東広島市立図書館/東広島市デジタルアーカイブ

東広島市の石造物

遺物編

第1章 信仰(1)

4 宝篋印塔

 (県重文)
所在地 東広島市河内町小田
年 代 南北朝時代
形 状 花崗岩 高さ二二五cm ヨコ五七cm タテ五七cm
種 子 なし
銘 文 無銘
概 要 興雲山真光寺は永正十三年(1516)小田城主の菩提寺として十一代城主小田官領太夫真光(まさみつ)が建立し開山は僧友之益である。
 江戸末期廃寺になっていたが、城主の位牌も残っており、お堂を区民の懇志で建立した。
 境内には十四世紀(南北朝時代)の宝篋印塔が8基ある。その中で特に大きいのが、小田景範の墓と言われていたが、景範は元亀三年(1572)没しているので宝篋印塔は少なくとも景範の没年よりも約二〇〇年古いのでそのようなことは考えられない。東広島市の中世の宝篋印塔として最大級で芸術的価値も高い優品である。

[廃真光寺宝篋印塔]