第十編 現代の札幌 第四章 岐路に立つモノづくり 第八節 鉱業 一 豊羽鉱山の新たな発展 世界一のインジウム鉱山 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第5巻 通史5下 |
最近、豊羽鉱山が脚光を浴びているのは世界最大のインジウム鉱山だからである。レアメ タルの一つ、インジウムはパソコンや... |
第九編 大都市への成長 第五章 高度成長期の産業発展 第六節 札幌の鉱業 二 豊羽鉱山の再開と発展 戦後復興と豊羽鉱山株式会社設立 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第5巻 通史5上 |
みは、その継続が許可されたことである。この工事(延長七五四メートル)は二十一年十二 月二十二日に完成(豊羽鉱山株式会社十年史)し、そのことが豊羽鉱山再開の基礎を提供し たといえよう。その二は、食糧難解決のための肥... |
第七編 近代都市札幌の形成 第三章 産業化の模索と進展 第二節 鉱業・エネルギー産業 一 鉱業 豊羽鉱山 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第3巻 通史3 |
北海道の主要産業の一つに鉱業があげられるが、現札幌市域の鉱山は豊羽鉱山と手稲金山 の二カ所のみであった。豊羽鉱山は豊平川の支流白井川上流に位置し、行政区は札幌郡豊 平町大字平... |
第十編 現代の札幌 第四章 岐路に立つモノづくり 第八節 鉱業 一 豊羽鉱山の新たな発展 従業員数推移と鉱災害 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第5巻 通史5下 |
って傾向的に減少し、平成十五年度末には一七四人(同二〇四人)となっている(表76、表7 7)。表-76豊羽鉱山従業員数推移(昭和48~55年)昭485844941050436514775245253441544... |
第十編 現代の札幌 第四章 岐路に立つモノづくり 第八節 鉱業 一 豊羽鉱山の新たな発展 採鉱生産体制とコラム浮選機導入 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第5巻 通史5下 |
で増減を繰り返し、十五年は約三九万トンとなっている。なお埋蔵鉱量の推移は表73のよ うである。表-72豊羽鉱山粗鉱生産量(昭和48年度~)年度鉱量(t)銀鉛亜鉛硫黄銅インジウ ム品位(g/t)含有量(kg)品位(... |
第七編 近代都市札幌の形成 第二章 諸町村の近代化と行財政 第二節 ムラの変貌と近代化Ⅱ 二 豊平村・豊平町 鉱山町の出現 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第3巻 通史3 |
大字平岸村字白井川御料地にある豊羽鉱山は、大正四年三月から大手の久原鉱業会社が本 格的な操業の準備に入り、翌五年三月より純度の高い良質な金・... |
[[図版・写真・表組一覧 刊行の趣旨 編集後記 奥付]] 図版・写真・表組一覧 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第5巻 通史5下 |
旗山都市環境林(札幌市写真ライブラリー提供)(334頁)写真-2坑内用積込機(ロードホール ダンプ)(豊羽鉱山(株)会社案内所収)(349頁)写真-3真駒内でのガス・油田試掘を伝える『 道新』記事(道新平2.1.... |
第十編 現代の札幌 第四章 岐路に立つモノづくり 第八節 鉱業 一 豊羽鉱山の新たな発展 日本鉱業株式会社からの分離・独立 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第5巻 通史5下 |
昭和四十六年(一九七一)に手稲鉱山が閉山して以降、豊羽鉱山は札幌市における唯一の本 格的鉱山となった。同年八月のドル(ニクソン)ショック後に続く円高や銅鉛亜鉛な... |
第八編 転換期の札幌 第五章 農業の再編成と工業化の進展 第四節 札幌の鉱業・エネルギー産業 一 札幌の鉱山業 鉱山の戦時体制 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第4巻 通史4 |
ひとつは、朝鮮半島からの強制連行である。これは昭和十四年七月に閣議決定され、八月 には道庁、手稲鉱山、豊羽鉱山と鴻之舞鉱山から各一名が調査団として朝鮮に赴き、現地 での連行の準備を行っている。そして十月には連行の... |
第九編 大都市への成長 第五章 高度成長期の産業発展 第六節 札幌の鉱業 二 豊羽鉱山の再開と発展 生産量と従業員推移 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第5巻 通史5上 |
戦後の再開から昭和四十七年度までの粗鉱生産の推移を示したのが表43である。表-43豊 羽鉱山粗鉱生産量(昭和26~47年度)年度鉱量(t)銀鉛亜鉛硫黄品位(g/t)含有量(kg)品位(% )含有... |
