第五編 札幌本府の形成 第一章 札幌本府の建設 第四節 初期移民と村落の形成 四 片倉家臣団の移住 移住までの経過 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
開拓使では片倉家の家臣を貫属に編入した時点で、すでに札幌への移住が決定をみていた ようである。田村顕允が四年二月に上京し薄井龍之権監事に... |
第五編 札幌本府の形成 第四章 周辺村落の展開と農業 第一節 村落の成立と拡充 三 村三役と貫属取締 取締を巡る紛糾 |
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ある。取締は両村とも一人で、白石村は佐藤孝郷がつとめあげるが、手稲村の方は交代が 頻繁である。それだけ貫属の統率が難しく、辞職が相次いだためであろう。家臣団の主人 を失ってもかつての身分秩序の気風が残っていただけに... |
第五編 札幌本府の形成 第二章 開拓使本庁と札幌 第四節 札幌都市計画の進展 一 札幌本府の建設 札幌建築開始 |
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575東創成通東創成通東創成通札幌本陣用度係詰所札幌病院病室町長屋11176696札幌札幌 官邸東京府貫属邸23887東創成通東創成通東創成通東創成通札幌札幌本陣板倉本陣物置本 陣人足溜場工作場営繕係詰所蔵地板庫蔵... |
第五編 札幌本府の形成 第一章 札幌本府の建設 第四節 初期移民と村落の形成 四 片倉家臣団の移住 開拓使貫属への編入 |
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(一九二〇)、白石村の開村五〇年記念に著(あらわ)した『北海道札幌郡白石村外二村移住 開拓紀要』には、開拓使貫属への編入までの経過を以下のように記している。明治三年一 月以降角田県庁ニ出頭スルコト数回、権知事... |
第五編 札幌本府の形成 第四章 周辺村落の展開と農業 第一節 村落の成立と拡充 三 村三役と貫属取締 白石・手稲村と貫属取締 |
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北地跋渉組の中で白石に残留していた片倉家臣は、四年三月十七日に開拓使貫属に編入さ れ、三月二十八日に角田県庁から移住準備を命ぜられ、あわせて佐藤孝郷に貫属取締が任 ぜられ... |
第五編 札幌本府の形成 第四章 周辺村落の展開と農業 第一節 村落の成立と拡充 三 村三役と貫属取締 取締の役割 |
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取締の役割については、貫属の「心得書」(白石村移住以来保存ノ書類道開)が唯一のもの である。心得の九力条のうち、二カ条が取締に関係して... |
[[口絵・第四回配本にあたって・例言・総目次]] 新札幌市史 第二巻 通史二/総目次 |
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拒絶と開拓使支配入地先の決定と準備札幌への到着四片倉家臣団の移住戊辰戦争と仙台藩 北地跋渉幌別への移住開拓使貫属への編入移住までの経過貫属と「心得書」白石村への入 植手稲村への入植第二章開拓使本庁と札幌…11... |
第五編 札幌本府の形成 第四章 周辺村落の展開と農業 第二節 村落の行政機構 一 副戸長制と伍長 白石村の伍組と伍長 |
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から白石村へ贈られた「兵農一理の書」(札幌市武田清晃氏蔵)白石村の場合、五年六月に 二〇人の「白石村住貫属伍長」が任命され、伍長には月五円が給与された(奥羽盛衰見聞 誌)。伍長の任命と同時に勧農規則も公布(制定は五... |
第五編 札幌本府の形成 第一章 札幌本府の建設 第四節 初期移民と村落の形成 四 片倉家臣団の移住 貫属と「心得書」 |
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またこの頃、貫属一同に「心得書」が渡されたらしい。これは九カ条にわたるもので、序 文では、「平常之時ハ開墾ヲ勤メ、有事之日ハ... |
[[図版・写真・表組一覧 刊行の趣旨 奥付]] 図版・写真・表組一覧 |
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提供)(106頁)写真-16咸臨丸(長崎オランダ村提供)(110頁)写真-17松本十郎が手稲村入植 の開拓使貫属に与えた書画(手稲記念館)(114頁)表-1豊平開墾決算(案)「巳十一月諸受払 附込豊平金穀掛」... |
第五編 札幌本府の形成 第四章 周辺村落の展開と農業 第二節 村落の行政機構 一 副戸長制と伍長 副戸長の設置 |
