第五編 札幌本府の形成 第四章 周辺村落の展開と農業 第二節 村落の行政機構 一 副戸長制と伍長 白石村の伍組と伍長 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
伍長は近世の五人組の隣保組織の系譜をひき、市在の民衆の監察機関の役割をもっていた 。開拓使では四年に札幌市... |
第五編 札幌本府の形成 第四章 周辺村落の展開と農業 第二節 村落の行政機構 一 副戸長制と伍長 伍長制の改変と廃止 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
五年十月三十日にこれまでの伍(五人組)制のもとにおける伍長は廃止された。それにかわ り各村に二、三人ずつおく、副戸長の補助組織としての伍長制が施行された。これは... |
第六編 道都への出発 第三章 周辺農村の発展と農業の振興 第二節 周辺農村の行政機構 二 村自治と総代人 丘珠村と白石村の「自治」 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
また丘珠村ではこれ以前に、組と伍長制度が存在していた。道毎日には、丘珠村には明治 七、八年頃より一の組合規約なるもの有り。勿論其当時は万... |
第五編 札幌本府の形成 第五章 屯田兵制の採用 第二節 琴似・山鼻兵村の建設 二 兵村の人びと 中隊編成 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
「徒歩憲兵」、すなわち陸軍歩兵隊の制になぞらえた。募集した屯田兵を五人一組にし伍 をつくり、内一人を准伍長とした(「准」は「準」が正しいというが、慣用に従った)。そ の六伍(准伍長六人、兵卒二四人)に准軍曹二... |
第七編 近代都市札幌の形成 第七章 社会生活の変貌 第三節 女性の社会活動と職業婦人 四 職業婦人の出現 電話交換手 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第3巻 通史3 |
横柄であるとか、不評を買うようになった(北タイ明37・2・24)。その結果、三十八年三 月の電話交換手伍長及電話交換手取締規則で交換手は女子のみとしたため、男子交換手は 一人もいなくなった。それと同時に同規則... |
[序] 件名目次 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第7巻 史料編2 |
長副設置につき各郡同様(明治五年四月一一日)…928四町用掛の設置(明治五年一〇月二七 日)…928五伍長の廃止(明治五年一〇月三〇日)…929六第一小区副戸長の増員(明治五年一 〇月)…930七白石村伍長、... |
第五編 札幌本府の形成 第二章 開拓使本庁と札幌 第三節 町役人体制から札幌区役所の成立 一 札幌の行政制度の整備 戸長制と札幌市中の事務 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
常陸重次郎、浜中伴蔵、藤井喜三郎、刀根孫四郎の四人が任命された。同時に三年の農業 規則で設置されていた伍長の市中事務取扱が廃止された。ほかに野島広吉も町用掛となっ ていたようである。その後さらに手代も設置され... |
六 行政組織 一 区・戸長役場 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第7巻 史料編2 |
七日)三札幌に戸長副設置につき各郡同様(明治五年四月一一日)四町用掛の設置(明治五年 一〇月二七日)五伍長の廃止(明治五年一〇月三〇日)六第一小区副戸長の増員(明治五年一 〇月)七白石村伍長、平岸村副戸長の任... |
[[口絵・第四回配本にあたって・例言・総目次]] 新札幌市史 第二巻 通史二/総目次 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
成村三役の普及白石・手稲村と貫属取締取締の役割取締を巡る紛糾第二節村落の行政機構 …295一副戸長制と伍長副戸長の設置白石村の伍組と伍長伍長制の改変と廃止二新副戸長 と総代、副総代新副戸長と総代、副総代の設置... |
第五編 札幌本府の形成 第四章 周辺村落の展開と農業 第二節 村落の行政機構 一 副戸長制と伍長 副戸長の設置 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
村の設置は七年九月二十三日に開拓使から全国へ布達されたが、まだ戸数も僅少なことに よりしばらく副戸長、伍長もおかれずにいた。山鼻村は屯田兵の入地と共に副戸長が設置 され、九年五月十五日に大堀忠八が任命されてい... |
第五編 札幌本府の形成 第四章 周辺村落の展開と農業 第三節 農業生産の開始 一 土地制度の整備と開墾の進展 開墾の奨励と勧農規則 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
