第七編 近代都市札幌の形成 第一章 札幌区の成立 第一節 北海道区制と札幌 一 拓殖の進展 近代都市 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第3巻 通史3 |
て、札幌は区制期を通じて道都と呼び得る地位を確立し得たといえるが、また失ったもの も多かったであろう。有島武郎は明治二十九年から札幌農学校の学生として、四十一年か らはその後身である農科大学の教官として札幌に住ん... |
第七編 近代都市札幌の形成 第六章 社会問題の諸相 【主要参考文献・史料】 [[【主要参考文献・史料】]] |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第3巻 通史3 |
っぽろ文庫41)、福島瑞穂『登高』、『北海道で平和を考える』、『在米社会主義者無政 府主義者沿革』、『有島武郎日記』、『第二回夏期講話会報告』、『札幌同窓会報告』、 『おれたち』、「特別要視察人略式名簿」(北海道... |
第七編 近代都市札幌の形成 第九章 さまざまな文化活動 第一節 文学活動 二 小説 有島武郎など |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第3巻 通史3 |
も、大正六年十一月に農大文武会弁論部講演会でも「自我の考察」という題名の講演会を 行っている。写真-4有島武郎周知のように有島は『白樺』によって活躍したが、札幌を主 題として扱ったものの代表として、「お末の死」と... |
第八編 転換期の札幌 第七章 社会生活 第一節 札幌市民の生活史 三 諸団体の活動と生活改善運動 文化生活研究会 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第4巻 通史4 |
大正九年、北大教授の森本厚吉を主幹とする文化生活研究会が東京に誕生した。吉野作造 や有島武郎を顧問に据え、北大教授の星野勇三・半沢洵・松村松年はもとより穂積重遠・ 河田嗣郎・河津暹、与謝野晶子等... |
第八編 転換期の札幌 第九章 大衆文化・モダニズム・文化統制 第二節 文学 一 散文・総合誌 『北大文芸』の面々 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第4巻 通史4 |
、二〇篇)、伊藤秀五郎(六~一九号、六篇)、河邨文一郎(三三~四一号、五篇)など。評 論では一四号の「有島武郎追悼記念号」に森本厚吉「有島武郎を憶ふ」、宇野親美「芸術 家としての有島さん」が載っている。西村美宣「... |
第八編 転換期の札幌 第九章 大衆文化・モダニズム・文化統制 第三節 美術 北海道帝国大学と芸術活動 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第4巻 通史4 |
リンなどの洋楽器による、桑園の大学村のサロン的な演奏会や(時任正夫博士村の音楽事 情)、美術でいえば、有島武郎と黒百合会の活動、あるいは関東大震災後の外山卯三郎を 中心とし、文芸美術雑誌と銘打たれる『さとぽろ』(... |
第八編 転換期の札幌 第九章 大衆文化・モダニズム・文化統制 第三節 美術 黒百合会の美術活動 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第4巻 通史4 |
明治四十一年からはじまった黒百合会の活動は、「有島武郎およびその白樺派を通じて、 中央画壇との交流、海外美術の紹介といちじるしく貢献」したといえる(読売新聞... |
第十編 現代の札幌 第九章 芸術・文化の拡がり 第一節 芸術文化 一 文学 同人誌・結社誌の旺盛な活動 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第5巻 通史5下 |
る。六十年代創刊の同人誌では、『岳樺(だけかんば)』(六十二年創刊)が、高山亮二(平 成十三年死去)「有島武郎とクロポトキン」など研究論文も掲載した。六十三年創刊の『 北聚(ほくしゅ)』は神谷忠孝が編集の中心とな... |
第十編 現代の札幌 第九章 芸術・文化の拡がり 第三節 文化財と郷土資料館・郷土史 一 文化財 建造物の保存 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第5巻 通史5下 |
保存措置がとられたものであった。開拓の村には、市内の一九の建物が移設・復元されて いる(第二節参照)。有島武郎邸は北二八条東三丁目に所在し、北大大学院の院生寮として 五十八年三月まで使用されるも、寮の廃止により解... |
年表編 出典一覧(明治以降) 1868年〜1944年 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第8巻2 年表・索引編 |
図書館蔵)1152北海道庁公文1153七十年のあゆみ割烹いく代1154願伺届留(北海道神宮)115 5有島武郎全集別巻1156国税北海道70年のあゆみ(札幌国税局)1157印刷の道100年山藤印刷 (株)1158... |
