第四編 イシカリの改革とサッポロ 第五章 サッポロ越新道 第二節 新道と通行屋・小休所 二 松浦武四郎「新道日誌」 武四郎の新道検分 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
新道開削にともない、松浦武四郎は安政五年六月に、サッポロ越新道を検分し、新道沿い の地名・地理・様子を記述した「新道日誌」(『戊午東西蝦夷山川地理取調日誌』所収、 以... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第五章 サッポロ越新道 第一節 箱館奉行の新道計画 二 サッポロ越新道の計画 ハッサム道 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
サッポロ越新道がいつどのように計画され、また工事に着手されたのか不明な点が多いが 、新道はまずハッサム在住地へいたる... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第五章 サッポロ越新道 第二節 新道と通行屋・小休所 一 新道の完成 新道の開削工事 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
サッポロ越新道の開削に関し、安政五年五月に阿部屋伝二郎からイシカリ役所に提出され た伺によると、以下のように伝えられ... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第五章 サッポロ越新道 第二節 新道と通行屋・小休所 三 トヨヒラ通行屋 通行屋の建設 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
にはアイヌの漁場があり、小屋が一軒おかれていた(丁巳日誌)。トヨヒラ通行屋は安政四 年(一八五七)に、サッポロ越新道の開削とともに建設工事が着手された。しかし、新道も 四年中に工事中途のままで中断されたように、通行屋も... |
[[口絵 第三回配本にあたって 編集にあたって 凡例 新札幌市史 総目次]] 新札幌市史 第一巻 通史一/総目次 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
の拠点カラフトへの足場直場所の経営費三イシカリ改革と第二次直轄深き見込みの場所イ シカリの内国化第五章サッポロ越新道…810第一節箱館奉行の新道計画…810一イシカリ場 所の新道本海道(中央大道)の設定松浦武四郎の調査... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第一章 イシカリ役所とサッポロ 第三節 イシカリ改革とイシカリ役所 二 イシカリ改革 村垣範正の廻浦 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
日にイシカリ・ハッサム川を経由して、ハッサムの在住を巡検する。この夜は在住の空宅 で一泊し、二十九日はサッポロ越新道を検分しながら千歳へと戻っている。この時は直接 にイシカリへはおもむかなかったが、東蝦夷地・カラフトの... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第五章 サッポロ越新道 第二節 新道と通行屋・小休所 一 新道の完成 「新道甚麁にして不宜」 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
編『明治維新前ニ於ケル北海道路史』では、二間が標準にされたという。実際には六尺程 度であったろう。このサッポロ越新道開削により村山伝二郎は、後に他場所の新道開削の 請負人ともども褒賞をうけている。しかし、その褒賞はわず... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第十章 建府論の展開 第三節 松浦武四郎の建府論 一 松浦武四郎の山川地理実検 サッポロ調査 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
、さらに東西蝦夷地巡回後、六月に再びゼニバコよりホシオキ、ハッサム、コトニ、トイ ヒラ、チキシャブと、サッポロ越新道を経由してユウフツへ向かっている。以上のように 、武四郎は四回の踏査行のうち、さらに細かく見れば六度に... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第一章 イシカリ役所とサッポロ 第一節 安政期以降のサッポロ 二 サッポロの開発と評価 この時期の評価 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
強調するならば、まず第一に、在住・御手作場などにより本格的に農業開発が着手された ことである。第二に、サッポロ越新道が開かれ、札幌が交通上の要衝の位置をしめること になったことである。第三に、イシカリ建府論の形成と確立... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第一章 イシカリ役所とサッポロ 第二節 第二次直轄とイシカリ 三 堀利熙の廻浦 アイヌ乙名へ農具の支給 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
立石元三郎以下の詰役たちの大幅な更迭であった(後述)。第二にハッサム在住地の割渡し 、第三に千歳川通(サッポロ越)新道の取りきめ、第四にユウフツのイシカリ出稼漁場の許 可であった。いずれもイシカリの開発、及びイシカリ場... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第一章 イシカリ役所とサッポロ 第三節 イシカリ改革とイシカリ役所 一 荒井金助の赴任 堀利熙の再訪 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
