第八編 転換期の札幌 第七章 社会生活 第五節 太平洋戦争下の市民生活 二 決戦下の銃後 貯蓄納税的活動 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第4巻 通史4 |
行機献納資金壱万参千参百弐拾四円九拾五銭ノ仮領収書三五五円(九月二十日)」とあるよ うに、各公区に割当てられた。また、建艦献金も二月段階で一六公区五班総計五二円五〇 銭が献金された。これは九月五日の項に、「大... |
第八編 転換期の札幌 第七章 社会生活 第一節 札幌市民の生活史 二 日常の市民生活 住宅の問題 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第4巻 通史4 |
秋から十二年春にかけて、市内鉄北、山鼻、白石方面に各五〇〇戸、その他五〇〇戸の計 二〇〇〇戸の住宅が建てられたという(北タイ大12・5・9)。郊外住宅は、市中央部と郊外 とを結ぶ道路網、交通網の整備・伸張に伴... |
第八編 転換期の札幌 第一章 地方都市の成立 [[地方都市の成立]] 二 都市としての性格 北方軍政の拠点 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第4巻 通史4 |
し、アメリカ、イギリスとの和平仲介を目論む意見が出たという。事実ソ連軍部では北海 道の一部占領計画がたてられたが、もし、そうした事態にたちいたったら、札幌市はその 性格を大きく変えていたかも知れない。世界史的... |
第八編 転換期の札幌 第二章 市制施行と行財政 第一節 市制への経緯 二 自治権拡張論 函館、小樽区の問題 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第4巻 通史4 |
ノ際執ラレタリト称スル行動」によって、「三箇月余ニ亘リマシテ、御裁可ナクシテ、( 区長)空位ノ儘ニ打捨テラレ」た。これは道庁の意向に沿わぬ区長選出に対する介入でな いかと疑われたが、道会答弁で道庁長官は「此ノ... |
第八編 転換期の札幌 第二章 市制施行と行財政 第二節 行政機関の整備 三 行政組織 旧庁舎 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第4巻 通史4 |
市役所庁舎は区役所をそのまま継続使用した。明治四十二年(一九〇九)、北一条西二丁目 に建てられた木造二階建て五二六坪のこの庁舎は、業務の拡大、職員の増加にともない附 属舎を増築し、内部を改修して... |
第八編 転換期の札幌 第二章 市制施行と行財政 第二節 行政機関の整備 三 行政組織 財政 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第4巻 通史4 |
を一方の脚とし、教育施設の充実計画をもう片方の脚に、財政執行にあたったといえよう 。高岡市長のもとで樹てられた計画が具体的に実現していくのは市長退任時であり、事業 の多くは二代目市長に引き継がれることになる。... |
第八編 転換期の札幌 第二章 市制施行と行財政 第五節 「札幌圏」の形成と諸町村 二 諸町村の概況 篠路村 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第4巻 通史4 |
水事業の策定、工事の速成を求めて活動を展開していた。その結果、第一期拓殖計画の許 で石狩川治水計画が立てられ、明治四十三年に治水事務所が設置されて花畔、ビトイ、伏 古別にて単床ブロックの施工による護岸工事が実... |
第八編 転換期の札幌 第二章 市制施行と行財政 第五節 「札幌圏」の形成と諸町村 二 諸町村の概況 琴似村 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第4巻 通史4 |
三十戸程の家屋が新築され、又目下建築中のものもある、風呂屋が営業をはじめた、倶楽 部と称する小劇場も建てられた」(北タイ大12・7・8)というように、風呂屋や小劇場も作 られるようになっていた。小劇場は琴似座... |
第八編 転換期の札幌 第二章 市制施行と行財政 第六節 諸町村の行財政と町村会 四 地区自治の展開 地区自治の諸相 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第4巻 通史4 |
迎ニ関スル費用。六、会議ニ要スル費用(二月十一日総会費及伍長弁当料)。七、其他必要 ト認ムル費用。に充てられていた。毎年一月に開かれた総会にて決算・予算・事業などの 報告と協議がなされ、伍長通常会は三、九、十... |
第八編 転換期の札幌 第二章 市制施行と行財政 第八節 兵事 一 市民の兵役 徴兵 |
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すすめられた。この年の徴兵検査は七月二十二日から同月三十日まで行われ、会場には市 役所内の市会議場があてられた。検査を受けた壮丁は甲、一乙、二乙、丙、丁、戊種に区 分され(のち三乙ができた)、合格者、不合格者... |
第八編 転換期の札幌 第三章 都市計画と社会資本整備 第一節 札幌の発展と都市計画 二 都市計画法の施行 [[都市計画法の施行]] 道庁都市計画課の設置 |
