綾川町立図書館/デジタルアーカイブ

滝宮ばやし読本

鞍掛山・横山


横山

 滝宮の地名の「瀧」の字の根源は綾川に龍が住んでいたことによるとの言い伝えもあります。綾川の西北に、高くそびえる山の姿が、青い龍が綾川の清流を巻き上げ、東方より西方に向かって中天ののぼるお姿もかくのごとくかと名付けて龍山と言い、またの名を横山と言いました。
 横山は川西西部、丸亀市との境に位置する標高254mの山です。写真で4つのこぶがありますが、左から竜王山、横山、大原、宮山の4つの山が、横山山塊(さんかい)を形成し、丸亀市と綾川町を南北に分断しています。
 平成のはじめぐらいまで南東斜面ではみかんのパイロット農業が行われていました。
 尾根上には今から1700年ほど前の古墳時代前期に築かれた前方後円墳や円墳があり、「横山経塚古墳群(きょうづかこふんぐん)」や「横峰古墳群(よこみねこふんぐん)」などと呼ばれています。一般的な古墳が土を盛り上げて築かれるのに対して、これらの古墳は石を積み上げて築かれた「積石塚(つみいしづか)」といわれるもので、この地域に権力者が居たことを示すものです。横峰古墳からは青銅鏡が出土したという報告もあります。