にあったのであろう。また、前回指示しておいた諸件の視察もあったと思われる。そのう ち、ハッサム在住地とサッポロ越新道の視察について、玉虫左太夫の『入北記』が、その 様子を伝えている。それによると、堀利熙は九月九日夜に、... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第一章 イシカリ役所とサッポロ 第三節 イシカリ改革とイシカリ役所 一 荒井金助の赴任 金助赴任時のイシカリ |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
すすめ、イシカリの開発を円滑におこなうことが、急務の問題となっていた。第三には、 銭箱から千歳にむかうサッポロ越新道の開削であった。新道に関しては六月二十二日に、 「新道切開之義ニ付申上候書付」が老中に提出され、開削に... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第一章 イシカリ役所とサッポロ 第三節 イシカリ改革とイシカリ役所 三 イシカリ役所と機構 役人の増員 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
となり転任している。豊之助は安政四年六月以降、金助を補佐してイシカリ改革を推進し た人物であった。特にサッポロ越新道は、彼の尽力によるところがおおきい。豊之助はこ れより先、六月十六日にカラフトの漁業開発について建言し... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第一章 イシカリ役所とサッポロ 第三節 イシカリ改革とイシカリ役所 三 イシカリ役所と機構 ハッサム番所 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
事項にはあらわれないが、ハッサム番所の役割には、ハッサム在住の世話があったとみて よい。また第四には、サッポロ越新道の管理・取締りもあったと思われる。さらに第五に は、アイヌの「撫育」もあり、ハッサム・サッポロ・ツイシ... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第二章 幕府のイシカリ調査 第二節 『蝦夷志料』の編纂とその調査 二 蝦夷地の調査 千歳山道の調査 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
はじめ、一行が千歳山道を実検して通行した可能性は高い。安政三年(一八五六)の調査の 折には、千歳山道(サッポロ越新道)はできておらず、一行もイシカリ川を上下したのみで あった。実際に通行したとしたら、安政四、五年の時で... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第二章 幕府のイシカリ調査 第三節 箱館奉行と松浦武四郎の調査 三 松浦武四郎のサッポロ調査 安政五年の調査 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
宇の小屋であったが、今年は座敷八坪ほど完成し、りっぱな通行屋に改められている。十 八日ゼニバコを発してサッポロ越新道をたどって検分する。ホシオキには中島辰三郎、中 島彦左衛門、中川金之助、葛山幸三郎の在住四軒あり、大根... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第五章 サッポロ越新道 第一節 箱館奉行の新道計画 一 イシカリ場所の新道 本海道(中央大道)の設定 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
幕府の第二次直轄をうけ、蝦夷地の開発と経営のために、新道の切開と整備が計画されて きた。これまでは主に... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第五章 サッポロ越新道 第一節 箱館奉行の新道計画 一 イシカリ場所の新道 イシカリ場所の新道 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
する道路である。その間、ハッサム・サッポロ・シママップ(島松)・千歳を経由し、非常 に重要な幹線道路でサッポロ越新道、あるいは千歳越新道と呼ばれた。この道路の開削は 三区間にわけられ、銭箱・ホシオキ間はオタルナイ場所請... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第五章 サッポロ越新道 第一節 箱館奉行の新道計画 二 サッポロ越新道の計画 新道の必要性 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
イシカリ・ユウフツ間の往来は、従来、イシカリ・千歳の間は石狩川及び千歳川の舟運が 利用され、千歳・ユウ... |
第四編 イシカリの改革とサッポロ 第五章 サッポロ越新道 第一節 箱館奉行の新道計画 二 サッポロ越新道の計画 新道切開之儀申上 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第1巻 通史1 |
利とも便利な地域で、在住も入植し、将来の開発と発展がみこめるためであった。以上の 理由により設定されたサッポロ越新道は、これ以降の札幌市域の開発と建府論に決定的な おおきな意味をもつようになった。... |