第五編 札幌本府の形成 第一章 札幌本府の建設 第一節 開拓使の設置と北地問題 一 維新政権と開拓使 箱館裁判所の設置 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
かくして慶応四年四月十二日、政府は箱館裁判所総督として軍防事務局督の仁和寺宮嘉彰 親王を、副総督として清水谷公考と土井能登守利恒を任じ、さらに井上... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第八章 イシカリ御手作場の経営 第四節 御手作場経営の実態 三 イシカリ御手作場の終焉 幕府の倒壊と大友亀太郎の去就 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
、ここに幕府は崩壊し明治維新政権が誕生した。この変革にともない明治元年四月十二日 に新政府のもと新たに箱館裁判所が設置されたが、この報を大友は閏四月二十二日付のイ シカリ役所の廻状によって知った。同月二十六日には箱... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第九章 村の形成と幕末のサッポロ 第四節 幕末の情勢とサッポロ 一 箱館奉行所から箱館裁判所へ 旧幕吏の再任 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
イシカリ役所の引継完了後、八月十四日に箱館裁判所石狩詰の発令がなされている(箱館 裁判所評決留)。それによると、イシカリ役所詰であった旧幕吏で、新たな... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第七章 在住制とイシカリ在住 第一節 在住制の成立と展開 四 在住制改正の動向と終末 箱館裁判所(府)と在住制 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
このようにして在住制は多くの問題を抱えつつも継続されたが、幕府が崩壊し、箱館奉行 に替わって箱館裁判所(府)がおかれてからも在住制はなお継続された。これをイシカリ在 住についてみれば、明治元年(一八六八)... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第九章 村の形成と幕末のサッポロ 第四節 幕末の情勢とサッポロ 一 箱館奉行所から箱館裁判所へ 事務の引継 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
かくして箱館裁判所総督清水谷公考は明治元年閏四月二十六日に箱館に着し、翌日杉浦旧 箱館奉行より事務を引継ぎ、五月一日箱館... |
[[口絵 第三回配本にあたって 編集にあたって 凡例 新札幌市史 総目次]] 新札幌市史 第一巻 通史一/総目次 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
対する疑義老中尋書箱館奉行の意見箱館奉行の対応四在住制改正の動向と終末文久二年の 老中案箱館奉行の反対箱館裁判所(府)と在住制開拓使の設置と在住制の終末第二節イシカ リ在住の動向…890一在住の任命と入地在住の任命... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第一章 イシカリ役所とサッポロ 第五節 幕末のイシカリ役所 一 金助の転任と役人の動向 幕末の役人たち |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
九日に調役並でイシカリ詰となった。源兵衛の転任以降は、イシカリ詰の調役は一人とな り、恵助は明治以後、箱館裁判所の成立までイシカリ役所の首班をつとめることになる。 定役では村田小一郎が、安政五年(一八五八)以降、慶... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第一章 イシカリ役所とサッポロ 第五節 幕末のイシカリ役所 二 幕末のイシカリ支配 箱館府の成立 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
新政府の成立により、四月十二日に箱館裁判所──閏四月二十四日に箱館府と改称──が おかれ、箱館奉行から蝦夷地の引継が行われた。イシカリには、参事... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第一章 イシカリ役所とサッポロ 【主要参考文献・史料】 [[【主要参考文献・史料】]] |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
村並仕法替書類」、村山家史料「北地内状留」、『菊池重賢文書』、高橋種芳『蝦夷日記 』(以上北大図)、「箱館裁判所掛仮日記」(函図)、「石狩往復」(道図)、「箱館蝦夷地江 御出張所御取立一件」(西本願寺)、「箱館裁判... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第九章 村の形成と幕末のサッポロ 第三節 サッポロ村 三 御手作場の家並みと生活 サッポロ村の誕生 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
