第五編 札幌本府の形成 第一章 札幌本府の建設 第四節 初期移民と村落の形成 三 辛未移民の入植 札幌への到着 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
開拓使から岩手、宮城などへ移民募集に派遣された広川信義大主典が、四年二月に水沢に 入り人員の選定・除籍などの手続を行い、間もなく三班に分かれ水沢を出発する。第一班 は一六戸五四人が二... |
第五編 札幌本府の形成 第一章 札幌本府の建設 第四節 初期移民と村落の形成 三 辛未移民の入植 移民の募集 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
頁)によると、広川は二月五日に盛岡に到着している。ここで「移民并農具等之引合相済 」ませた後、十日には水沢に入った。水沢では開拓使支配となっていた伊達将一郎の旧臣 の選定・除籍につき胆沢県(いざわけん)とかけ... |
第五編 札幌本府の形成 第一章 札幌本府の建設 第四節 初期移民と村落の形成 三 辛未移民の入植 水沢伊達家の家臣団 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
ようになることは次項で述べることにするが、平岸村に移住した士族たちも同様の理由で あった。彼らは仙台藩水沢領主の伊達邦寧(くにやす)の家臣であった。邦寧は将監、将一 郎とも通称し、水沢の伊達氏は留守氏(るすし... |
第五編 札幌本府の形成 第九章 札幌生成期の社会生活と文化 第三節 開拓のなかの女性 一 移住から開墾へ 平岸村金山セイの場合 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
約一キロメートルの豊平川右岸の河岸段丘上に、明治四年(一八七一)に移住した一団があ った。東北の岩手県水沢や秋田県から開拓使の移民招募に応じた人びとである。総戸数六 三戸、三〇〇人にのぼる移民のなかに、金山富... |
第五編 札幌本府の形成 第三章 殖産興業の扶植 第三節 官営工場の設営 三 物産局管理工場 製網所 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
なるはずだという見込みを持った。八年十一月製網所を南一条西三丁目旧女学校跡に設け 、製網製麻教師として水沢県より男女四人を招き、修業者数人を募って伝習させた。十年 には各種製網品を内国勧業博覧会に出品して褒賞... |
第九編 大都市への成長 第六章 戦後の市民生活と社会運動の展開 第二節 戦後の社会問題 二 進駐軍と市民生活 刑務所受刑者による北海道開発名誉作業班 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第5巻 通史5上 |
250岩内郡小沢村小沢村中平十一号開拓道路100有珠郡壮瞥村昭和新山噴火による新道開削 100夕張市清水沢清水沢、遠幌間隧道工事150勇払郡厚真村厚真川改修工事150虻田郡豊浦 町道路改良工事100沙流郡平取... |
[[口絵・第四回配本にあたって・例言・総目次]] 新札幌市史 第二巻 通史二/総目次 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
移民の出発と到着移民の編成土地割渡しと家作三辛未移民の入植移民の募集辛未村の計画 移民の到着本願寺移民水沢伊達家の家臣団領主の拒絶と開拓使支配入地先の決定と準備札 幌への到着四片倉家臣団の移住戊辰戦争と仙台藩... |
第五編 札幌本府の形成 第一章 札幌本府の建設 第四節 初期移民と村落の形成 一 開拓使の移民政策 周辺村落の形成と移民 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
年は旧仙台藩白石領の片倉家臣団が開拓使貫属となり白石・手稲村へ(ただし手稲村入地 は五年二月)、同じく水沢領の伊達家臣団が開拓使支配となり、同地の農民と共に平岸村 へ入植した。 |
第五編 札幌本府の形成 第一章 札幌本府の建設 第四節 初期移民と村落の形成 三 辛未移民の入植 入地先の決定と準備 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
。閏十月三日に十文字龍助と木村庄治が、「麻畑見分」に行った地は平岸である。十二月 五日に至り、「監事と水沢二十五戸の事を決ス」と記されているが、ここに来て対雁から 平岸へと入地先が変更となり、あわせて麻畑開墾... |
第五編 札幌本府の形成 第一章 札幌本府の建設 第四節 初期移民と村落の形成 四 片倉家臣団の移住 北地跋渉 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
に涌谷の亘理胤元(たねもと)(元太郎)が出願し、ともに石狩国札幌・空知郡の内に許可と なった。なおまた水沢の伊達邦寧(将監)、船岡の柴田意成(もとしげ)の家中も計画したが 、前者は邦寧の同意が得られず、家臣の... |
第五編 札幌本府の形成 第一章 札幌本府の建設 【主要参考文献・史料】 [[【主要参考文献・史料】]] |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
北海道史料』(府県史料国公文)、中浜康光『札幌・白石開拓史』、松尾正人『廃藩置県』 、『留守氏家譜』(水沢市史第三巻)、『白石城解体のいきさつ』(白石市誌資料)、『本府 管刹役席日誌』(東本願寺北海道開教史)... |
第六編 道都への出発 第三章 周辺農村の発展と農業の振興 第二節 周辺農村の行政機構 二 村自治と総代人 代表的な総代人たち |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
に建碑された。写真-11阿部仁太郎平岸村の中ノ目文平は、天保五年(一八三四)仙台に生 まれ、明治四年に水沢の伊達家臣ともども平岸村に移住する。十九年から二十六年の在任 中、連合用水の開削や村政に「尽瘁する事数... |
第七編 近代都市札幌の形成 第七章 社会生活の変貌 第三節 女性の社会活動と職業婦人 三 女子労働者の実態 レース・毛糸編み |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第3巻 通史3 |
もって編むレース編みや毛糸編みが札幌に入ってきたのは、やはり日露戦争期である。当 時大通西九丁目に住む水沢照美という女性が、東京の絹糸編物所で修業して帰札、「婦人 の内職として至極良好」という宣伝で自宅で伝習... |