みやこ町歴史民俗博物館/WEB博物館「みやこ遺産」

みやこの「ひと(先人の事績)」

寺田寅彦書簡

大正9年(1920)

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[表]
消印午後10時-12時
赤坂区青山南町六ノ一〇八
 小宮豊隆様
    本郷曙町
    十三
      寺田寅彦


[裏]
御はがき難有う、バーベリオンといふ人は字引を引いても出て来ないが兎に角僕に似た処があるといふなら参考の為に読んで見ましやう、丸善へ頼みました」「仮名で書いた……大きな声で」を「花の名を書いた仮名を一字/\はなして大きな声で」と改める事に賛成致します」 電車は此れから修繕致します、理学博士金米糖もいゝがなるべくなら唯の金米糖にして頂きたいものです。」 金米糖といふのは朝日に出で居る荒木又右彳門の講談に鴨川何とかいふへボの剣道師範の弟に与へられた余り名誉でないプソイドニームですが何だか考へれば考へる程自分に適当な名のやうな気がしたので此れを失敬したのです。」 少し暖になると又絵がかき度くなつて来た 絵をかく方がたしかに気持はいゝ。」 ちつと遊びに来てくれませんか
三月廿四日