第六編 道都への出発 第一章 北海道庁と札幌 第四節 交通・通信の整備と治水 一 交通の整備 札幌・茨戸間、花畔・銭函間運河開削 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
の交通網の整備の必要性を主張していた北垣は、京都府時代の政策を北海道にもあてはめ ようとした。それが、銭函と札幌を運河で結ぼうというものであった。札幌・銭函間運河 は前述のように明治三年に一部実行に移されたが... |
[[図版・写真・表組一覧 刊行の趣旨 奥付]] 図版・写真・表組一覧 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
の官宅(北大図)(71頁)写真-8西二番使掌長屋と西三番少主典邸(北大図)(72頁)写真-9札幌 ヨリ銭函新川迄之図(北大図)(74頁)写真-10坂野元右衛門の履歴書(共進会書類道文4553)( 86頁)写真... |
第五編 札幌本府の形成 第二章 開拓使本庁と札幌 第五節 交通・運輸施設の建設と治水 一 交通の整備 札幌への道路の開削 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
島判官の計画の「石狩大府指図」には、銭函道・杓子琴似道・千歳道・有珠道・室蘭道が 記載されている。これらの道路がその時に存在したかどうか不明で... |
第五編 札幌本府の形成 第一章 札幌本府の建設 第二節 島判官の札幌本府建設 五 島判官による物資調達 西地諸郡からの物資調達 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
、小貫らを派遣した新潟などから調達するよりは時間的に早く調達できる。余市の林家で は、二年十月二十三日銭函で「米穀諸品御差支に付当余市泊番備米外品々とも一時融通可 致旨島判官殿より御達」の見返りとして、一〇〇... |
第五編 札幌本府の形成 第一章 札幌本府の建設 第三節 開拓使の体制整備と札幌本府建設 四 十文字大主典の札幌経営 新川開削 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
島判官が銭函への途中で歌棄で佐々木弥吉に黒松内山道の仕込みをさせていること、余市 越山道などの見積りをしていること... |
第五編 札幌本府の形成 第一章 札幌本府の建設 第二節 島判官の札幌本府建設 二 豊平開墾 豊平開墾の実態 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
まず豊平開墾の時期は、島判官一行が銭函に到着した直後から十一月中旬である。更に事 業の内容を上記の史料①から推察しよう(表1)。表-1豊平開... |
第五編 札幌本府の形成 第一章 札幌本府の建設 第二節 島判官の札幌本府建設 四 昇平丸の沈没と米不足 昇平丸の運航 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
小作郎・町田十郎・井上三郎、東本願寺家来松井逝水・源光寺・長巌寺・山岡新助等であ る。荷物三九個、函館銭函行きの米一三〇二俵を積み込んでいた(開拓使公文録道文五七 〇二)。別な史料には「米千五百俵」とあり、内... |
五 十文字龍助関係文書 解題 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第6巻 史料編1 |
興味深い史料である。二の開拓使関係文書は、龍助が開拓大主典の任にあった時の公文書 である。うち「評議留銭函分」は、明治二年十一月十三日から十二月はじめまでの、開拓 使銭函仮役所分の決裁綴原本である。すなわち、... |
第五編 札幌本府の形成 第二章 開拓使本庁と札幌 第二節 都市移民の招来 一 招募移民対策 物流の拠点 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
この地域については次のような見方も可能である。初め島判官は、銭函から札幌への物資 輸送を考えて銭函道の整備を行った。その後石狩が兵部省から開拓使の管轄下に入ったこ とか... |
第八編 転換期の札幌 第三章 都市計画と社会資本整備 第二節 社会資本の整備 二 交通路の整備 (二)道路の新設と道路の状況 札樽国道の整備 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第4巻 通史4 |
期拓殖計画の中で道路改良政策の方針をとり、六年からの三カ年継続事業として、失業対 策事業を兼ねて小樽~銭函間の改良を行った(小樽市史第四巻)。札幌市内では、大正十五 年に西四丁目線北一~二条西四丁目間両側の歩... |
