浜松市立中央図書館/浜松市文化遺産デジタルアーカイブ

史資料
目録データ 立体資料
識別番号
0010-0000-0000-0000-0000-0000-2670 
資料所蔵機関の名称
浜松市博物館
タイトル
> 頭陀寺の鰐口  
タイトル読み
ずだじのわにぐち 
数量
1口 
大きさ(縦)
直径33cm、幅33cm、厚さ15.1cm 
材質
青銅製 
解題・説明
鰐口は寺社に掛けられた青銅製の一種の打楽器で、古くは「金口(こんく)」とも「ひらがね」とも呼ばれた。浜松市南区頭陀寺町にある古刹頭陀寺に旧蔵されていたもので、蓮華文(れんげもん)の撞座(つきざ)を中心に2条の突線を、周縁と内側に2帯配した簡素ながら力強い作品である。撞座をめぐって相対する陰刻の銘がある。
 「頭陀寺 奉鋳金口一口大勧進僧敬意 文永五年戊辰十二月十五日 寺家同心 (鋳物□[師]□佐□□末)」
撞座の蓮子(れんじ)を示す小円は、もと密接していたのを後世中心1個、周囲8個、計9個に彫り改めた形跡がある。また銘文のうち括弧(かっこ)で示した最後の一行を故意に削って消した跡がある。この2点について多少の議論があるらしいが、本鰐口の真偽にかかわるものではない。従って、文永5年(1268年)という紀年銘からして、本例は静岡県下最古の鰐口というべく極めて貴重な資料である。 参考文献:「指定文化財のしおり」 発行/浜松市教育委員会 
資料種別詳細
博物館所蔵資料 
文化財情報
浜松市指定有形文化財(工芸品)