維新の変革により徳川幕府は倒壊し、明治新政府が成立した。このような状況の中から明 治元年四月十二日に箱館裁判所が設置され、同総督清水谷公考が閏四月二十六日に箱館に 着任し、翌日杉浦旧箱館奉行より事務を引継ぎ、松前... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第九章 村の形成と幕末のサッポロ 第四節 幕末の情勢とサッポロ 一 箱館奉行所から箱館裁判所へ イシカリへの情報伝達 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
るいは新政権の機構の定立などが通達されている。このような中にあって、明治元年四月 十二日に蝦夷地統轄の箱館裁判所が設置され、その達書が閏四月二十二日にイシカリ詰調 役樋野恵助よりイシカリの在住の面々にも廻状をもって... |
第五編 札幌本府の形成 第一章 札幌本府の建設 第一節 開拓使の設置と北地問題 一 維新政権と開拓使 箱館府と改称 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
るが、新政府が旧幕府領を没収して設置していた裁判所を、順次に上位は府、下位は県と して再編成していく。箱館裁判所はその最初として、同年閏四月二十四日に箱館府と改め られたのである。かくして旧箱館裁判所の総督は府知事... |
第五編 札幌本府の形成 第一章 札幌本府の建設 第一節 開拓使の設置と北地問題 二 北地対策の変転 函泊事件 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
使が発動せんとした日の翌日(明治二年七月二十四日)に、政府を動転させる事件の報告が 飛び込んだ。それは箱館裁判所(府)権判事(開拓使となり権判官)として慶応四年六月北蝦 夷地(樺太)に赴任していた岡本文平(監輔)が... |
第五編 札幌本府の形成 第一章 札幌本府の建設 第四節 初期移民と村落の形成 一 開拓使の移民政策 明治維新政府の立案 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
には御手作場も設置されてわずかながら推進されてきた。幕末期に蝦夷地開発論をさかん に建言し、明治初期の箱館裁判所や開拓使などの高官となった松浦武四郎、岡本監輔、十 文字龍助などは積極的に移民招致を説き、彼らの意見は... |
年表編 出典一覧(明治以降) 1868年〜1944年 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第8巻2 年表・索引編 |
) 334午正月十六日付十文字大主典宛松岡使掌書簡(十文字家文書道文蔵) 335 箱館裁判所評決留(東大史料編纂所蔵) 336清水谷文書『評決留』(道文B-19-22,25) &ens... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第一章 イシカリ役所とサッポロ 第三節 イシカリ改革とイシカリ役所 三 イシカリ役所と機構 足軽 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
後、勇次郎と共にムロラン詰となり、明治元年(一八六八)七月二十八日には、両者はサル 詰を申し付けられ(箱館裁判所評決留)、八月十八日に丑太郎は任地へおもむいている。こ の他、安政五年八月に桐谷多兵衛もいたことがわか... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第一章 イシカリ役所とサッポロ 第三節 イシカリ改革とイシカリ役所 三 イシカリ役所と機構 学問教授所 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
れた。好太郎はその後、明治元年(一八六八)八月十五日に、石狩詰兼学校助教給事席を申 し付けられている(箱館裁判所評決留)。学問教授所と同時に、武道・剣術をきたえる武道 稽古所も併設された。安政五年十一月の「書付」に... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第一章 イシカリ役所とサッポロ 第四節 サッポロへの寺社建立計画 二 善光寺と西本願寺 西本願寺 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
い通り、オタルナイに変更となった。西本願寺ではこのオタルナイ掛所を中心に道場を各 地に設置していき、『箱館裁判所掛仮日記』によると、明治二年(一八六九)二月には、古 平・岩内・石狩道場とともに、サッポロ道場も所在し... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第一章 イシカリ役所とサッポロ 第五節 幕末のイシカリ役所 一 金助の転任と役人の動向 同心・足軽 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
能性がある。晋之助は、明治元年(一八六八)八月十五日に、趨事席(元石狩詰同心)を申し 付けられている(箱館裁判所評決留)。足軽には、文久元年五月の段階で、武川勇次郎・亀 谷丑太郎・西村清八郎・福士清五郎・加藤十助の... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第四章 イシカリ改革 第三節 漁業の推移 三 混迷のイシカリ漁業 阿部屋のその後 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
、同四年(明治元年)自ら経営したのは大網二、小網一三の計一五統である。徳川幕府がた おれ、新政権による箱館裁判所が設置されると、早速イシカリを請負場所にし阿部屋に請 負わせてほしいと願い出るが、返事のないうちに榎本... |