第五編 札幌本府の形成 第七章 社寺の創基とキリスト教の宣教 第三節 キリスト教の宣教開始 二 W・S・クラークの伝道 最初の聖書研究会と洗礼式 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
いわばデニスの「身内」ともいうべき人びとが参加していた。まもなく東京から札幌学校 の生徒として来札した伊藤一隆が加わった。しかしこの集会は永続きせず、翌年五月、女 学校の閉校となりデニスが離札することによって途絶... |
第五編 札幌本府の形成 第七章 社寺の創基とキリスト教の宣教 第三節 キリスト教の宣教開始 三 宣教師の巡回 デニングの進出と撤退 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
は、前述のCMS派遣のW・デニングであった。彼は、札幌では街頭に出て書籍の頒布と路傍 説教を行ったが、伊藤一隆によるとその日本語は、すでに流暢なものであったという。デ ニングは伊藤一隆に洗礼を授けた後も(したがっ... |
第五編 札幌本府の形成 第七章 社寺の創基とキリスト教の宣教 第三節 キリスト教の宣教開始 二 W・S・クラークの伝道 聖書による徳育 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
国聖書会社(協会)日本支部を設立したばかりのL・H・ギュリックから寄贈を受けたもので ある。思いがけず伊藤一隆の洗礼式に立ち会って間もなく、クラークは農学校の開校式を 前に、彼等の徳育問題について黒田長官と話し合... |
第五編 札幌本府の形成 第七章 社寺の創基とキリスト教の宣教 第三節 キリスト教の宣教開始 二 W・S・クラークの伝道 一・二期生の受洗 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
札幌に赴いたハリスは同年九月二日、佐藤昌介、内田瀞、大島正健、渡瀬寅次郎、柳本通 義、黒岩四方之進ら、伊藤一隆を除く一期生一五人全員に洗礼を授けた。洗礼式があった 翌九月三日には彼らは受洗感謝会を開いていた。その... |
第五編 札幌本府の形成 第七章 社寺の創基とキリスト教の宣教 第三節 キリスト教の宣教開始 四 札幌基督教会の設立 札幌基督教会の自立 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
るために札幌基督教青年会(YMCA)が組織された。「白官邸の教会」においては、大島正健 、渡瀬寅次郎、伊藤一隆、内村鑑三らが交代で日曜日の礼拝説教に当たった。専任の教職 を求めて、東京の植村正久(一致教会牧師、の... |
第五編 札幌本府の形成 第七章 社寺の創基とキリスト教の宣教 【主要参考文献・史料】 [[【主要参考文献・史料】]] |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
ls as Region,Hakodate,1874―』(英文教籍簿日本聖公会北海道教区事務所蔵)、伊藤一隆 「教史」『北海教報』五一号、『大日本正教会公会議事録』、山鹿旗之進「落葉のかきよ せ(五)ハリス監督の... |
第六編 道都への出発 第六章 宗教組織の確立と信仰 第二節 寺院の活動と村落部寺院等の設立 四 各宗派の連合的活動 顕正護国会 |
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るキリスト教は、開拓技術者等養成を目的とする札幌農学校でおこった。その結果、この 時代には新渡戸稲造、伊藤一隆はじめ多くのクリスチャンが札幌で指導的地位にあり、農 学校生徒にも多くのクリスチャンがおり、かつ新開地... |
第六編 道都への出発 第六章 宗教組織の確立と信仰 第三節 キリスト教諸教派の進出と教会設立 三 伝道の「沈静」と活発な社会活動 超教派の社会活動 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
キリスト教徒の活動はさまざまに展開された。禁酒会は、二十年に札幌禁酒会として設立 されたのが始まりで、伊藤一隆が初代会頭となった。札幌禁酒会は同年さらに北海禁酒会 と改称した。禁酒会運動は、キリスト教徒以外の人び... |