[[口絵・第五回配本にあたって・例言・総目次]] 新札幌市史 第三巻 通史三/総目次 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第3巻 通史3 |
と札幌の俳壇郷土俳句の成立札幌興風会の結成短歌活動の活発化川柳の団体の成立二小説 文芸同人誌刊行の盛行有島武郎など詩学研究会の結成と豊水吟社の再興新聞小説第二節演 劇・美術・音楽等の活動…781一演劇明治三十年代... |
第七編 近代都市札幌の形成 第六章 社会問題の諸相 第四節 社会主義運動 三 日本社会党の結成と解消 社会主義研究 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第3巻 通史3 |
校における社会主義研究は挫折してしまった。復学した逢坂は、大石泰蔵とともに社会主 義研究会を組織した。有島武郎に指導を仰ぎ、かなりの学生、生徒を組織することができ た。道庁技師の蛎崎知次郎や鉄道に勤めていた原久米... |
第七編 近代都市札幌の形成 第六章 社会問題の諸相 第四節 社会主義運動 六 社会主義者と無政府主義者 主義者を見る眼 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第3巻 通史3 |
校で開催され、一〇〇〇人の聴衆が集まった。安部磯雄が「社会問題の帰結」と題する演 説を行った。この頃、有島武郎が農場解放を宣言したことが伝えられ論議を呼んだ。北大 の農学実科の生徒であった山辺清は、この年の二月に... |
第七編 近代都市札幌の形成 第六章 社会問題の諸相 第四節 社会主義運動 六 社会主義者と無政府主義者 創建社の集い |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第3巻 通史3 |
の放談会は十一年九月二十日に解散させられ、メンバーは逮捕された。田所は甲号特別要 視察人に編入された。有島武郎の『酒狂』のモデルは田所だという。田所について北海道 庁警察部は、内務省警保局に次のように報告している... |
第七編 近代都市札幌の形成 第七章 社会生活の変貌 第五節 博覧会と市民生活 一 大正の幕開けと市民生活の変貌 文化生活 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第3巻 通史3 |
通信大学文化生活研究会が設立された。メンバーは、三宅雪嶺、高野岩三郎、森本厚吉、 穂積重遠、吉野作造、有島武郎、賀川豊彦、有島生馬、松村松年、星野勇三、半沢洵、与 謝野晶子、井上秀子、手塚かね子、森本静子など二六... |
第七編 近代都市札幌の形成 第九章 さまざまな文化活動 第一節 文学活動 一 短詩型文学 俳句結社の増加と運動の本格化 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第3巻 通史3 |
」の四つの新体詩、および「落葉集」「積る白雪」と名づけられたそれぞれ数首の短詩が 掲載されている。また有島武郎が三十三年十月と三十五年一月に「人生の帰趨」の上と下 を掲載している。さらに三十五年十一月現在で北海文... |
第七編 近代都市札幌の形成 第九章 さまざまな文化活動 第二節 演劇・美術・音楽等の活動 二 美術 黒百合会の結成と活動 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第3巻 通史3 |
大学農科大学内に学生藍野祐之、原田三夫らによって黒百合会が結成され、前年同大の英 語教師として赴任した有島武郎が会長的な役割を果たした。同会は結成の年の秋から毎年 展覧会を開いたが、有島が『白樺』の同人であり、同... |
[[図版・写真・表組一覧 刊行の趣旨 奥付]] 図版・写真・表組一覧 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第3巻 通史3 |
海道俳句史)(770頁)写真-3雑誌『氷河』表紙(北海道文学史大正・昭和戦前編)(776頁)写 真-4有島武郎(777頁)写真-5松井須磨子来道の時の絵葉書(大正4年頃札幌の演劇さっぽろ 文庫25)(783頁)写... |
第八編 転換期の札幌 第七章 社会生活 第一節 札幌市民の生活史 三 諸団体の活動と生活改善運動 社会的基盤整備 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第4巻 通史4 |
いった生活改善諸団体とは少し様相を異にする生活改善運動も展開された。森本厚吉(北 大教授)・吉野作造・有島武郎を中心とする文化生活研究会の活動である。ここでは、そ れらの諸団体の活動を例にとって、考え方をみてみた... |
第八編 転換期の札幌 第九章 大衆文化・モダニズム・文化統制 第二節 文学 一 散文・総合誌 早川三代治の活躍 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第4巻 通史4 |
17・12、元元書房)にまとめられる「鶴の生息地」を五回にわたって断続的に連載してい る。早川三代治は有島武郎に教えを受けた最後の学生であり、有島の没後は島崎藤村に師 事して、『北大文芸』のほかに東京の雑誌『三田... |