第四編 イシカリの改革とサッポロ 第四章 イシカリ改革 第一節 改革の背景 二 改革の要因 場所運営の手抜き |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
して箱館奉行から強く指摘された一つに、銭箱~トヨヒラ~千歳を結ぶ内陸道路開削の粗 雑さがある。そもそも新道開削を場所請負人の私力に依存する方針に問題があるとはいえ 、同条件のもと隣接する各場所で施工された開削事業... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第五章 サッポロ越新道 第二節 新道と通行屋・小休所 一 新道の完成 「新道甚麁にして不宜」 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
新前ニ於ケル北海道路史』では、二間が標準にされたという。実際には六尺程度であった ろう。このサッポロ越新道開削により村山伝二郎は、後に他場所の新道開削の請負人とも ども褒賞をうけている。しかし、その褒賞はわずか銀... |
第三編 イシカリ場所の成立 第七章 幕府の蝦夷地調査とイシカリ要害論 第二節 幕府の蝦夷地調査とシコツ越 一 東蝦夷地直轄前後 皆川周太夫 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
船之愁無御座御弁理」と内陸交通の利点をあげている。寛政十二年、皆川周太夫が計画し た東蝦夷地を横断する新道開削計画とは以上の内容であった。直轄領となった東蝦夷地を 結ぶ海上交通に代わる陸上交通路として、アブタ―サ... |
第三編 イシカリ場所の成立 第七章 幕府の蝦夷地調査とイシカリ要害論 第二節 幕府の蝦夷地調査とシコツ越 一 東蝦夷地直轄前後 磯谷則吉 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
皆川周太夫に新道開削見積りを提出させた蝦夷地御用掛松平信濃守忠明は、皆川周太夫の 踏査した翌年の享和元年(一八〇一)、ユウ... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第三章 諸藩のイシカリ調査 第二節 諸藩の関心 一 水戸藩 イシカリ・サッポロと水戸藩 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
章2節(3)(3)大津浜グループの進出イシカリ川のエベツブトより上流域の開発権、そこか ら日本海岸への新道開削、そのためのアイヌ差配権、イシカリ浜及び下流での鮭漁経営、 イシカリの初代浜名主、同湊案内役。第4章2... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第三章 諸藩のイシカリ調査 第二節 諸藩の関心 一 水戸藩 イシカリ・サッポロの検分 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
このままでいいか、網の改良をどうするか、沖合で鯡漁(にしんりょう)はできないか、金 主の仕込の見通し、新道開削の準備等にも意をそそいだ。藩としては領民の出稼に資金貸 与はしないつもりでいたが、彼等があまり窮迫する... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第四章 イシカリ改革 第一節 改革の背景 一 荒増申上候書付 改革まで |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
革の文字を書き留めている。この年、西蝦夷地スッツで正月をむかえた村垣は、二月二十 三日イシカリに着き、新道開削や在住入地の手配をし、二十八日千歳に向かう。日記では うかがい知れないが、前述の『書付』によると、この... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第五章 サッポロ越新道 第一節 箱館奉行の新道計画 一 イシカリ場所の新道 本海道(中央大道)の設定 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
。また、西海岸にもスッツよりソウヤに至る新道の開削も述べている。以後、このプラン にそい蝦夷地における新道開削がすすめられるようになる。 |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第五章 サッポロ越新道 第一節 箱館奉行の新道計画 一 イシカリ場所の新道 松浦武四郎の調査 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
新道開削の目的をかね、蝦夷地一円の地理・地形の調査をおこなったのが松浦武四郎であ った。武四郎は安政四年三月二... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第五章 サッポロ越新道 第一節 箱館奉行の新道計画 二 サッポロ越新道の計画 ハッサム道 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
、③ユウフツのイシカリ漁場願の熟談、以上三件が報告されている。このうち②は、サッ ポロ越新道のことで、新道開削が阿部屋に命じられたものであろう。 |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第五章 サッポロ越新道 第二節 新道と通行屋・小休所 一 新道の完成 新道の再整備 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