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項調査書北海道第二期拓殖計画資料)。さらに高級技師として奉天や大連等の都市計画に 従事した奥沢耕造があてられた(北タイ大12・9・18)。『北海道庁職員録』(大13・1)では 、内務部都市計画課に地方課長・統... |
第八編 転換期の札幌 第三章 都市計画と社会資本整備 第四節 国内交通機関の発達と通信 一 鉄道網の発達 予定鉄道網の計画 |
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北海道の鉄道敷設予定路線が発表されるようになってから、北海道の拓殖計画との関係で 鉄道路線網の計画がたてられるようになった。その後同法の改訂がなされていくが、大正 二年北海道倶楽部の決議として、拓殖鉄道として... |
第八編 転換期の札幌 第三章 都市計画と社会資本整備 第四節 国内交通機関の発達と通信 一 鉄道網の発達 実現しなかった鉄道計画 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第4巻 通史4 |
以上の鉄道敷設の他に、札幌周辺では実現しなかったが、いくつかの鉄道計画が立てられ た。鉄道省の計画では、前述の白石~追分間が大正十二年度分の計画の中にはいっていた という。これは大蔵... |
第八編 転換期の札幌 第四章 地域経済の変容 第二節 金融恐慌・昭和恐慌下の金融 一 北海道拓殖銀行と不動産貸付問題 土功組合救済問題 |
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次世界大戦後の高米価時に「人口食糧政策ノ提唱ニ煽ラレ」設置されたもので、工事計画 も高米価を予想してたてられたので、昭和恐慌下の米価下落のもとでは借入金償還は困難 であるとの結論に達した(大蔵省預金部預金部長... |
第八編 転換期の札幌 第四章 地域経済の変容 第五節 金融統制と企業合同 一 金融統制下の札幌金融市場の膨張 貯蓄奨励策 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第4巻 通史4 |
。なお、国民貯蓄組合は、職域から地域へと広がり、公区ごとに設立され、貯金、公債と もに公区ごとに割り当てられるようになった。しかし、十九年下半期以降には、「幌都の 職域貯蓄戦果挙らず」(道新昭19・10・11... |
第八編 転換期の札幌 第六章 社会運動と女性問題 第一節 治安維持法体制と戦時下の思想弾圧 三 日中戦争下の抑圧取締 経済警察・労政警察の始動 |
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15・1・17)。また、十四年末には経済犯罪処理の経済検事が新設され、札幌地裁検事局に も一人が割り当てられた(ほかに書記二人)。十五年九月には「検察当局と道庁とが緊密な 連絡をとって経済事犯の取締を強化しや... |
第八編 転換期の札幌 第六章 社会運動と女性問題 第一節 治安維持法体制と戦時下の思想弾圧 四 アジア太平洋戦争下の抑圧取締 北海道農業研究会事件 |
札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ 新札幌市史 第4巻 通史4 |
くかけ離れた虚構で、辛うじて肉体的・精神的拷問をともなう「巧妙、細心なる取調」( 同前)によって組み立てられたものであった。「どっちみち表に出しておくわけにはいか ん。たたいてほこりがでれば治安維持法で、でな... |
第八編 転換期の札幌 第六章 社会運動と女性問題 第五節 昭和戦前期のアイヌ民族と札幌 一 札幌でのアイヌ民族の活動とアイヌ関係展覧会の開催 山鼻尋常高等小学校の「開校五十年記念児童成績品及教育参考品展覧会」 |
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校、それに「内地各府県」の児童成績品なども加えて構成された。その第六室は「本道六 市児童成績品室」に充てられたが、そこには量徳(小樽市)、弥生(函館市)、大成(旭川市) 、成徳(室蘭市)、釧路第一(釧路市)の... |
第八編 転換期の札幌 第七章 社会生活 第一節 札幌市民の生活史 五 満州事変と市民の反応 婦人会活動 |
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る計画をたて、十月中旬同会北海道支部でも一〇〇〇個分担することになった。これはす ぐに市・支庁に割り当てられ、札幌市は五六個であった(北タイ昭6・10・15)。この割当 募集に対し、「各地とも熱狂的な応募振で... |
第八編 転換期の札幌 第七章 社会生活 第二節 社会政策の展開 四 公営社会施設と民間社会施設 民間社会事業施設 |
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されてきた(北タイ昭4・5・4)。一方愛隣館は、本来豊平細民街の人びとの修養施設とし て大正十四年に建てられたもので、昭和初期の不況とともに失業者群があふれてきたため 、昭和二年無料宿泊所として収容した。表-... |