第十編 現代の札幌 第四章 岐路に立つモノづくり 第八節 鉱業 一 豊羽鉱山の新たな発展 探鉱開発状況と高品位鉱脈の発見 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第5巻 通史5下 |
「第二次豊羽鉱山時代」すなわち昭和四十八年の再出発は、豊羽鉱山としても実は余儀な くされたものであった。上述の経済環境... |
第八編 転換期の札幌 第五章 農業の再編成と工業化の進展 第四節 札幌の鉱業・エネルギー産業 一 札幌の鉱山業 豊羽鉱山 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第4巻 通史4 |
大正十年以来閉山していた豊羽鉱山は、昭和九年九月日本鉱業(前時代に豊羽鉱山を経営 していた久原鉱業が、昭和三年二月日本産業と改称し、翌... |
第九編 大都市への成長 第五章 高度成長期の産業発展 第六節 札幌の鉱業 二 豊羽鉱山の再開と発展 労働組合の結成・分裂・統一 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第5巻 通史5上 |
昭和二十六年六月十四日、豊羽鉱山労働組合が結成された。組合員数は、当時の従業員の 約九割二三一人であった。同年十二月、初の賃上げ・労働... |
[[図版・写真・表組一覧 刊行の趣旨 編集後記 奥付]] 図版・写真・表組一覧 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第5巻 通史5上 |
FICTION OF HOKKAIDO JAPAN 北大附属図書館北方資料室蔵)(442頁)写真-7豊羽鉱山選鉱場 全景(豊羽鉱山30年史昭56所収)(446頁)写真-8茨戸油田(石油資源開発(株)札幌鉱業所茨... |
第九編 大都市への成長 第五章 高度成長期の産業発展 第六節 札幌の鉱業 二 豊羽鉱山の再開と発展 赤字決算から黒字へ |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第5巻 通史5上 |
豊羽鉱山株式会社の設立年月は、奇しくも朝鮮戦争の勃発と重なり、その影響による国内 物価の高騰が起業設備費の増額... |
第九編 大都市への成長 第五章 高度成長期の産業発展 第六節 札幌の鉱業 二 豊羽鉱山の再開と発展 事故と水質汚染問題 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第5巻 通史5上 |
十年代に入ってからも死亡事故が起きている点は重大問題として留意しておかねばならな いであろう。表-46豊羽鉱山における事故件数年度死亡重傷軽傷計昭2703985124281318411 6291388011930... |
Ⅲ産業・経済 総説 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第8巻1 統計編 |
産額を町村別に表示したものである。鉱業第231表は鉱産額を町村別に示したものである が,このうち鉱石は豊羽鉱山の金・銀・銅・鉛などの生産額であろう。同鉱山は1916年( 大5)に本格的な採鉱が開始され,第1次世界... |
第八編 転換期の札幌 第二章 市制施行と行財政 第五節 「札幌圏」の形成と諸町村 二 諸町村の概況 豊平町 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第4巻 通史4 |
在所、小学校などの官公署もあり、行政の中心地でもあり十五年に二六八戸、一六〇〇人 を数えていた。やがて豊羽鉱山が復活するにしたがい定山渓も賑わいを回復するようにな り、十八年四月十日には豊平町定山渓出張所が設置さ... |
第八編 転換期の札幌 第五章 農業の再編成と工業化の進展 第四節 札幌の鉱業・エネルギー産業 一 札幌の鉱山業 鉱山街の形成 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第4巻 通史4 |
上記のような諸鉱山があったが、特に大きな鉱山であった手稲鉱山と豊羽鉱山には、そこ で働く労働者たちが住む街が形成された。手稲鉱山には、北海道庁警察部が調査した二〇 〇戸以上連... |
第九編 大都市への成長 第六章 戦後の市民生活と社会運動の展開 第一節 市民生活の混乱 一 戦争の傷跡 中国人・朝鮮人労働者の送還 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第5巻 通史5上 |
った。札幌市の場合、移入中国人労働者の使役事業場はなかったが、朝鮮人労働者は、手 稲鉱山(三菱鉱業)と豊羽鉱山(日本鉱業)のほか、陸軍第一(丘珠)飛行場や陸軍北部軍司令 部地下壕建設工事場(現北海道神宮裏山)、そ... |