第七編 近代都市札幌の形成 第六章 社会問題の諸相 第二節 近代過程化の労働問題 三 職人と使用人の奨励 同業組合の職工・徒弟管理 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第3巻 通史3 |
職工・徒弟を使用する事業経営者の同業組合も数多く創設されている。『札幌区統計書』 (明45)からは、主な組... |
第六編 道都への出発 第七章 札幌進展期の社会生活と文化 第四節 労働者と農民 二 労働者の実態 製麻会社 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
の明治二十年代のおもな工場に札幌製糸場、北海道製麻会社、札幌製網所、札幌麦酒会社 等があり、多くの男女職工が働いていた。なかでも二十年五月創立の北海道製麻会社(資 本金八〇万円、委員小室信夫以下五人)では、二... |
第八編 転換期の札幌 第七章 社会生活 第一節 札幌市民の生活史 一 札幌の住民 労働者の状態 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第4巻 通史4 |
『札幌市統計一班』の「工場」の項目によれば、表5のごとく、札幌市内には大正十一年 に一六九(但し職工五人以上使用)の工場があり、四二九七人の職工が働いていた。表で示 すごとく工場数、職工数は、途中不況期... |
[[口絵・第五回配本にあたって・例言・総目次]] 新札幌市史 第三巻 通史三/総目次 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第3巻 通史3 |
成第二五聯隊の出動新琴似兵村からの出兵北海道尚武会奉公義会神社・寺院の支援活動北 海道製麻会社の増産と職工戦死者の葬儀相次ぐ「公葬」と〝英霊〟の奉祀三戦争の傷跡困 窮する出征軍人家族遺族と傷痍軍人〝大屈辱条約... |
第七編 近代都市札幌の形成 第六章 社会問題の諸相 第二節 近代過程化の労働問題 二 労働組合運動の先蹤 支部の活動 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第3巻 通史3 |
えている。札幌鉄工支部は岩元、本間諸氏非常の尽力にて漸次盛大に趣きたるか、今年早 々は同市深野鉄工場の職工五、六十名入会することになり愈北海労働運動の中心とて大運 動を始んとす。農学校の蠣崎知二郎氏は非常に尽... |
第七編 近代都市札幌の形成 第六章 社会問題の諸相 第二節 近代過程化の労働問題 二 労働組合運動の先蹤 札幌の職工数 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第3巻 通史3 |
札幌区内外の職工数は、明治三十一年末では一六工場において一三七一人(男七二六人、 女六四五人)であった。それが日露戦争... |
第七編 近代都市札幌の形成 第七章 社会生活の変貌 第三節 女性の社会活動と職業婦人 三 女子労働者の実態 製麻女工 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第3巻 通史3 |
麻会社札幌支店となるまでは、けっして評判が良いとはいえない。三十三年には、本州か ら前払金で雇い入れた職工一〇〇人ほどのうち半分以上が引率途中に逃走したり、残りも 待遇の悪さに出社拒否するなど、結局帰りの旅費... |
第八編 転換期の札幌 第五章 農業の再編成と工業化の進展 第三節 工業 一 繊維工業 製綿・メリヤス |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第4巻 通史4 |
製綿業は個人営業者が主体で、中国産の原綿を用いて、主にふとんを製造・販売していた 。表49によると、職工五人未満工場を含めた工場数は二六~三〇、職工五人以上工場は三 であった。昭和恐慌以降職工数は減る傾向に... |
第七編 近代都市札幌の形成 第六章 社会問題の諸相 第二節 近代過程化の労働問題 一 製麻会社の職工 製麻会社の共済会と「掖済事業」 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第3巻 通史3 |
製麻会社ではすでに明治二十九年頃に、「社内職工及事務員一般の疾病其他不時の災難の 為め困窮する者を救済する」目的で共済組がつくられていた(道毎日明2... |
第七編 近代都市札幌の形成 第六章 社会問題の諸相 第二節 近代過程化の労働問題 三 職人と使用人の奨励 職工組織と職能組合 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第3巻 通史3 |
ている。あまり事例は知られていないのであるが、例えば三十八年二月に創設された活版 技工札幌同志会は、「職工間の親睦を厚ふし協力一致を図り品性を高尚ならしめ、且相互 救済する」ことを目的としており(北タイ明38... |
