[[口絵・第四回配本にあたって・例言・総目次]] 新札幌市史 第二巻 通史二/総目次 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
島の大納言就任沢長官、黒田次官案東久世長官の任命三札幌建府の動向東久世長官らの赴 任石狩本府論島判官の本府建設伺島判官の札幌本府建設着手四開拓使と兵部省軍務官の会 津降伏人始末兵部省の田城国支配兵部省支配の変転札... |
第五編 札幌本府の形成 第九章 札幌生成期の社会生活と文化 第一節 草創期札幌の人びとの諸相 二 食料の確保 米の確保 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
とがそうであったように、まず本州からの米の移入に頼らなければならなかった。明治初 年の札幌においては、本府建設のために現地入りした官員をはじめ大工・諸職人、あるい は本府下で商業活動をするために集められた商人、あ... |
一 札幌本府の建設 解題 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第7巻 史料編2 |
清水谷公考・高野保建は蝦夷地に関する建議書を政府に提出し、さらに翌三月に再申書を 提出したが、この中で本府建設については「箱館所置相付候上ハ、東地巡見イタシ、自然 石狩之所ニ引移リ、徳川氏因循姑息之風習ヲ令一洗、... |
第五編 札幌本府の形成 第一章 札幌本府の建設 第一節 開拓使の設置と北地問題 三 札幌建府の動向 島判官の札幌本府建設着手 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
済ノ通リ札幌辺へ官舎并役邸等取建、開拓ノ御規(ママ)礎早速相立候心得ニ御座候」と記 されている。島らが本府建設着手のため真直ぐに銭箱を目指したこともその現れであろう 。目的地の論議は全くなされていない。本府建設の... |
第五編 札幌本府の形成 第一章 札幌本府の建設 第二節 島判官の札幌本府建設 三 島判官の本府建設の着手 本府の建設の開始 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
るのは十月後半からである。本府地選定のために、十月十四日に富岡復起少主典が札幌へ 派遣された。その後、本府建設予定地の確認のためと思われるが、十一月九日に十文字大 主典が札幌へ本府地見分に行った。そして十一月十四... |
第五編 札幌本府の形成 第一章 札幌本府の建設 第三節 開拓使の体制整備と札幌本府建設 五 西村権監事の本府建設計画 札幌本府建設の復活 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
開拓使は、三年二~五月の岩村判官の巡視で得た情報をもとに、七月「衆議紛々」を理由 に、札幌への本府建設を中止した。一方六月東久世長官が東京から函館に帰還する。八月 十一日東久世長官らが、「為東西場処巡見」... |
第五編 札幌本府の形成 第二章 開拓使本庁と札幌 第四節 札幌都市計画の進展 四 札幌会議と札幌本府建設 札幌会議の結果と影響 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
と、開拓使の体制を整えていく過程での方針の対立と考えた方が妥当のように思われる。 岩村が体制整備よりも本府建設を優先させたのに対し(三好の場合は、自分の担当地区の 開拓の進行)、黒田は体制整備を優先させようとした... |
五 十文字龍助関係文書 解題 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第6巻 史料編1 |
地の状況視察のために何度か蝦夷地に足を運んでいる。明治以後は、島義勇の誘いにより 開拓大主典として札幌本府建設に携わったばかりでなく、札幌の金融業のはしりをもつと めていた。それは本史料にも収録したが、札幌を去っ... |
第五編 札幌本府の形成 第一章 札幌本府の建設 第三節 開拓使の体制整備と札幌本府建設 三 岩村判官の本府着工計画 札幌本府建設の中止方針 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
ついて。第四に、樺太売却を丸山大丞へ話すことに懸念を持っていること。第五に、札幌 経営の順序について、本府建設を後にまわし、先に移民を入植させて村落をつくること。 第六に、島判官が採用した元請負人の免職と会津降伏... |
第五編 札幌本府の形成 第一章 札幌本府の建設 第三節 開拓使の体制整備と札幌本府建設 四 十文字大主典の札幌経営 十文字大主典の札幌本府建設 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
るので、ある程度の信頼性はある。これらのほか運河開削工事なども考慮にいれると、こ の三年中にかなり札幌本府建設工事は進行したと考えられる。確かに三年七月札幌本府建 設の方針は中断したが、札幌を役所としての体裁を整... |
