遺物編
第1章 信仰(1)
8 板碑集成
在所地 東広島市志和町内
年 代 安土桃山時代 天正四年(1576) 形 状 花崗岩 高さ五七cm ヨコ三七cm タテ一二cm 形 式 自然石板碑 種 子 (円相に)キリーク・阿弥陀 銘 文 妙通 禅定尼 天正四年 十一月日 概 要 該地は小字を東正といい、古い屋敷跡もあり、天正四年といえば戦国時代末期で、内村とよばれたこの地は石井氏の支配地であり、その石井氏ゆかりの女性のための供養碑で板碑が墓石に変遷する過渡期のものと考えられる。 ![]() [志和内阿弥陀種子板碑] |