五條市教育委員会/中家文書調査報告書

中家文書調査報告書

第四章 翻刻

一 中家文書のうち、その特色を示して代表的だと考えられるものから選択し、収録した。
一 翻刻に当たっては、史料の体裁を維持することにつとめつつ、以下の点に留意した。
一 目録番号・年次・表題を表示した。
一 史料には適宜、読点「、」や並列点「・」を付けた。
一 表記は、旧字体・略字を原則として常用字体に統一した。ただし、人名・地名など固有名
  詞は原文どおりとした。助詞として用いられる「者」(は)・茂(も)・江(え)・「而」(て)・
  「而巳」(のみ)・「与」(と)はそのままとした。
  ※(例)五條、五条、集会、佐名傳、枩治郎などの表記はそのままとする。
一 原文にある合字は適宜改めた。
一 「直段」など、近世特有の漢字の用い方はそのまま残した。
一 文字が判読できない箇所はで示した。その理由が虫損・欠損などの場合は、その旨を注
  記した。
一 史料中、本文以外の部分は「 」で示し、その右傍に(端裏書)、(付箋)などと注記した。
一 史料の平出、闕字はそのまま残した。
一 文章や文字が通じない箇所には(ママ)と注記した。
一 史料中の身分差別をあらわす名辞は、史実を正しく認識するためにそのまま表記した。
 
 釈文の翻刻に当たっては、主に山崎竜洋、恩地藍子が担当した。
 尚、寛永一六年四月十一日伝馬定高札の現状は衝立に転用されているため、一部判読が不能状態にある。しかしその重要性にかんがみて、未だかって全文が江湖に紹介されていないことも考慮して〔箱3-346〕の写しを採用して翻刻した。
 
 翻刻のデジタル化に当たって
  一 デジタル化に当たって、刊本で縦書きであったものを横書きに改めた。
  一 割書きは、〈 〉で囲み、改行を/で表した。
  一 印が捺されているものについては、(印)と表示した。