第六編 道都への出発 第七章 札幌進展期の社会生活と文化 第二節 生活のなかの結社団体と国家 一 結社団体の勃興と諸活動 (Ⅰ)社会啓蒙型団体の活動 学習・自己啓発 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
加。札幌基督教徒青年会14・10組織札幌基督教会の青年部会。月次会、演説会を行う。講 演者馬場種太郎、伊藤一隆、大島正健、佐藤昌介等々。日清戦争下では報国恤兵大幻灯会 を開き、その収益金を軍人遺族救恤費にあてる。... |
第六編 道都への出発 第七章 札幌進展期の社会生活と文化 第二節 生活のなかの結社団体と国家 一 結社団体の勃興と諸活動 (Ⅰ)社会啓蒙型団体の活動 勧業・勧農 |
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表11のようなものがあった。表-11興業殖産・拓地殖民団体団体名目的・活動状況北水協 会水産奨励。会頭伊藤一隆。北三西七に事務所を置き、二十六年現在会員数五九九人。年 会費金二円四〇銭。勧農協会農業奨励。十四年勧... |
第六編 道都への出発 第七章 札幌進展期の社会生活と文化 第二節 生活のなかの結社団体と国家 一 結社団体の勃興と諸活動 (Ⅱ)社会改良型団体の活動 社会改良・慈善・衛生 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
風問題もテーマに据える。二十年十一月はじめて会員を募り札幌禁酒会を発足。十二月北 海禁酒会と改称、会頭伊藤一隆、副会頭岩井信六。札幌基督教会のメンバーが中心となっ て広く会員を募り、月次会、演説会を開催。演説会で... |
第六編 道都への出発 第七章 札幌進展期の社会生活と文化 第六節 文化・出版の興隆 一 文化的諸活動の台頭 音楽 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
。洋楽の団体としては、まず二十年に設立された北海禁酒会内に少年禁酒鼓隊が結成され た。これは同会会頭の伊藤一隆らによるもので、楽器は縦笛、手風琴、ドラム類およびシ ンバル等であった。そして二十四年八月にこれを基盤... |
第六編 道都への出発 第七章 札幌進展期の社会生活と文化 第六節 文化・出版の興隆 二 日刊新聞の創刊と出版文化 道毎日の発展 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
三名」(久松義典開拓指鍼北海道通覧)の体制となったとされている。また「第六」の特別 寄書の執筆者として伊藤一隆、新渡戸稲造、大島正健、永田方正、佐藤昌介など一九人を 依頼した(道毎日二十四年八月十一日付)。新聞刊... |
[[図版・写真・表組一覧 刊行の趣旨 奥付]] 図版・写真・表組一覧 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第2巻 通史2 |
1日付(417頁)写真-5経王寺正面図~願書中~『寺院教導書類』(道文3125)(419頁)写真-6 伊藤一隆(北大図)(429頁)写真-7クラーク持参の聖書(札幌独立キリスト教会)(430頁)写真 -8デニング... |
第七編 近代都市札幌の形成 第七章 社会生活の変貌 第三節 女性の社会活動と職業婦人 二 さまざまな女性団体 基督教婦人矯風会 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第3巻 通史3 |
ていたことはすでに述べた(市史第二巻)。札幌でも明治二十五年、北海道庁調度課長の伊 阪員正と水産課長の伊藤一隆の二人によって婦人矯風会の設立がはかられた(東京婦人矯 風雑誌四八号)が、札幌婦人矯風会が正式に発足す... |
第八編 転換期の札幌 第八章 「教育都市札幌」の実像 第三節 幼稚園教育の成立と展開 一 明治期の札幌の幼稚園 スミス女学校附属幼稚園 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第4巻 通史4 |
稚園の存在も見のがせない(同前)。同幼稚園の園児のなかには、札幌農学校第一期生の佐 藤昌介、大島正健、伊藤一隆などの子女も含まれていた(同前)。 |