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がおこなわれた(市史第七巻九二八頁)。札幌・苗穂・丘珠・篠路札幌村名主小熊善右衛門 手稲・発寒村手稲村貫属取締伊藤作助琴似・円山村琴似村組頭坪内猪之助白石村白石村貫 属取締佐藤廓爾平岸・月寒村平岸村名主柴田峻九郎副... |
第五編 札幌本府の形成 第一章 札幌本府の建設 第三節 開拓使の体制整備と札幌本府建設 五 西村権監事の本府建設計画 「札幌開府に付当使一般会計の目途」の札幌経営案 |
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復道文一九〇三)。建設予定の施設は、札幌神社、本府、長官邸、判官邸、判任官役邸、 農家三七五戸、東京府貫属一二〇軒分の家作、米蔵三カ所、新道新川開削で、外の出費は 官禄と臨時費分である。札幌神社は現在の北海道神宮で... |
第五編 札幌本府の形成 第一章 札幌本府の建設 第三節 開拓使の体制整備と札幌本府建設 五 西村権監事の本府建設計画 西村権監事七カ条伺の札幌本府 |
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二条は札幌周辺の移民がまだ不足しているので、一村五〇戸になるように増やすというも のである。また東京府貫属降伏人等の移住地については、雪解け後実地検査後に割り付け ることにしている。第三条は四年春の移民についてであ... |
第五編 札幌本府の形成 第一章 札幌本府の建設 第四節 初期移民と村落の形成 一 開拓使の移民政策 開拓使の移民規則 |
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る。ただ実際の数量が規則に合致するのは辛未移民で、庚午移民には別な規則が適用され た可能性がある。なお開拓使貫属となって白石・手稲に入植した片倉家の旧家臣団は、家 屋は自前で建設した。そのため六年七月に一戸に... |
第五編 札幌本府の形成 第一章 札幌本府の建設 第四節 初期移民と村落の形成 一 開拓使の移民政策 周辺村落の形成と移民 |
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やふるむら)が創設された。以上は農民層の移住によるものであるが、この年は旧仙台藩 白石領の片倉家臣団が開拓使貫属となり白石・手稲村へ(ただし手稲村入地は五年二月)、 同じく水沢領の伊達家臣団が開拓使支配となり... |
第五編 札幌本府の形成 第一章 札幌本府の建設 第四節 初期移民と村落の形成 四 片倉家臣団の移住 幌別への移住 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
さなり窮状はおおうべくもなかった。ましてや移住など不可能であった。これを打開する ためにとられたのが、開拓使貫属への編入である。... |
第五編 札幌本府の形成 第一章 札幌本府の建設 第四節 初期移民と村落の形成 四 片倉家臣団の移住 白石村への入植 |
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の入植地選定は十月八日以降に着手され、十一月二日に岩村通俊が「坂本(義広、少主典) ・佐藤廓尓ヲ携へ、貫属移住地所見分」(公務摘要日誌)しており、この時に望月寒と呼ば れた地に決定をみたようである。十六日に『細大日... |
第五編 札幌本府の形成 第一章 札幌本府の建設 第四節 初期移民と村落の形成 四 片倉家臣団の移住 手稲村への入植 |
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線の両側であった。図-3手稲村入植図『奥羽盛衰見聞誌』下巻より作成。写真-17松本十 郎が手稲村入植の開拓使貫属に与えた書画(手稲記念館蔵)... |
第五編 札幌本府の形成 第三章 殖産興業の扶植 第四節 金融 一 開拓使の金融施策 米穀金融 |
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開拓使は白石と上手稲に入植した開拓使貫属士族のために、用達為替商石川正蔵に米穀利 殖をさせている。白石・上手稲村民は、開拓使から前渡し給... |
第五編 札幌本府の形成 第四章 周辺村落の展開と農業 第一節 村落の成立と拡充 一 諸村の成立 明治三、四年成立の村 |
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畑)、月寒(もと千歳道)、対雁の各村に入植し、市外の地域では花畔・生振村(現石狩町) に入った。さらに開拓使貫属となった片倉家旧臣は四年十一月に白石村、五年二月に手稲 村に入植し、それぞれ村落を形成するように... |