同志社大学・京都府立図書館共同事業/京都府立図書館貴重書コレクション

明治期から戦後期(第二次世界大戦後の日本占領下の時期)に主として外国人を対象として作成された書物を,同志社大学および京都府立図書館が持つ資料を中心としてデジタル化しました。

資料-1

日本を紹介したいわゆる「日本観光資料」は明治期から戦後の日本占領期まで数多く作成され、その内容も時代とともに大きく変化している興味深い資料であると言えます。京都府立図書館は、これらの図書の多くを寄贈されており、とくに第2次世界大戦後の占領下で設置されたクルーガー図書館の蔵書を「クルーガー文庫」としてまとまった形で受け継いでいます。また連合国軍総司令部(GHQ)の民間情報教育局(CIE)が設置したいわゆるCIE図書館でも多くの日本観光資料を収集しており、京都府立図書館以外に同志社大学を含む京都府内の各所で分散して所蔵されています。