みやこ町歴史民俗博物館/WEB博物館「みやこ遺産」

みやこの「ひと(先人の事績)」

寺田寅彦書簡

大正7年(1918)

444_001    444_002
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[表]
消印午前9時-10時
青山南町六ノ一〇八
小宮豊隆様
  本郷曙町十三
     寺田寅彦


[裏]
拝復 例のウロ/\の年はどうも僕には確に測定するだけの記臆(ママ)も材料もなくて相すみません、先生が文展評をかゝれた時はなんでも開会当日の朝早く行つて開門を待つたかと思ひますので此時は余りウロ/\する事はなかつたように思ふがそれも余りハツキリしません 「午前九時頃」とある処から見ると或はそうかも知れん、「神田錦町の医者からすぐ上野へ」とあるが此方から決定する事は出来ますまいか」 小供の入院したのはもうズット前の事で今ではもうよくなりましたから御安心を願ひます」 此頃色〻の事でウロ/\して居ます、いづれ御目にかゝつて御話しゝます、松根君が帰つたら一つ又何処かで会ひましよう