第五編 札幌本府の形成 第一章 札幌本府の建設 第二節 島判官の札幌本府建設 五 島判官による物資調達 人足などの札幌への送り込み |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
ることになる。それらの人びとへどれほどの米や金を支払ったかを明確にできる史料はな いが、さきの『開拓使銭函方御蔵米御用金請払明治二、三年』にある「巳十月より同十二 月迄諸渡方類寄」「銭函御蔵玄白米諸渡調」がそ... |
第五編 札幌本府の形成 第一章 札幌本府の建設 第三節 開拓使の体制整備と札幌本府建設 四 十文字大主典の札幌経営 物資の輸送と輸送方法の整備 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
判官の時代は兵部省が石狩・小樽を支配していた関係で、厚田浜益や余市忍路から人夫に 背負わせて札幌または銭函へ運んでいたようである。しかし役宅の建設も進んで札幌が役 所の街の体裁が整えられつつある三年中は、諸物... |
第五編 札幌本府の形成 第九章 札幌生成期の社会生活と文化 第一節 草創期札幌の人びとの諸相 二 食料の確保 米の確保 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
治初年、開拓大主典を務めた十文字龍助が残した廻米関係の請払簿によれば、二年十月か ら三年五月までの間、銭函方で扱った蔵米の請払高は、表4のごとく合計二六八石五斗六 升八合余となっている(明治二、三年開拓使銭函... |
第六編 道都への出発 第一章 北海道庁と札幌 第四節 交通・通信の整備と治水 一 交通の整備 運河跡の破壊 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
この運河の跡は、札幌・茨戸間は創成川として改修されて残り、花畔・銭函間の部分もほ とんどが残っている。しかし現在工事進行中の道央地区のバイパス環状線になる国道三三 七号の改... |
第五編 札幌本府の形成 第一章 札幌本府の建設 第二節 島判官の札幌本府建設 三 島判官の本府建設の着手 本府の建設の開始 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
島判官は十月十二日銭函に到着した。本来樺太へ派遣されることになっていた盛岡藩募集 の職人たち(管内外往復留道文二三〇)は、開... |
第五編 札幌本府の形成 第二章 開拓使本庁と札幌 第二節 都市移民の招来 一 招募移民対策 札幌での商業の発祥地 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
島判官は、銭函道と千歳道と大友堀の交差点を札幌開発の基点としたといわれている。大 友堀の西側、銭函道を挟んで北側に、... |
第五編 札幌本府の形成 第二章 開拓使本庁と札幌 第五節 交通・運輸施設の建設と治水 一 交通の整備 周辺村落との連絡路 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
成通円山間(南1条通),豊平川平岸村間(平岸街道),札幌元村篠路村間,偕楽園琴似村間( 杓子琴似道),銭函道(国道5号)手稲追分吉太郎小屋(?)間5対雁街道,銭函道札幌神社追分 間,市街白石村間,豊平村島松村... |
第五編 札幌本府の形成 第三章 殖産興業の扶植 第五節 官業時代の商業 二 明治十年代の商況 市中商業地の景況 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
十年二月二十日付の記事に「開拓使の当時は東一丁目以東二丁目、三丁目より千歳街道に 通じ、西は南一条より銭函街道即ち円山村に抵るの街衢最も繁盛を極め、殊に百貨の運送 悉く馬牛の負牽に托したるの時に在りては銭函よ... |
第六編 道都への出発 第六章 宗教組織の確立と信仰 第四節 民間信仰と宗教生活 一 碑など 境神としての地蔵 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
動は同史が記しているように、常に札幌区の市街のはずれに沿っている。また南一条通は 、近世末からいわゆる銭函道として銭函から札幌へ通じる、すなわち札幌にとっての基幹 道路であった。とすれば、おそらくこの地蔵は境... |
[序] 件名目次 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第7巻 史料編2 |
扱次第(七月)…51四九札幌への農家移住に関する川辺正太郎の愚意演書(八月一八日)…52 五〇札幌より銭函迄新川堀割伺書(八月)…58五一南部職人金十郎外三十一名入用済帰京の 件(九月七日)…59五二十文字よ... |