第七編 近代都市札幌の形成 第六章 社会問題の諸相 第一節 日露戦争下の札幌 二 「軍国体制」の形成 北海道製麻会社の増産と職工 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第3巻 通史3 |
製麻会社は、ズック・テントなどの原材を供給する〝軍需会社〟であった。三十六年八月 の不況時に二三〇人の職工を解雇して、六八〇人の職工数となっていたが、開戦とともに 繁忙をきわめ増産体制に入った。職工もふだん一... |
第七編 近代都市札幌の形成 第六章 社会問題の諸相 第二節 近代過程化の労働問題 一 製麻会社の職工 職工の居宅と勤続年数 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第3巻 通史3 |
明治四十三年に札幌支店が編纂・刊行した『帝国製麻株式会社一覧』により、札幌工場の 職工の状況をみてみよう。まず当時の職工数は八五一人であったが、居住別の人数は以下 の通りであった。男工女工... |
第五編 札幌本府の形成 第三章 殖産興業の扶植 第三節 官営工場の設営 二 工業局管理工場 諸器械場の営業状況 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
業出納条例を定め、十年度から実施している。開拓使は、諸作業所建設の一応目処のつい た十一年二月に、まず職工例則並びに取扱規則を設け、機関取扱、鍛工、鋳物、度量衡、 木工、塗師の六科とし、日給を表3のように定め... |
[まえがき] 新札幌市史 第8巻Ⅰ 統計編/総目次 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第8巻1 統計編 |
8年)…326第144表会社6業種別会社数(札幌区・市)(1917~38年)…328第145表工場1職工・ 原動機(札幌市部,町村部)(1887~97年)…330第146表工場2職工・原動機(札幌市部,町村... |
Ⅲ産業・経済 【経済】 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第8巻1 統計編 |
3表会社5資本金規模別会社数(札幌区・市)第144表会社6業種別会社数(札幌区・市)第145 表工場1職工・原動機(札幌市部,町村部)第146表工場2職工・原動機(札幌市部,町村部) 第147表工場3職工5人... |
第七編 近代都市札幌の形成 第三章 産業化の模索と進展 第一節 工業 一 繊維工業 帝国製麻の営業と札幌工場 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第3巻 通史3 |
せた亜麻製品生産価額ではほとんどの年で三〇パーセント台のシェアであった。明治四十 年から大正五年までの職工数は、男女合わせて四十二年の六一七人を最低に、大正四年の 一二〇四人を最高としていた。これはほぼ生産価... |
第七編 近代都市札幌の形成 第三章 産業化の模索と進展 第一節 工業 一 繊維工業 製糸・織物業の挫折 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第3巻 通史3 |
ている(北タイ明39・4・27)。明治四十年に札幌区にあった製糸工場は、札幌製糸場(札幌 製糸工場)が職工七一人、産額四万九五〇〇円、名取製糸場が職工五九人、産額四万九七 五〇円、小林製糸場(所)が職工二八人... |
第七編 近代都市札幌の形成 第六章 社会問題の諸相 第二節 近代過程化の労働問題 一 製麻会社の職工 職工の待遇問題と労働状況 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第3巻 通史3 |
北海道製麻会社は、少ない時で八〇〇人、多い時には一二〇〇人の職工を擁しており、常 に数々の労働問題が発生していた。繊維産業は当時の日本工業の中心を占め、輸出品とし ても... |
第七編 近代都市札幌の形成 第六章 社会問題の諸相 第二節 近代過程化の労働問題 一 製麻会社の職工 職工の取締り |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第3巻 通史3 |
い競争社会、前借金に縛られた三年の〝年期奉公〟、寄宿舎での監禁的生活、異郷におけ る孤独感などにより、職工たちは体だけではなく心もむしばまれ荒廃していった。会社が 最も恐れていたのは「逃亡」であった。寄宿舎の... |
第八編 転換期の札幌 第四章 地域経済の変容 第一節 戦間期における地域経済 一 産業構造の特質 緩慢な重化学工業化 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第4巻 通史4 |
で、札幌は重化学工業よりも軽工業が中心であったといえるだろう。また、原資料から昭 和九年の一工場当たり職工数を算出すると、総平均一八・八人となる。職工数の多い分野 は亜麻製品(二工場、三二七人)、ビール清酒味... |