で一人が開墾局へ詰めること... |
第五編 札幌本府の形成 第二章 開拓使本庁と札幌 第三節 町役人体制から札幌区役所の成立 二 役所の位置と名称 町役人時代の執務場所 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
陣跡に移され、ここを町会所とよんだといわれている。町会所の名称は四年十一月十日、 町代及び町代見習から開墾掛へ出された深道繁次郎の採用に関する書付の中に見えている 。右之者未七月下旬小走ニ相願罷在候処実体之者ニ... |
第五編 札幌本府の形成 第二章 開拓使本庁と札幌 第四節 札幌都市計画の進展 五 松本大判官の札幌経営 市中不況への対策 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
、市中ノ形勢一変、目途モ相立」であろうとしている。そのため不況の実態をさぐるため 、松本は六月十三日に開墾掛前田権大主典に「市中脱走等至急に取調」を指令して、出稼 人や脱走者や空家などを調査させた。この実態調査... |
第五編 札幌本府の形成 第二章 開拓使本庁と札幌 第四節 札幌都市計画の進展 六 開拓使の本府札幌の整備 市街と周辺村落との境界 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
いくと「未た小樽石狩両郡の境界等も不相定、追々人烟繁殖致候テハ、不体裁之事件も差 起り可申哉に付」と、開墾掛は郡境や村落ごとの境界確定の必要性を主張した。さらに六 年八月には、本庁から四方一里のうちを測量して、... |