第四編 イシカリの改革とサッポロ 第三章 諸藩のイシカリ調査 第二節 諸藩の関心 [玉虫左太夫『入北記』] 玉虫左太夫『入北記』(カラフトへ向かう) |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
サブ道、此度新タニ開キタルニヨリテ、見分旁々此道ヲ行キ随従ノ者過半減ズ。用人郷昌 作近習ハ僕一人中小性畠山万吉森深蔵両人其外僕隷三人場所詰ノ役々四五人ノミナリ。残 ル人数ハ海岸通リ石狩ヘ行キテ待受タリ。鎮台始僕等... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第七章 在住制とイシカリ在住 第二節 イシカリ在住の動向 二 在住の移動 幕府の崩壊とイシカリ在住 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
、その後漸減し、明治元年八月現在で中村兼太郎、荒井好太郎、永嶋玄造、同芳之助、井 上斧太郎、渡辺鼎斎、畠山万吉、松井八右衛門、同小申吾、大友亀太郎の一〇人となって いた(箱館裁判所評決留)。このうち中村はヤウスバ... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第七章 在住制とイシカリ在住 第三節 イシカリ在住の活動と生活 一 在住の活動 兼務の収入と在住 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
した中で、永嶋玄造(二回)、天野伝左衛門、中村兼太郎、金子八十八郎、高橋靱負、軽部 豊三、町田鉄次郎、畠山万吉が、在住の肩書で一人一石五斗から三斗四升までの鮭を支給 されている。もう一つの例は元治元年十一月で、漁... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第一章 イシカリ役所とサッポロ 第二節 第二次直轄とイシカリ 三 堀利熙の廻浦 『入北記』 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
を出立するが、この廻浦は総勢三一人にも及んでいた。一行の中に、玉虫左太夫が近習、 島義勇(団右衛門)・畠山万吉が中小姓として加わっていた。左太夫は仙台藩士で、この廻 浦の模様や各場所の状況を詳細に記録した『入北記... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第一章 イシカリ役所とサッポロ 第二節 第二次直轄とイシカリ 三 堀利熙の廻浦 ハッサム巡検 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
三日に銭箱に一泊し、翌二十四日はイシカリ直行組とハッサム巡検組の二手にわかれた。 堀利熙、玉虫左太夫、畠山万吉などは後者に属し、左太夫の『入北記』も、この年に開か れた新道、山岡精次郎等が入植していたハッサムの在... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第一章 イシカリ役所とサッポロ 第三節 イシカリ改革とイシカリ役所 二 イシカリ改革 村垣範正の廻浦 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
たが、東蝦夷地・カラフトの廻浦をおえ、八月五日に改めてイシカリ入りした。この五日 は、ワッカオイ在住の畠山万吉・天野伝左衛門の畑地・役宅、五十嵐勝右衛門の漁場を検 分し、六日はホシオキの在住、サッポロ越新道をみ、... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第一章 イシカリ役所とサッポロ 第五節 幕末のイシカリ役所 二 幕末のイシカリ支配 兵部省の支配 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
の時期に、幕末よりひき続き石狩詰となった下級官吏には、山本晋之助・荒井好太郎(使 掌)、西村嘉右衛門・畠山万吉(等外附属)がいる。また、改会所の詰役では、大西文左衛 門・佐々木貫三・横山喜蔵も等外附属となっている... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第七章 在住制とイシカリ在住 第二節 イシカリ在住の動向 一 在住の任命と入地 在住の任命 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
渡された。さらに翌五年にかけて鈴木顕輔、天野伝左衛門、軽部伝一郎、同豊三、中村兼 太郎、金子八十八郎、畠山万吉などが発令され、入地した。このほか武光武弥、生島文右 衛門、塩田準庵のように、一度イシカリ在住を命じら... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第七章 在住制とイシカリ在住 第二節 イシカリ在住の動向 二 在住の移動 在住の移動 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
2人扶持中村兼太郎清水附勘定並安政5.1.23ヤウスバ明治1.8現箱館府任用12石3人扶持定 役代兼務畠山万吉京極丹後守家来安政5.3.9ワッカオイ明治1.8現在住明治2.7現在住町田 鉄三郎安政5.3.27安政... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第七章 在住制とイシカリ在住 第三節 イシカリ在住の活動と生活 一 在住の活動 農民の招募 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
林家の『安政六[己未]年ヨイチ御場所見廻リ日記』(余市町史編集室編)には、同年四月二 十五日の項に「(畠山)万吉様御家内御引越……彼是御家内十人、外農夫十人程のよし」と あって、農民一〇人ほどを引き連れている。畠... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第七章 在住制とイシカリ在住 第三節 イシカリ在住の活動と生活 一 在住の活動 農業・開拓 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
ム(山岡ほか二、三人)、オタルナイ川(永嶋玄造場内松井八右衛門)、それにおそらくワッ カオイと思われる畠山万吉のところである。なお、在住の年貢収納に関しては、史料は今 のところ見出していない。ただ大友亀太郎文書の... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第九章 村の形成と幕末のサッポロ 第一節 ハッサム村 三 産業と生活 産業 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
民には鍵取漁(マレップ)が許されていた。また、河野常吉資料中の『石狩場所請負人村山 家記録』中に、在住畠山万吉(安政五年発令、ワッカオイ)から「此度在住仕候上はイシカ リ川之内御差支無之所ニテ召連候手人数ヲ以魚漁... |