第五編 札幌本府の形成 第一章 札幌本府の建設 第三節 開拓使の体制整備と札幌本府建設 四 十文字大主典の札幌経営 新川開削 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
込みをさせていること、余市越山道などの見積りをしていること、雪中に銭函道の整備を していることなどは、本府建設のための準備事業として、本府建設前から物資輸送路の確 保をめざしていたことを示すものである(歌棄郡引渡... |
第五編 札幌本府の形成 第一章 札幌本府の建設 第三節 開拓使の体制整備と札幌本府建設 五 西村権監事の本府建設計画 「札幌表御用取扱向等伺書」の札幌本府 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
が函館を出発する以前の起案であり、十一月の誤りであろう。この「札幌表御用取扱向等 伺書」から、札幌での本府建設計画の内容を以下に検討してみよう。まず第一条で、事務 処理に関し西地の総括事務は小樽が取扱い、「廉立候... |
第五編 札幌本府の形成 第二章 開拓使本庁と札幌 第四節 札幌都市計画の進展 四 札幌会議と札幌本府建設 札幌会議の背景 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
この会議が開かれる以前に、黒田次官と岩村判官との間には、五年中の札幌での本府建設 資金をめぐって次のような問題が起こっていた。札幌の主任である岩村が、本府建設のた めに黒田との定額金の... |
第五編 札幌本府の形成 第一章 札幌本府の建設 第一節 開拓使の設置と北地問題 三 札幌建府の動向 島判官の本府建設伺 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
の別不明)であった。このような状況の下で島判官は、函館の配置が多人数なので、すで に政府が決定済の石狩本府建設の基礎事業に当たりたい、と申し出たのである。そして事 業を進めるに際し、大事項は長官に通達し小事項は自... |
第五編 札幌本府の形成 第一章 札幌本府の建設 第二節 島判官の札幌本府建設 一 島判官の本府計画 本府計画 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
宅地域を南北に貫く道路は、幅一二間、町地を区画する道路も幅一二間である。このよう な広大な計画を持った本府建設の計画は、島判官を中心とする、石狩へ赴任してきた役人 たちによっての構想であろうと推測はしてみたが、明... |
第五編 札幌本府の形成 第一章 札幌本府の建設 第二節 島判官の札幌本府建設 二 豊平開墾 豊平開墾の実態 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
り、すでにある村落と共に石狩本府の物資補給(特に食料供給)を行おうとしたのである。 ところが開拓使は、本府建設の開始などの際の役員の配置換えと共に、基本事業である「 豊平開墾」を中止にしたのである。会計精算に関わ... |
第五編 札幌本府の形成 第一章 札幌本府の建設 第二節 島判官の札幌本府建設 四 昇平丸の沈没と米不足 水原県からの定額米 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
況は、函館の東久世長官からも、銭函の島判官からも中央政府や東京詰へ報告された。島 判官は銭函へ到着後、本府建設開始以前に東京の岩倉具視へ次のように報告している。兼 テ伺済之通、札幌辺エ官舎并役邸等取建、開拓之御基... |
第五編 札幌本府の形成 第一章 札幌本府の建設 第二節 島判官の札幌本府建設 六 島判官の更迭 島判官の専断 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
。しかし本府の建設自体は、政府においても長官においても容認している事業であり、専 断とはいい難い。また本府建設による「金穀空乏」の事実も、先述したように、そのよう な事態を招くほどの事業は展開していない。それでは... |
第五編 札幌本府の形成 第二章 開拓使本庁と札幌 第四節 札幌都市計画の進展 二 札幌での本格的建設の準備と御用火事 札幌の建設と火事 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
て焼失し(小樽往復道図)、四年三月十八日建設中の判官邸が焼失した(東久世日録)。この ように火事と札幌本府建設の進行とは大きなかかわりを持っていた。そのため三年十二月 には火の元に注意することなどの布達が出され、... |
第五編 札幌本府の形成 第二章 開拓使本庁と札幌 第四節 札幌都市計画の進展 二 札幌での本格的建設の準備と御用火事 本庁敷地等の確保 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
とは、時間も経費も多額にかかることである。秋の札幌会議で示されるように、岩村判官 は多額の経費をかけて本府建設を大々的に実行した。草刈り賃の節約はそれに比べ微々た るものであったかもしれないが、時間と金を節約して... |