は伝わってなく、内容も各種規定を一つにして「勧農」を押し進めるためのものであった らしい。その中に「毎伍長明六ツ半時拍子木撃チ、其組下ノ四戸速ニ応答ノ拍子木ヲ撃チ 農事ヲ始メ、夕七ツ半復拍子木ヲ撃チ収メシムヘ... |
第八編 転換期の札幌 第二章 市制施行と行財政 第六節 諸町村の行財政と町村会 四 地区自治の展開 地区自治の諸相 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第4巻 通史4 |
部長が置かれていた(住民二五歳以上の男子による選挙で任期は不定)。部の下には組があ り、組長の相当する伍長(正副各一名)が置かれており、戸数の多い丘珠の場合は一〇組が 存在していた。各戸からは部落協議費が徴収... |
第五編 札幌本府の形成 第五章 屯田兵制の採用 第三節 兵役と授産 一 兵役の義務 衛兵と警衛勤務 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
練兵とともに衛兵勤務が課せられた。まず週番所の宿日直が毎日伍長交代であり、伍長当 番日はその伍下が一昼夜公役に服するものとされ、加えて小隊ごと隔日交代の見廻り当番 が... |
第七編 近代都市札幌の形成 第六章 社会問題の諸相 第三節 小作問題の台頭 二 小作争議の発生 (三)丘珠村・許士農場争議 大正九年の選挙と許士善太郎 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第3巻 通史3 |
議ニ不賛成ノ者アル時ハ脱退スルモノトス此ニ共同一致ヲ以テ処決スルコトニ決議シ左ニ 記名署印シ此ノ書組合伍長永久保存スルコトヲ決議候也大正九年六月七日(署名者略)(丘 珠百二十年史編集関係史料)この決議文には次... |
第七編 近代都市札幌の形成 第六章 社会問題の諸相 第三節 小作問題の台頭 二 小作争議の発生 (三)丘珠村・許士農場争議 臨時村民大会の開催 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第3巻 通史3 |
事項ヲ決議ス一許士氏外四名ハ部落ノ行動ニ反対スルモノト認メ今後ハ一切部落ノ協議ニ 参加セシメザルコト一伍長長谷川、畑、佐藤三氏ヲ解職シ各組ニ於テ伍長ヲ選挙シ部長ニ 届出ヅルコト一衛生副長燕麦代表者ヲ推選スルコ... |
第五編 札幌本府の形成 第四章 周辺村落の展開と農業 第一節 村落の成立と拡充 三 村三役と貫属取締 取締を巡る紛糾 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
が新しく貫属取締となったらしいが、任命史料は残っていない。取締助は六月に白石村で 、安斎篤敬(謹吾)を伍長に(白石手稲取扱書留道文四五二)、榊原次郎七を副戸長に任命( 奥羽盛衰見聞誌)した史料を境に姿を消す。... |
第五編 札幌本府の形成 第四章 周辺村落の展開と農業 第二節 村落の行政機構 二 新副戸長と総代、副総代 新副戸長と総代、副総代の設置 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
・白石・平岸・月寒村第六小区札幌・雁来・苗穂・丘珠・篠路・対雁村大小区制にともな いこれまでの副戸長、伍長が廃止された。廃止の理由は、「文盲之者而已多く取締向も不 行届にて御用弁不相成」(市史第七巻九三五頁)... |
第五編 札幌本府の形成 第四章 周辺村落の展開と農業 第二節 村落の行政機構 二 新副戸長と総代、副総代 円山村の副戸長選考 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
っていたのであろう。それ故、〝戸籍吏〟としての副戸長には、識字が要件とされていた 。七年二月に副戸長、伍長の廃止がはかられた時も、「文盲之者而已多く取締向も不行届 にて御用弁不相成」といわれていた。阿部仁太郎... |
第五編 札幌本府の形成 第四章 周辺村落の展開と農業 第二節 村落の行政機構 二 新副戸長と総代、副総代 兵村の副戸長設置 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
という理由で総代、副総代の設置を申請し、その結果、総代には屯田兵荒木進之助、副総 代には伏見の「農七戸伍長」の佐藤三蔵が七月に任命された。副総代は十年十二月に鈴木 運治にかわるが、彼も伏見の居住者である。副総... |
第五編 札幌本府の形成 第四章 周辺村落の展開と農業 第二節 村落の行政機構 三 戸長役場と戸長 戸長役場と戸長 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
戸長は十六年に坂野元右衛門から小熊善右衛門に交代する。元右衛門は庚午一ノ村組頭以 来、苗穂村の百姓代・伍長・副戸長など数々の公職に尽してきた。次の小熊善右衛門も札 幌村の組頭・名主・副戸長・村用係などをつとめ... |