道切開御用相勤候もの御手当金」の伺がだされている(安政七年モンベツ御用所御用留)。 これは西海岸各地の新道開削に対して、各場所役人への褒賞であった。ここには、「チト セ山道乙部越山道之儀も追々切開出来」と述べられ... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第五章 サッポロ越新道 第二節 新道と通行屋・小休所 二 松浦武四郎「新道日誌」 武四郎の新道検分 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
新道開削にともない、松浦武四郎は安政五年六月に、サッポロ越新道を検分し、新道沿い の地名・地理・様子を記述した... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第五章 サッポロ越新道 第二節 新道と通行屋・小休所 二 松浦武四郎「新道日誌」 ハッサムよりシユママツフへ |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
られていた。ここまでトイヒラより五里で、この後、千歳川の番所に至っている。新道は ここまでで、武四郎は新道開削の「御所置の如此草萊の地開になりしはと感涙をもゆうし( 催し)けるなり」と、感慨を記している。 |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第五章 サッポロ越新道 第三節 定山渓ルートと温泉開発 二 早山清太郎の温泉開発 早山清太郎の談話 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
はかり、米・味噌・人夫の手配をなし、土方・仙夫三人を連れ、四十日で道路を開く。清 太郎は翌六年五月に、新道開削のことを荒井金助に届け、温泉に小屋一棟をたて、六月か ら九月まで湯番として老人二人をおく。その後は、文... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第五章 サッポロ越新道 第三節 定山渓ルートと温泉開発 三 定山の温泉開発 定山の経歴 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
こも)り、拝殿造立の「心願」をもっていたのであった。武四郎は定山に、アイトマリ(相 泊、現熊石町)への新道開削をすすめる。定山は翌四年に開削にしたがい、五年には箱館 奉行から褒賞をうけている。 |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第七章 在住制とイシカリ在住 第二節 イシカリ在住の動向 一 在住の任命と入地 在住入地場所の選定 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
深し」(竹四郎廻浦日記上)とその概要を記している。また同四年六月に奉行が幕府に提出 ・裁可された札幌越新道開削に関する伺書のうち、関係分を摘記すれば、西蝦夷地石狩場 所之儀ハ、蝦夷地中央ニテ遠山遥ニ四辺ヲ囲ミ、平... |
第五編 札幌本府の形成 第二章 開拓使本庁と札幌 第五節 交通・運輸施設の建設と治水 一 交通の整備 周辺村落との連絡路 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
花畔村間7円山銭函間新道修繕工事8篠路村花畔村間9円山小樽間道路修繕,雨竜通篠路駅 逓間道路修繕,石山新道開削(国道230号),山鼻村真駒内間,真駒内穴の沢間12豊平村平 岸村間13平岸村穴の沢間14市街篠路村茨... |
第五編 札幌本府の形成 第四章 周辺村落の展開と農業 第一節 村落の成立と拡充 一 諸村の成立 篠路村と早山清太郎 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
任、三年四月まで)。三年五月篠路村御蔵守に申付け。四年七月篠路村名主に任(五年七月 まで)。六年十一月新道開削(篠路村より花畔村まで)につき、開拓使より金一万疋を下賜 。七年三月村内一八丁の道路を自費開削につき、... |
第五編 札幌本府の形成 第九章 札幌生成期の社会生活と文化 第二節 アイヌの人びと 一 札幌本府とアイヌ 本府建設とアイヌ労働 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
字龍助関係文書市史第六巻)にも、銭函仮役所と札幌間の物資や御用状などの継立、ある いは開拓使所轄地間の新道開削工事や人馬継立などに、アイヌの人びとが人足や人夫とし てたくさん雇い入れられているのがみられる。この場... |
第六編 道都への出発 第一章 北海道庁と札幌 第一節 北海道庁の設置と行政 二 北海道庁の組織と行政 殖民政策の転換 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
殖興産の基礎・基盤事業に充てていた(岩見沢空知間鉄道線測量・室蘭鉄道線測量・鶉越 山道開削・室蘭郡塵別新道開削・雁来対雁両村間道路改築・定山渓道路開削・琴似村道路 開削・亀田川堀割・札幌近傍排水・釧路湾測量・釧路... |