高岡市雲龍山勝興寺/文化財デジタルアーカイブ

宝物
目録データ 静止画(写真・絵等)
識別番号
0000-0000-0010-0000-0000-0000-0060 
資料所蔵機関の名称
勝興寺
資料群1
> 絵画
タイトル
> 寿老人松竹鶴図  
タイトル読み
じゅろうじんしょうちくかくず 
撮影、作画年(和暦)
江戸時代初期 
数量
三幅 
形状
掛幅 
大きさ(縦)
中幅(寿老人) 縦107.0cm 横52.0cm、右幅(向かって左 竹に鶴) 縦107.4cm 横51.8cm、左幅(向かって右 松に鶴) 縦105.8cm 横51.8cm 
形態に関する注記
絹本著色、掛幅装、印籠蓋桐箱、箱蓋表墨書「御かけ物 左まつに鶴 中寿老人 右たけに鶴 狩野探雪筆 三ふく對」 落款「探雪筆」 印章・朱文方印「探雪」  
解題・説明
作者の狩野探雪守定は、江戸時代の画壇に巨大な影響を与えた狩野探幽守信(1602~74)の次男として明暦元年(1655)に生まれた。通称は主殿(とのも)、探雪または孟隣斎と号した幕府の画員であった。正徳4年(1714)60歳にして没す。探幽は、長男の探信守政が相続すべき知行を両分して探雪に一家をたてさせるが、探雪の子の探牛は早世し、その家系は断絶する。 本作の主題の寿老人は、七福神の一人である。道教における南極星の精であるが、福徳をもたらす福禄寿と同一視されることが多い。本作でも、寿老人が白い鹿に寄りかかるように描かれており、鹿の「ろく」に禄を掛け、松に長生(寿)を掛けて、福禄寿に見立てることを可能にする。左幅に強靭な生命力を持つ竹、また左右幅に仙人の乗り物で長寿のシンボルでもある鶴を配して、より祝儀的な内容を持っている。父・探幽に似た余白を活かした淡泊な画風であるが、大書院に掛けるにふさわしい三幅対の威風をそなえた絵である。(高田克宏)【参考文献】『浄土真宗と本願寺の名宝Ⅰ-受け継がれる美とこころ-』龍谷大学 龍谷ミュージアム,平成28年(2016) 
原本の所在
勝興寺 
資料番号
『勝興寺宝物展』図録番号:6、『勝興寺絵画目録』整理番号:三九一 
その他関連ページ
宝物作品解説 
出版物・関連資料
『勝興寺宝物展 重要文化財勝興寺本堂落慶記念』(勝興寺ほか 2005) 
資料種別
絵画 
既刊目録名
『雲龍山勝興寺絵画目録』(勝興寺文化財保存・活用事業団 2010)