明石市立図書館/明石 郷土の記憶デジタル版

明石の農村

鳥羽地区

講(こう)

 昭和40年頃まで現在の鳥羽野々上会館の場所に阿弥陀堂があった。明治中期まで堂守がいたが、堂守不在後専任者がいなくなったため、地域の一定年齢に達した女性により、阿弥陀さまをお祀(まつ)りする講が結ばれ今日に至っている。主な活動内容としては、原則として阿弥陀さまの日(毎月14日)に集い、念仏を唱えた後に懇親会を開く。また、講中の人が当番を決め、毎朝、清掃や茶花のお供えをしている。その他、お盆には地蔵巡り(8月24日)をする人々を接待し、寺主催の塔婆供養(とうばくよう)の行事に協力することや、花祭り(5月7日)、更には春・秋の彼岸、涅槃(ねはん)の行事などの諸活動を行っている。この講は念仏講ともいう。

地蔵盆